ゆったり為替は週足から月足をメインにしてトレードしており、取引機会はわずかです。
取引機会を増やすべく、マイナー通貨ペアやFX以外の金融商品を探検することにします。
探したところ、豪ドル/人民元(AUD/CNH)の値動きが特徴的だったので、備忘録を兼ねて紹介しましょう。
豪ドル/人民元(AUD/CNH)の30年チャート
ゆったり為替は1971年以降(または1973年以降)の超長期チャートの調査を好みます。
現行の為替制度が採用されてから現在に至るまでの推移を見て、その後、バブル崩壊後のチャートをチェックします。
ただし、50年チャートを探すことは容易でなく、豪ドル/人民元(AUD/CNH)も同様でした。
そこで、バブル崩壊以降の超長期チャートを確認します。

上はPACIFIC Exchange Rate Serviceのチャートで、1993年以降を表示しています。
底値を見ると、特徴的です。
1993年の値動きについて、それ以前の動きが不明なのでよくわかりません。
しかし、AUD/JPYを参考にして考えると、ここでバブル崩壊直後の底値を付けた模様です。
2001年の底値は、ITバブル崩壊の頃です。
2008年はリーマンショック、2015年は中国株の急落と人民元の切り下げ、そして2020年はコロナショックです。
経済的に大きなイベントがあると、決まって下落したことがわかります。
そして、リーマンショック時の安値付近でサポートラインを確認できます。
ざっくりと見て、サポートラインはAUD/CNH=4.4の周辺でしょうか。
そこで、AUD/CNH=4.4付近を当面の下限と見て、買い取引でのトレードを検討できそうです。
サポートラインをしっかりと下抜けたら、無理に取引せずに様子見です。
あるいは、売りで取引するのも面白いかもしれません。
豪ドル/人民元(AUD/CNH)の10年チャート

30年チャートでは詳細が分からないので、次にIG証券の10年チャートでチェックします。
いい感じでレンジ相場を形成しており、トレードチャンスがありそうです。
チャート中ほどに長い下ヒゲがあり、これは2020年3月なのでコロナショックの影響だと考えられます。
コロナショックは一時的で、その後、すぐに元の範囲に戻っています。
サポートラインをより正確に見ると、AUD/CNH=4.4台半ばくらいだといえそうです。
その他の値動きも踏まえて考えると、AUD/CNH=4.5台前半で買い、AUD/CNH=4.8くらいで利食いするというトレードを検討できます。
損切りはAUD/CNH=4.4台前半と言ったところでしょうか。
利幅は0.25~くらいで、損失幅は0.1くらい。
利大損小となっていて、トレードの基本に沿ったプランです。
この方法で取引して、過去の10年チャートの値動きが繰り返される場合、損切りになる場面があると想定できます。
しかし、利食いの回数のほうが多いうえに利大損小なので、合計でプラスを期待できるという試算です。
なお、買うときには、AUD/CNH=4.5台前半で機械的に買うのではなく、下落局面から上昇に転じたことを確認してから買うと、成績が良くなる可能性がありそうです。
豪ドル/人民元(AUD/CNH)の週足チャート

表示期間を2023年末以降に絞って、週足チャートを確認してみます。
直近は下落傾向で、良い感じです。
さらに下落して、4.5台に明確に突入し、その後に何らかの上昇シグナルを確認したら、買いを検討できそうです。
シグナルの確認について、ゆったり為替はインジケーターを全く使いません。
ローソク足と1~2本の補助線のみ使い、おおむねピンバーばかり狙っています。
IG証券の顧客のトレード状況
最近、いくつかのFX業者では顧客のポジション状況を知らせてくれるので、興味深いです。
他人がどのようにトレードしているかという情報は、ゆったり為替のトレード方針に何らの影響を与えません。
しかし、ブログ記事としては興味深いので、IG証券の顧客はAUD/CNHをどのようにトレードしているのか、見てみました。

ほとんどが買いポジションです。
買いポジションを持つとスワップポイントが大きいので、自然な結果かもしれません。
さらに興味深いのは、IG証券ではおよそ何人がポジションを持っているのかを公開してくれている点です。
当記事執筆時点で、豪ドル/人民元(AUD/CNH)でポジションを持っているユーザー数は、わずか0~50名です。
さすが、マイナー通貨ペア。
と言いますか、この通貨ペアを取引している人数が0でないという点が興味深いです。
ゆったり為替のように、少しでも有利な通貨ペアを探そうと頑張っているユーザーがいるんだな、と親近感を覚えます。
ゆったり為替のトレード方針(まとめ)
ゆったり為替ならこのようにトレードを検討するだろう、という内容をまとめます。
- レンジの下側で買う(AUD/CNH=4.5台前半が目途か)
- AUD/CNH=4.5台前半まで下落したら機械的に買うのではなく、下落から上昇に転じる場面を狙う
- 利食いポイントはAUD/CNH=4.8くらいか
- 損切りポイントはAUD/CNH=4.4台前半か
過去の値動きが今後も繰り返されるなら、トレード成績はプラスになると想定できます。
なお、これはゆったり為替の案であって、だれにでも同意できる内容というわけではないでしょう。
自分自身のプランを作るという作業も、FXの楽しみの1つです。