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トラリピ

トラリピのリスク

投稿日:2019年1月20日 更新日:

トラリピのリスクは何でしょうか。

リスクが分かれば、対策を練ることができます。対策を練れば、負ける確率を減らし、勝つ確率を高められるでしょう。

為替レート急落はトラリピ特有のリスクでない

SNS等を見ていると、為替レートが急落したとき、トラリピで損したという投稿が多くなるように見えます。

ということは、為替レートの急落がトラリピのリスクでしょうか。

おそらく、それは誤りです。

トラリピに限らず、裁量トレードでも何でも、買っているときに為替レートが急落すれば、損になります。また、急落に備えて売りのトラリピをすれば、稼ぐことができます。

為替レートの急落は、トラリピ特有のリスクではありません。

また、為替レートの上下動があるから、FXで利食いするチャンスが生まれます。急落や急騰がダメだということになると、利食いできません。

ゆったり為替のリピート系注文

また、ゆったり為替は、リピート系注文(トラリピなど)で買い注文をしていますが、急落は大歓迎です。数多く利食いしてくれるからです。

2019年1月3日に、為替レートの急落と急騰が発生しました。

わずか30分程の時間で、ゆったり為替は通常の1か月分くらいの利食いを確保しました。リピート系注文にとって、急落は最高のごちそうだと表現することも可能です。

では、トラリピ特有のリスクとは、何でしょうか。

トラリピ最大のリスク

ゆったり為替が考えるトラリピ最大のリスクは、自己資金を常に相場に置いていることです。すなわち、トラリピは常に取引を継続しています。

裁量トレードでは、ほぼあり得ないでしょう。裁量トレードの場合と比較します。

裁量トレード

裁量トレードの場合、取引開始のタイミングをジッと待ちます。そして、ここがチャンスだと思った時点で、取引開始です。

その後、為替レートの推移に従って、利食いまたは損切りとなります。そして再び、取引の機会をうかがいます。

要するに、トレードチャンスでない間はポジションを持ちません。ポジションを持っていなければ、為替レートがどのように動いても資金は減りません。

急落だろうが急騰だろうが、世の中が騒然となっても、自己資金は傷つきません。

要するに、安全です。

トラリピ

一方、トラリピは、ひとたび取引を開始したら、ずっと発注を繰り返すのが基本です。

私たちが起きているときも寝ているときも、相場が大混乱のときも穏やかなときも、ひたすら注文を継続します。すなわち、自己資金を常にリスクにさらしています。

これが、トラリピ最大のリスクです。裁量トレードには存在しないリスクと言えるでしょう。

しかし、トラリピは24時間稼働するから価値があります。私たちが何もしなくても、勝手に利食いを繰り返してくれます。

これは、裁量取引には存在しないメリットです。

トラリピ特有のリスクの回避方法

トラリピ特有のリスクが分かりました。そこで、このリスクを回避または軽減する方法を考察します。

裁量トレードのように取引する

リスク回避方法として、裁量トレードと同じようにトラリピをするという案があります。

これからレンジなると思えば、レンジの範囲で売買を繰り返します。そして、そろそろレンジが終わると思えば、そこでトラリピを終了します。相場を読んでいますから、裁量トレードです。

しかし、この方法は、一部のトレーダーを除いて困難だと予想できます。

なぜなら、的確に相場を読む必要があるからです。的確に相場を読める場合、トラリピをわざわざする必要性は薄いです。裁量トレードで自由に勝てるのですから。

トラリピの場合、広い範囲に数多くの注文をばらまき、放置するのが基本です。この方法を採用する理由は、相場を読めないからです。

よって、トラリピで裁量トレードのように取引するという案は、多くの人には難しい選択肢となります。

急落歓迎と言える範囲で発注する

そこで、考え方を変えます。急落は避けるべきものでなく、歓迎すべきものとします。

と言いますのは、急落を避けようとしても、いつ起きるか分かりません。避けるのは大変です。また、避けられずに急落に巻き込まれて損したくありません。

一方で、トラリピは為替レートの上下動で利食いを繰り返す手法です。

ならば、急落を歓迎しようという話になります。急落でロスカットにならなければ、為替レートの乱高下で多数の利食い回数を確保できます。

豪ドル/円の長期チャート

この思考を極端にしたのが、ゆったり為替の設定です。下の月足チャートは、豪ドル/円です。

豪ドル円のチャート

1995年からの表示です。これを見ますと、円高記録は55円前後、円安記録は100円台だと分かります。

ならば、この範囲で広くリピート系注文(トラリピ等)をすればリスクを軽減できる、という話になります。

ゆったり為替は、55.0円~84.8円の範囲で買い注文を出しています。それよりも円安で買うと、その後の円高で含み損が巨大化するのが嫌です。そこで、円安部分での買いは控えています。

この設定なら、5円や10円の大暴落があっても余裕です。むしろ、たくさん約定してくれるのでうれしいです。

55円~85円の範囲での設定は広すぎでしょ!という場合は、下のチャートで考えます。リーマンショックが終了した2009年以降です(M2Jからの引用)。

豪ドル円の中期チャート

これなら、円高になっても72円を意識すればOKという話になります。

ただし、過去の円高記録は55円くらいです。過去3回も60円割れを実現していますから、今後も55円になる可能性があります。よって、72円をしっかりと下回る場合は、損切りが必要です。

これは、リスク回避の視点を少し弱くすることにより、発注範囲を狭くするという案です。

いずれにしましても、発注範囲を広くすることにより、為替レートの急落を味方にすることができます。

ゆったり為替の設定のデメリット

では、ゆったり為替の方法のデメリットは何でしょうか。リスク回避のために採用していますが、リスクを完全に回避するのは不可能です。

資金効率が良くない

55円~85円くらいの範囲で発注するとします。そして、為替レートは85円前後で推移しているとします。

この場合、55円~80円くらいの発注が無駄になります。すなわち、その巨大な範囲で発注するために準備した資金は、口座内で眠り続けることになります。

資金効率が良くないです。

しかし、損してしまうことと比較したら、資金効率が多少悪くても問題ありません。損しないことが重要です。

豪ドル/円=30円

豪ドル/円=30円と書きましたが、20円でも10円でもいいです。要するに、いまだかつてない超円高が実現したら、さすがにロスカットになります。

この場合、対応は困難です。損切りになるでしょう。ただ、豪ドル/円=30円が実現するか?と問われれば、「実現しないだろう」と回答したいです。皆様は、どうでしょうか。

スワップポイントがマイナスになるとき

また、超円高になると同時に、スワップポイントが逆転するのも、具合が悪いです。数多くのポジションを持ち、毎日のスワップポイントがマイナスになるからです。

これについては、将来の話なので何とも言えません。そこで、過去はどうだったか?を確認しましょう。

スワップポイントはFX業者ごとに異なります。そこで、豪州と日本の政策金利を比較しましょう。「豪州-日本>0」ならば、豪ドル/円を買うときスワップポイントは基本的にプラスです。

政策金利

1995年以降のグラフですが、常に豪州の政策金利が上にあります。日本はゼロ付近に張り付いてます。

今後、逆転するかもしれません。しかし、予見可能な将来において、政策金利の逆転を想定するのは難しいと思います。

以上、ゆったり為替の設定のデメリット3つを確認しました。リスク回避に注力していますが、デメリットは受け入れ可能な範囲なのでは?と思います。

このデメリットは受入不可能だ!という場合は、別の取引方法を探すことになります。

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