トラリピ

トラリピの新サービス「プロモデル」

投稿日:2017年4月11日 更新日:

2019年1月19日追記:
トラリピ「プロモデル」は、2017年9月ごろから休止しています。

トラリピは、取引を開始したら10年以上の長期間で稼働させるのが王道だと思います。

しかし、M2Jにより、3か月でトラリピを完結させる新しい情報サービスが始まりました。「Pro Model(プロモデル)」です。以下の画像は全てM2Jからの引用です。

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 プロモデルとは

プロモデルって何?を簡潔にご紹介しますと、以下の通りです。

  • M2Jがオプション動向を分析し、今後3か月間のトラリピ方針を提供
  • その方針に基づき、トラリピ開始
  • 3か月後、注文とポジションをすべて削除
  • その後、新規のトラリピ方針に従ってトラリピ開始
  • 3か月後、注文とポジションをすべて削除(以下繰り返し)

3か月サイクルの取引となります。ただし、トラリピ方針そのものは毎月提供されます。4月に始めた人は、次は7月のトラリピ方針を使います。5月に始めた人は、次は8月のトラリピ方針を使うという具合です。

そして、発注イメージは以下の通りです。取引範囲が示され、上部では売りトラリピ、下部では買いトラリピを実行します。

ということは、レンジ相場になれば良好な成績を収められるでしょう。

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逆に言えば、一方的な展開ではロスカット注文が成立して損になるということになります。

M2Jもそこは分かっていますので、相場状況によってはプロモデルによる設定を提示しない(トラリピに向かないだろう)という判定が出ることもあるようです。

プロモデルのバックテスト結果

では、プロモデルを使ったバックテスト結果を2つ確認しましょう。M2Jホームページでは2つ公開されています。

下のグラフは、ユーロ/米ドル(EUR/USD)でプロモデルを使った取引の損益状況です。2016年3月から1年間取引した結果です。投資額に対する利益の割合は、1年間で15.2%でした。

途中で青線が下方向に下がっていることが分かります。これは、3か月ごとの取引見直しで注文とポジションを削除した結果でしょう。

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一方、豪ドル/米ドル(AUD/USD)でプロモデルを使った取引の損益状況は下の通りです。投資額に対する利益の割合は、1年間で21.3%でした。

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ゆったり為替の考察

トラリピは、放置で継続的に取引するのが王道だと思います。しかし、今回は短期トレードです。M2Jは攻めているなあ~と感じました。

ただし、短期と言っても3か月間の取引の繰り返しです。取引範囲を変えつつも、結果的には長期の取引になるでしょう。

このプロモデルは3か月ごとに取引設定を見直します。その際、今までの設定やポジションは削除することになります。

しかし、現在稼働している設定と、新規に示されたプロモデルの内容に重複が大きい場合は、ポジションの削除は不要になるだろうと思います。

すなわち、重複していない部分だけ削除する方が好成績になるのでは?と予想します。

また、利食いよりも損失回避を重視したい場合、下の図で2と3のコアレンジの発注はしないという方法もあるだろうと思います。コアレンジの取引がないと、利食い額は減るでしょう。

しかし、ロスカット注文が成立するときの損失をかなり減らせるでしょう。

コアレンジの取引を全削除するのは惜しいな…という場合は、取引数量やトラップ幅を調整することにより、損失時の額を減らしながらもコアレンジの注文が可能になります。

toraripi-2

必要な証拠金

このプロモデルを実行するための推奨証拠金を確認しましょう。200万円です。ただし、1注文あたり2,000通貨です。そこで、1,000通貨で取引すれば、100万円を準備すればOKとなります。

さらに、コアレンジ2と3で取引しない場合は、必要証拠金をもっと減らせるでしょう。すなわち、M2Jは200万円を推奨していますが、設定次第で少額から取引可能です。

トラリピのM2Jが「プロモデル」をリリースしてから数か月が経過しました。

トラリピが生きるのは長期トレードだと思いますが、プロモデルは3ヵ月の短期トレードです。M2Jの方針に変更があったのだろうか?というわけで、M2Jに確認しました。

M2Jの方針は、今も昔も同じ

M2Jに確認した結果、会社としての方針に変更はありませんでした。トラリピは長期で運用するのが望ましいです。

…では、プロモデルは何だろう?という感じになります。そこで、プロモデル誕生の背景を尋ねました。

M2Jとしては、長期運用してほしい旨、顧客に案内しています。しかし、実際の取引動向を見ますと、短期トレードをする顧客層が少なくないそうです。

短期トレードを志向する顧客に対して「長期がいいよ!」と訴えても、心に響かないでしょう。

だったら、短期を志向する顧客向けにサービスを開発しようじゃないか、というわけで、プロモデルが開発・リリースされました。

というわけで、M2Jが率先して短期トレードを訴求するようになったのではなく、M2Jが顧客に近づいた結果です。

プロモデルの良否は、少なくとも1年以上運用してから判定したい

では、プロモデルを実際に使ってトレードした場合、成績はどうなるでしょうか。それは、やってみなければ分かりません。

バックテストやフォワードテストで良好な成績だったとしても、それはこれからのトレードの成績を保証しません。

なお、実際にトレードしてみる場合、プロモデルが自分にとって使えるかどうかを判定するには、少なくとも1年間の運用が必要と思います。

数か月の運用で判定するのは、短期過ぎると思います。相場は日々変化するので、たまたまうまくいかない相場環境だったということがありうるからです。

そこで、プロモデルを使う際は、「最初は少額で運用し、成績を見ながら徐々に投入額を引き上げる」という方針が良いだろうと思います。

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