トラリピ実践記録

トラリピでトルコリラ円の公開トレード【取引設定】

投稿日:2016年8月17日 更新日:

トラリピを使って、トルコリラ円の公開トレードをします。

今回は、その設定や安全性、予想される収益率などを検討します。

公開トレードの取引設定

公開トレードの取引設定は、以下の通りです。

  • 通貨ペア:トルコリラ円
  • 取引範囲:20.20円~35.00円(当座)
  • 売買:買い
  • 1取引の数量:1,000通貨
  • トラップ幅:40銭
  • 利食い幅:40銭
  • 必要証拠金:31万円強
  • 取引開始日:2016年8月16日

以下、検討を加えてみましょう。

大きく円安になったら?

今回のトラリピでは、トルコリラ円が35円よりも大きく円安になると、利食いできません。注文(トラップ)がないからです。

では、35円よりも円安になったらどうしましょう。

これは人によって判断が分かれるところでしょうが、今回は追加のトラップを設定しないという選択にします。

40円、45円と円安になると、利食いもスワップポイントもなしということになりますが、今回はこの設定にします。

あまりに円安傾向がスゴイということになりましたら、その時に改めて考えます。

大きく円高になったら?

比較的高値で買って、その後円高になって含み損になったらどうしようという問題があります。

しかし、ある程度の含み損は怖くありません。

20円近くになっても耐えられる設定にしています。また、利食いとスワップポイントで証拠金が増えていきますから、円高になっても耐えられると考えています。

トルコリラ円のチャート

トルコリラ円の日足チャートを確認しましょう。下のチャートはマネースクウェア・ジャパン(M2J)からの引用です。

tryjpy-daily-chart-201608

横線は1円ごとに書いてあります。今回の利幅は40銭ですので、この線の半分ほどの上昇があれば利食いできます。

大きな値動きがあった場所を探しますと、チャートの中ほどに大きな陰線があります。これは6月24日のイギリス国民投票を受けた動きです。

大きく円高になっていますが、同時に円安にもなっています。

取引していれば、ここで数回以上の利食いができたかな、と思います。

その後も、連続陽線で1円~2円の円安になった場面が、数回あります。そこでも、何回もリピートできたかなと思います。

一方、チャートの一番右あたりの値動きでは、1回も利食いできないと予想できます。

今後の値動きは不明ですが、上のチャートの様子を考えると、以下の予想が可能です。

リピート頻度予想

チャートを踏まえて考えますと、1日に何度も利食いできる場面がありそうです。その一方、1週間以上にわたって1回も利食いしないこともあるでしょう。

このような予想を立てる場合、「きょうの成績はどうかな?(ウキウキ)」という感じで口座を毎日確認するのは、良くありません。

1週間以上にわたって利食いが1回もないと、うんざりしてしまう可能性があるからです。よって、M2Jの口座確認は、1か月に1回でも良いかもしれません。

毎日利食いしないと我慢できない!という場合は、トラップ幅(指値と指値の間の距離)をもっと近くする必要があります。

トラップ幅が狭くなると、その分だけ必要な証拠金が大きくなりますので、事前にしっかりと計算しましょう。

なお、トラリピは、毎日の利食いを求めるトレード手法ではなく、長期的に資産を形成する「資産運用」です。

3か月~1年間くらい放っておいて、気づいたら証拠金が増えていた!ラッキー!くらいの気持ちでいるのが、ちょうど良いかもしれません。

収益率予想

1年間トラリピを継続した場合の収益率を、予想します。

上で考えた見込では、1日に複数回利食いすることもありうるけれど、1週間以上利食いなしもあるだろうという内容でした。

1年間の営業日数は250日くらいです。毎日1回リピートしてくれれば最高ですが、それを期待するのは難しいかもしれません。そこで、200回未満としましょう。

(…と書きつつ、時折ドカンと大きな乱高下があるのも相場です。その乱高下で一気に利食いを繰り返してくれないかなあ、とも期待しています。)

あと、無視できないのがスワップポイントの大きさです。他の通貨ペアにはない大きさです。

円高で推移すれば、含み損が出てしまいます。しかし、スワップポイントが大きくなります。円高が進まない場合、ポジション数が少ないのでスワップポイントも小さくなるでしょう。

よって、事前に収益を予想するのは難しいですが、以下の通りとしてみます。

  • 1回のリピートで得られる額:400円
  • 1年間のリピート回数:200回未満
  • スワップポイント:無視できない大きさ

この3つを総合的に考えますと、年間で200回のリピートと同等の額を得られるのでは?と期待を込めても良いかもしれません。

これが実現する場合、200回×400円=80,000円を獲得できます。

一方、証拠金は30万円です。ということは、年間収益率は26.7%です。4年で資金が2倍になる計算です。

4年で資金が2倍というのは、収益率がちょっと高すぎる試算かもしれません。そこで、年間で150回のリピートと同等の額を獲得できると想定してみます。

150回×400円=60,000円

この場合、収益率は20%となります。5年で資金が2倍になります。

ちょっと大人しいかなあ、という予想でも年率26.7%の予想、そして、それでは高すぎるかも?というわけで、さらに控えめにした予想で、年率20%です。

なかなかいい感じではないでしょうか。

この試算が正解かどうか、それは1年後に分かります。随時報告していきたいと思います。

一度も利食いしない場合

参考までに、全ての買い注文が成立したあと1回も利食いせず、そのまま1年間が経過する場合を考えてみましょう。

  • 1,000通貨×37本のトラップ
  • 1,000通貨当たりスワップポイント6円/日と仮定

1日のスワップポイントは、37本×6円=222円となります。また、1年間のスワップポイントは、222円×365日=81,030円(年率27%)になります。

1回もリピートしなくても、この年率です。

というわけで、適度にリピートしていれば、これよりも大きな数字を期待できるかもしれません。

必要な証拠金

今回の公開トレードでは、30万円の資金でトルコリラ円のトラリピを開始します。では、ゆったり為替と異なる設定の場合、必要な証拠金はいくらでしょうか。

ゆったり為替のトラリピ設定は、以下の通りです。

以下の通り、34.6円から40銭ごとに買い下がります。買い数量は1,000通貨、利食い幅は40銭です。

34.6円
34.2円
33.8円


そして、20.2円まで買います。20.0円になっても強制ロスカットにならない証拠金として、31.5万円くらい必要です。

ただし、いきなり20円になることはないだろうという理由から、実際に投入した金額は30万円です。

約定頻度を上げたいとき

毎日はリピートしてくれない設定ですが、1年間を通してみると、いい感じの収益率では?と予想しています。

しかし、予想に過ぎないので、実は散々かもしれません。すなわち、2週間も3週間も全然リピートしない状態になるかもしれません。

そこで、トラップを20銭ごとに設定するとします。以下の通りです。

34.6円
34.4円
34.2円


こうすれば、トラップの数が2倍になります。利食い幅を20銭にすれば、どんどんリピートしてくれる可能性があります。もちろん、こちらの設定の方が楽しいと思います。

必要な証拠金が大きくなる

注文本数を2倍に増やすことで問題があるとすれば、必要な証拠金です。

トルコリラ円=20.0円になっても大丈夫な証拠金が、2倍になります。すなわち、63万円くらいです。30万円と60万円では、ずいぶん違います。

また、トルコリラ円=20.0円くらいまで考えておけば十分かな?という予想に基づいています。

実はこの予想が間違いであり、15円まで突き進むかもしれません。その時に、証拠金を追加投入する必要があるかもしれません。

そう考えると、リピート頻度を上げたいから20銭ごとにトラップを仕掛けようと考えるのは、危険かもしれません。

今回のトラリピ設定は、多くの皆様が投入している証拠金額よりも、小さいかもしれません。その理由は以上の通りです。

本当は20銭ごとのトラリピの方が楽しいですが、あえて40銭にしています。

年間収益率予想を見ても、40銭で十分なのでは…という感じがします。投入可能な証拠金はいくらか?これが、取引設定に大きく影響します。

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