長期トレード

スワップ派は先進国通貨ペアをメインに。新興国通貨ペアの取引数量は少なめに。

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113106-2今回のトルコリラ/円(TRY/JPY)の円高と、ヒロセ通商(LION FX)の固定スワップポイント終了は、新興国通貨ペアでのスワップ派の難しさを示しているでしょう。

そこで、「FX究極のスワップ派」の記事を振り返りながら、スワップ派のより良い方針を考えます。

FX究極のスワップ派の記事「トルコリラ円や南アランド円をスワップ派でトレードするときの注意点」において、新興国通貨ペアでスワップ派をする場合の方法をご案内しています。その中に、下の文章があります。

国家としての安定性が高い国の通貨をメイン投資先に設定し、新興国通貨の割合をごく少なくします。こうして、新興国通貨ペアで苦しい状況になっても、全体としては挽回可能にします。

現状は、この方法を採用しているとダメージがとても小さくて済んだと分かります。「FX究極のスワップ派」では、トルコリラ/円(TRY/JPY)のほかに豪ドル/円(AUD/JPY)の長期保有公開トレードもしています。こちらもスワップポイント狙いです。

通貨ペア: 豪ドル/円(AUD/JPY)
買値: 76.1915円
現在: 85円前後を推移

すなわち、9円(900銭)もの含み益です。一方、トルコリラ/円(TRY/JPY)の公開トレードは以下の通りです。

通貨ペア: トルコリラ/円(TRY/JPY)
買値: 39.06円
現在: 30円くらいで推移

こちらの含み損も9円(900銭)です。プラスとマイナスの差はありますが、損益幅は豪ドル/円(AUD/JPY)と同じくらいになりました。

そして、豪ドル/円(AUD/JPY)は先進国通貨ペアですから、安定性が高いです。こちらへの資金投入額を多くします。すると、トルコリラ/円(TRY/JPY)の含み損をカバーしてプラスの成績です。

また、両方の通貨ペアからスワップポイントをもらえますので、その分もプラスです。

トルコリラ/円(TRY/JPY)単体で見ると大変な事態かもしれません。しかし、トレード全体でみると、ダメージはないということになります。

ゆったり為替の公開トレードでは、この方針を反映していません。少額取引ですので、両通貨ペアとも20万円で統一しています。よって、含み損の方が大きくなっています。

結果としては損ですが、自分が納得したうえで実施したトレード方法なので、これは仕方ないかなと思います。公開トレードによって、先進国通貨ペアの比率を上げるべきだという考え方は正しいという結果をお知らせすることができました。

 

この考え方はいつも正しいか?

では、この考え方は「いつも」正しいでしょうか。答えは「いいえ」となります。典型的なのは、2008年のリーマンショックです。

当時、円を含むあらゆる通貨ペアが円高になりました。先進国だろうが新興国だろうがお構いなしです。アイスランドクローナ/円(ISK/JPY)に至っては、FX市場が消滅してしまいまいた。円高よりもキツイです。

南アランド/円(ZAR/JPY)のFX市場も消滅の可能性がありましたが、こちらは生き残りました。

市場消滅はどうしようもないです。しかし、どのような円高になっても耐えられるよう、レバレッジは最大でも2倍までに抑えるべきだと思います(2倍でも耐えられない場合があります)。

→ ヒロセ通商(LION FX)のトルコリラ/円スワップポイントが!
→ トルコリラ円のスワップ派を始めた時の想定と現状の比較




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