「FXゆったりトレード派」は、シストレブログになったかのような感じです。シストレ24に関する情報をたくさん書いてきました。
シストレ24のフルオートで公開トレード
ならば次は実戦でしょう!というわけで、シストレ24のフルオートで公開トレードをします。
今回は、採用する設定やその理由などをご案内します。
トレード開始日
トレード開始日は、2016年10月22日(土)です。
フルオートは、毎週土曜日に設定が有効になります。そこで、今回の設定は今週土曜日から稼働することになります。実際に約定するのは10月24日(月)以降になります。
フルオート設定
フルオートの設定は、ゆったり為替オリジナルです。
フルオート設定画面全体をコピーしました。この記事の一番下に貼りますので、ご覧ください。
こうすれば、取引設定を変えた後から確認したいときに、「あれ?以前の設定はどうだっけ?」と迷うことがありません。
なお、どのフルオート設定を選択するかを決めるにあたり、インヴァスト証券が準備してくれた「金の卵トップ1実現T50」にしようか、かなり考えました。
理由は単純で、「金の卵トップ1実現T50」は成績が良いからです。
しかし、読者の皆様は「金の卵トップ1実現T50」の成績をいつでも確認できます。ゆったり為替が同じ設定を採用しても面白くないだろうと思い、オリジナル設定を使うことにしました。
ゆったり為替のフルオート設定のコンセプト
ゆったり為替オリジナルの、公開トレード用フルオート設定をざっくりと確認しましょう。
- 運用資金:50万円
- 取引額:5,000通貨
- 1か月間の収益率が高いほうから採用
- 最大ストラテジー数:1
- ステータス(and検索):不調、高勝率
- ステータス(or検索):すべて
ステータスから確認しましょう。
「不調かつ高勝率」のストラテジーを採用します。高勝率なのに不調ということは、現在はレアな状態に置かれているということです。
レアな状態は継続しないだろう、元々高勝率なのだから、再び勝ちトレンドに復帰するだろう…そういう意図です。
バックテスト結果の損益グラフは、以下の通りです。いい感じではないでしょうか。
また、運用資金は50万円にしました。これは、50万円という額を先に決めたのではなく、5,000通貨という数量を先に決めて、逆算して決定しました。
この決定過程をご案内します。
証拠金を50万円にした理由
最初に、ゆったり為替オリジナルのフルオートについて、個別のトレードの成績をご覧ください。取引数量は5,000通貨です。縦軸は損益(円)で、横軸はトレード回数です。
過去半年のバックテスト期間で、280回を超えるトレードをしています。
個別取引の損益状況について、大きな特徴があることが分かります。
ゆったり為替がここで注目したのは、(3)の損失額です。裁量トレードをする場合を考えてみます。1取引の損失が4,000円くらいならば、どれくらいの証拠金を入金すべきでしょうか。
ゆったり為替の場合、1取引の損失は証拠金の1%以下に抑えたいです。2%を超えるのは行き過ぎと判断しています。よって、入金額は40万円またはそれ以上となります。
全体としては1取引の損失は4,000円前後ですが、時々大きな負けがあります。この分を考慮して、入金額は50万円としました。
なお、「1取引の損益が証拠金の1%って、小さすぎない?」と感じるかもしれません。このあたりの考察については、下の記事でご確認ください。
大きな損失を計上すると、そこから復活するのは大変なことが分かります。
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ゆったり為替の意見ですが、トレードで生き残るのに重要なのは「いかに稼ぐか」ではなく、「いかに負けないか」だと考えています。
なお、公開トレードでバックテスト通りの結果が出る場合、運用資金は25万円でも大丈夫かもしれません。このあたりは、取引する人のリスク許容度などに依存するでしょう。
最大ストラテジー数
最大ストラテジー数は、1にします。
当ブログで考察してきたいくつもの結果を踏まえますと、最大ストラテジー数は1以外の選択肢を採用しづらいです。
当ブログで記事にしないで、ボツになったフルオート設定は数多くあります。ゆったり為替としては、最大ストラテジー数は1がベストという結果です。
トレード終了の目途
いつまでもこの実戦トレードを続けられれば良いのですが、ゴールを決めたほうが取り組みやすいでしょう。
そこで、下のいずれかの条件に該当したら取引を終了しようと思います。この条件以外でも終了するかもしれません。
- 終了条件1:10万円を獲得(収益率20%)
- 終了条件2:10万円の損失(損失率20%)
バックテスト結果では、半年で16万円くらいのプラスです。数か月は公開トレードを楽しめるのでは?と思います。
ただ、数字の目標達成で画一的に停止するのではなく、達成時の損益グラフやゆったり為替の心境なども考慮して、総合的に終了を判定したいと思います。
さて、ゆったり為替はシストレ24フルオートの勝者となれるでしょうか。定期的に報告記事を書こうと思います。
これはダメだとなったら、フルオートの設定を変更します。そうしなくても良いように、プラスでの推移を期待しています。
リスク
今まで長々と設定を説明してきましたが、この公開トレードでリスクを一つだけ挙げるとするならば、バックテスト期間の短さです。6ヵ月しかありません。
6ヵ月では、円高・レンジ相場・円安・波乱などの相場状況を全て経験しているとはいいがたいでしょう。
すなわち、この6か月で経験していない相場が今後やってくるとき、成績はどうなるでしょう?これについては「分からない」となります。
それでも、インヴァスト証券はバックテスト期間を6ヵ月としてサービスをリリースしました。膨大なデータを分析した結果、6か月で大丈夫と判定した可能性があります。
よって、6か月のバックテスト結果を参考にしてトレードを開始します(ちなみに、日足の場合、ゆったり為替の推奨バックテスト期間は少なくとも5年、可能ならば10年以上です)。
こういったリスクを指摘しだすとキリがありません。銀行口座に入金しておきなさい!という結論になってしまいます。
資金管理を万全にしておいて、その他のリスクはほどほどに考えるというスタンスで取引してOKと思います。
フルオート設定
参考までに、今回のフルオート設定です。縮小コピーしていますので少々読みづらいですが、ご容赦ください。
表の途中から、表示を省略しています。その部分は空欄です。
公開トレードの結果
では、この公開トレードの結果はどうなった?ですが、下のリンク先記事でご確認いただけます。
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