リピート系全般

読者の皆様のお便り:リピート系注文の種類

投稿日:2019年1月27日 更新日:

今回は、読者の皆様からのお便りに回答しつつ、リピート系注文の種類について考察しましょう。

読者の方のお便り

ゆったり為替さんはじめまして。

最近リピート系自動売買を始め、これまでことごとく負けていたのが、突然勝てるようになったので、今リピート系自動売買の種類などを勉強し、ゆったり為替さんのブログにたどりつきました。

今、私のトレードに適した自動売買を探しており、もしよろしければゆったり為替さんのアドバイスをいただければ嬉しいです。

私は、ブロードネットさんのトラッキングトレードを使用しているのですが(そこしか口座がないため)、トラッキングトレードにある自動追尾機能が私にとっては不要なものに思えるのです。

私が感じる自動追尾機能のデメリットは2つあります。

1つは、例えば買いで設定していたとして、相場が急降下した場合、想定レンジ幅の下限を下抜けてもどんどん損切りしながら買い増しされるため、強制ロスカットのリスクが高くなります。

仮に売りで設定していた場合は、急降下するだけなら大儲けできますが、先日のフラッシュクラッシュのように急降下後に急戻しされ長い下ヒゲをつけたような場合は、底値で持った売りポジションが大きな含み損になったり、損切りされたりするのが怖いです。

2つ目のデメリットは、例えば買いで設定していたとして、想定レンジ幅の上限を上抜けた場合、下限の損切りラインがどんどん切り上がっていくことになります。

私は、10万円程度の少額でやっており、想定レンジ幅を広くとることができないので、例えば買いで設定する場合は、チャート分析して強力そうなサポートラインの少し下に想定レンジ幅の下限がくるように設定するのですが、その下限ラインが追尾機能によって切り上げられると、もし価格が戻ってきた場合に天井で持った買いポジションが損切りされる可能性が高くなります。

このように、私にとっては自動追尾機能はデメリットの方が大きいように思えるので、想定レンジ幅を上抜けても下抜けても、一旦終了させ、また仕切り直しというスタイルでリピート系自動売買をしたいのです。

(中略)

それで、各社いろいろリピート系がありますが、想定レンジ幅の上限下限を抜けると新規ポジションの追加が拒否や停止されるリピート系はどのようなものがあるのか、またおひまな時にでも返答いただければ嬉しいです。

リピート系注文の種類

Yさん、お便りありがとうございます。

自動追尾型のリピート系注文に関し、デメリットの考察が完璧です。補足すべき内容が見当たりません。そこで、補足等なしで、リピート系注文の種類についてご案内しましょう。

下の表で、左側がリピート系注文の名称、右側が、そのサービスを展開しているFX業者名等です。

リンクをクリックすると、そのサービスを展開しているFX業者のホームページに移動します。

サービス名 FX業者名等
トラリピ マネースクエア
ループイフダン アイネット証券
トラッキングトレード FXブロードネット
iサイクル注文 外為オンライン
トライオートFX インヴァスト証券
連続予約注文 マネーパートナーズ
オートレール マネックス証券
リピートトレール YJFX!
連続IFDOCO ジャパンネット銀行
MT4 MT4を使えるFX業者
手動トラリピ 全FX業者で可能

この中で、自動追尾不可能なのは「トラリピ」と「手動トラリピ」しかありません(リピートトレールは特殊すぎるので、除外します)。

数が多いので、自動追尾に絞って、各社のツールをざっくりとご案内します。

トラリピ

自動追尾しません(できません)。ただし、「決済トレール」機能を使う場合、決済を我慢して、できるだけ利幅を大きくしようと試みることができます。

トラリピの決済トレールで、大きな利食いを狙う

トラリピは、放っておいても利食いを繰り返してくれるのがメリットです。しかし、デメリットもあります。 例えば、以下の場合です。 買いのトラリピをしているときに、相場が急上昇 売りのトラリピをしているとき ...

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トライオートFX

追尾型でない発注ができます。独特の用語やシステムを採用しており、使いこなすには少々勉強が必要です。ただし、拡張性が高く、とても便利です。

ゆったり為替の公開トレード(リピート系注文)は、トライオートFXで取引しています。下のリンクをクリックしていただきますと、公開トレード成績のページに移動します。

→ ゆったり為替の公開トレード

ループイフダン、iサイクル注文

iサイクル注文は、トラッキングトレードとほぼ同じです。ループイフダンも、似た動きをします。これらサービスを展開している3社は、同じグループ企業です。

なお、ループイフダンは、ひまわり証券でも利用可能です。

連続予約注文

「特定の為替レートで買い(売り)、特定の為替レートで決済」の繰り返しができます。ただし、最大で連続20回の利食いが完了した時点で、発注がキャンセルされます。

さらに取引を続けたい場合は、再発注します。

オートレール

特定の範囲で取引させることが難しいです。今回のご要望の場合、選択肢から外れます。

リピートトレール

為替レートが典型的なレンジになっている場合に、有効な手法です。レンジの下限で買って上限で決済し、上限で売って下限で決済します。これを自動で繰り返します。

ゆったり為替がこれを使う場合、勝てる自信は全くありません。

連続IFDOCO

IFDOCO注文(IFO注文)を最大9つまで同時に発注できます。1つ目の新規約定と決済が終わったら、2つ目が注文されて…という具合です。9回の利食いで終了なのが難点です。

MT4

自分で売買プログラム(EAといいます)を作ったり買ったりして、取引できます。管理に知識を要するため、上級者向けです。

手動トラリピ

手作業で繰り返し発注します。面倒かもしれませんが、自分の取引したいレートで取引できます。

自動追尾させない機能を持っているサービス

以上、FX各社のサービスを確認しました。結果、自動追尾させず、ある程度の利便性を持っているサービスとして選択候補になるのは、以下の通りでしょう。

  • トラリピ
  • トライオートFX
  • 連続予約注文
  • 連続IFDOCO

この4つを、優劣が分かるように、ざっくりと比較します。

4つのサービスの比較

スプレッド:

連続予約注文が圧倒的に有利です。米ドル/円スプレッドが0.3銭など、業界最狭水準のスプレッドをそのまま利用できます。

簡単操作:

この3つの中では、トラリピが分かりやすいです。初心者用、玄人用それぞれの発注画面を備えています。

発注の面倒さ:

トラリピは、同時に99本の発注ができます。しかし、連続予約注文や連続IFDOCOは、1本ずつ発注します。

スワップポイント:

マネパ(連続予約注文)が有利です。

放置のトレード:

トラリピとトライオートFXが可能です。ひとたび取引を開始すれば、可能な限り、指定した為替レートで延々と取引します。

この比較の中で、トライオートFXがほとんど出てきません。といいますのは、どの項目も1位でないからです。しかし、操作性や拡張性を含めた総合点では、上位に来ます。

また、連続IFDOCOが出てきません。機能が限定的な上にスプレッドが広く、本気でFXをするには辛いスペックです。

よって、ゆったり為替はトライオートFXを使っています。

少額の取引なら、マネパが有力

Yさんは、10万円くらいの資金で取引されています。すなわち、短期売買になるでしょう。

この場合、スプレッドが業界最狭水準で、スワップポイントも高水準な連続予約注文(マネーパートナーズ)が有力です。

マネーパートナーズ【FXnano口座】の場合、最低取引数量は100通貨です。1,000通貨ではありません。きめ細かい取引が可能になります。

10万円で1,000通貨ですと、取引範囲がどうしても狭くならざるを得ません。しかし、100通貨ならば、希望通りの注文ができると思います。

さらに、マネーパートナーズ【FXnano】で口座開設すると、もれなく1,000円もらえます。入金不要でもらえるので、とてもお得です(取引を1回することで、その1,000円獲得が確定します)。

読者の皆様からのご質問メールを歓迎します。個人間のやり取りは控えさせていただいていますので、回答を差し上げる場合は、記事で申し上げます。下のリンクは、過去の例です。

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