相場見通し&実戦

今週のトレード戦略【2020年5月18日の週】

2020年5月17日

新型コロナウイルス問題は依然として終息していませんが、長期チャートを使った分析はそろそろ可能な状況になってきました。

そこで、今回から「今週のトレード戦略」を復活します。復活の第1回は、NZドル/米ドルです。

2020年5月22日追記:
復活…と書いたのですが、相場がまだ荒いので、本格的な再開は見送りにします。

NZドル/米ドルの月足チャート

月足チャートでトレードを考える場合、10年では短すぎます。少なくとも20年、可能なら1991年以降のチャートが欲しいです。

下は、DMMFXからの引用です。NZDUSDについては、1998年以降から表示可能です。

NZDUSDのチャート

チャート右端部分を見ますと、下落トレンドにあることが分かります。よって、取引は売りで考えます。

上のチャートを見た印象だけで考えますと、目標値は0.5000または0.4000が視野に入ります。すなわち、1,000pips~2,000pipsの利幅を狙えるかも?という感じです。

下も、月足チャートです。直近10年くらいを表示しています。

NZDUSDのチャート

新型コロナウイルス問題を受けて、右端部分で大きく下落しました。しかし、急反発しています。結果、長い下ヒゲができました。しかし、上昇力は弱いように見えます。

一番右の足は、現時点で陰線となっています(まだ月末を迎えていませんので、一番右の足は仮です)。

売りでトレードできるかも?という期待を持ちながら、週足チャートに進みます。

週足チャート

下の週足チャートに、白の補助線を追加しました。下値支持線であり、上値抵抗線でもあります。

2015年8月以降、下値支持線の上で推移してきました。そして、2020年3月に勢いよく下方向に抜けました。その後、急反発しているのですが、上値抵抗線を超えられない様子が分かります。

NZDUSDのチャート

下は、最近の週足チャートを示しています。2020年3月に急落後、急反発しました。しかし、直近で比較的大きめの陰線が出ています。

この形だと、典型的な売りだと言いづらいですが、売れる形かもしれません。そこで、日足チャートで確認します。

NZDUSDのチャート

日足チャート

下の日足チャートを見ますと、これは売りの形です。

全体として下落傾向です。下落傾向の中で上昇トレンドを形成してきましたが、直近で下落になっています。週足の形は冴えませんが、日足だと売りで取引できそうです。

NZDUSDのチャート

トレードできるかどうかの評価

以上を評価しますと、「週足の形がイマイチな感じがするけれど、全体としてはトレード可能」という感じに見えます。

実際にトレードするのはいつか?ですが、いくつか候補がありそうです。

  • すぐに開始
  • 日足でレンジを確実に下抜けしてから、戻り売りを狙う
  • 週足チャートで下落を確認してから

通常なら、待って取引するのが有力な感じがします。しかし、今は値動きが大きい時期ですので、待つと取引機会を逃すかもしれません。

このあたり、どう判断するかが難しいところです。

月足の下値支持線

なお、月足チャートをよく見ますと、この記事を投稿した時点の為替レートは、下値支持線近くにあることが分かります。

下のチャートの通りです。

NZDUSDのチャート

2004年~2006年のところ(チャートの左部分)に、白の実線を引きました。下値支持線です。これを横に伸ばしますと(破線)…現在の為替レートになります。

この下値支持線が機能すると、なかなか下落しないということになります。

その一方で、上昇しようにも、週足チャート分析で確認しました通り、上値抵抗線があります。上昇もしづらいです。よって、短期間のレンジを形成する可能性も考慮しておきます。

15年前の下値支持線は機能するか

さて、ここで、15年前の下値支持線がどの程度機能するか?を考察しなければならないかもしれません。

上の月足チャートを見ると、2008年のリーマンショックの暴落と暴騰で、下値支持線は無効化されているようにも見えます。結論としては、このような支持線でも無視できないです。

(無視できるなら、1991年以降のチャートを見たいとは考えないでしょう。)

下値支持線・上値抵抗線が形成されてから、それを打ち消すような大きな値動きがあっても、下値支持線等の機能が完全に失われるわけではありません。

よって、警戒が必要です。この下値支持線がなければ、勢いよく売りたいところです。

目標値

最後に、売る場合の目標値を確認しましょう。確実度を高めにしたいなら、2020年3月安値(NZDUSD=0.5500くらい)が最大目標値になるでしょう。

仮に、先週金曜日終値で売るとすると、最大利幅は400pipsくらいになります。月足や週足を使うトレードとしては、やや小さな利幅だと言えそうです。

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