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長期トレードのチャート分析、経済指標の使い方

投稿日:2017年1月3日 更新日:

チャート分析やトレード手法と言えば、日足またはそれよりも短い足で考える場合が多いかもしれません。

しかし、週足や月足チャートでも可能ですので、確認しましょう。

豪ドル/米ドルの週足チャート

下のチャートは豪ドル/米ドルの週足です(トライオートFXから引用)。矢印を2つ追加しました。

audusd-weekly-201701

矢印部分で、下向きのピンバー(pin bar)が出現していると分かります。そして、見事に下落しています。

ピンバーのメリットは、トレンドの最初期から取引を開始できることです。左側の矢印で取引を開始した場合、最大で1,000pipsの利食いを狙えました。右側の場合は500pips以上です。

実際にこれだけの利幅を取れるかどうか不明です。しかし、トレンドが発生した初期から勝負できるので、全く不可能な数字というわけではないでしょう。

なお、ピンバーは単独で使うとダマシに遭いやすいです。他のインジケーターや補助線と併用すると、好成績にしやすいです。

ペナント

下は、同じチャートに補助線を2つ引いたものです。見事にペナントを形成していると分かります。

audusd-weekly-2-201701

そして、為替レートはペナントを下方向に抜けていったことが分かります。どこまで下方向に進むでしょうか。興味深いです。

Yen.SPA!の取材を受けた時、豪ドル/米ドル(AUD/USD)がいい感じでトレードチャンスになっていました。ペナントを下方向に抜けた直後だったのです。

そこで、ペナントの考え方をYen.SPA!編集部の方に伝えました。

それは2か月くらい前の話だったのですが、雑誌出版時でもなお下落トレンドが続いていました。上のチャートの時点でも、まだトレンドは継続しています。

週足の場合、このトレンドの継続期間が長いというのも特徴にあげられるでしょう。

週足チャートだけでも取引できる

以上の通り見ますと、豪ドル/米ドルの週足チャート分析だけで勝負できる、と分かります。ただし、上のチャート表示期間は10か月くらいです。

10か月だと、数回しか取引チャンスがなかっただろうと思います。

よって、取引機会の回数を確保するには、数多くの通貨ペアのチャートをチェックする必要があるでしょう。

なお、週足ですので、週末にチャートを確認して月曜日に取引を始めるという感じで大丈夫です。

経済指標を使ったトレード

一般的な話ですが、取引開始から終了までの期間が短い場合、経済指標は見なくても良いでしょう。

ただし、米雇用統計発表や政策金利発表時刻あたりは、経済指標が重要な役割を果たすことがあります。経済指標を狙うトレードの場合は、経済指標発表時刻と発表される数字が重要になります。

経済指標発表時刻を外してトレードする場合は、基本的に経済指標を見ることはないと思います。チャート分析がメインになるでしょう。

しかし、長期トレードでは、経済指標分析がかなり重要です。ただし、短期トレードとはかなり扱いが異なります。

長期トレードについては、発表される最新の数字そのものはあまり重要ではないでしょう。市場予想よりも多かった・少なかったというのは、長期トレードではおそらく意味がありません。

重要なのは、過去10年~20年の長期推移です。その長期推移と為替レートの関係を調べることが重要になります。

経済指標の分析方針

米雇用統計では、毎月の増減が10万人~15万人以上あれば、米国の経済は順調だと言われることがあります。これが事実ならば、米ドル/円は円安傾向になるのでは?と予想できます。

その予想が正しいかどうかを、過去10年以上のデータで確認します。

調査期間は長ければ長いほど良いです。ただし、ゆったり為替の所感としては、バブル崩壊前と崩壊後では為替レートの動きが大きく異なると思います。

そこで、ゆったり為替は、1990年代以降について調査することが多いです。

そして、何らかの特徴が見つかり、その合理的な理由も見つかったら、それに基づいてトレードします。他人には話さない方が良いです(ゆったり為替は、その一部について公開するという状態ですが)。

長期チャート分析と経済指標分析の組み合わせ

長期チャート分析と経済指標分析を組み合わせるのは、とても魅力的です。というのは、月足チャートと経済指標の分析は、極めて強力だからです。

1時間足などで、為替レートが飛ぶように動く状況になっても、週足や月足チャートで見ると、何も起きていないように見えることがほとんどです。

注目を集める米雇用統計ですが、月足チャートで分析する場合は無視できます。月足分析の場合、どこで米雇用統計があったか分からないからです。

世の中で騒がれるようなことがあっても、月足で見ると「そうでもなかったな」という感じで片付けられてしまうことが、珍しくありません。

すなわち、目先の経済動向による変動は無視して、長期的な分析に基づいて取引可能です。

例外としては、2007年のサブプライムローン問題と2008年のリーマンショックの組み合わせがあります。

経済指標がチャートを曲げる場合

月足チャートでトレードする場合、少々のショックではチャート分析結果を変える必要がありません。しかし、チャートを曲げてしまう巨大なショックもありました。

2008年のリーマンショックです。

下は、米ドル/円の長期チャートです。このチャートを見ると、違和感を感じる部分があります。

usdjpy-longterm-201612

下は、補助線を2本引いて、矢印を追加したものです。1998年くらいから2008年くらいまでの長期にわたり、ペナントを作っていることが分かります。

usdjpy-longterm-2-201612

しかし、ペナントの終わり方に違和感があります。本来ならば青矢印のように行きたかったのに、強制的に円高方向に曲げられてしまったように見えます。

矢印方向に進めば、ペナントが継続しただろうと思います。

では、矢印のように進まずにいきなり円高方向に進んだ理由は何か?です。この時期は、サブプライムローン問題からリーマンショックにかけてのあたりです。

今もまだ影響が残るショックですが、これがチャートの形を曲げたと考えることも可能です。

リーマン・ブラザーズを破綻させないで救済していたら、どんな世界が広がっていたでしょうか。想像することしかできませんが、リーマン・ブラザーズを救済していたらペナントが継続していたかもしれません。

しかし、リーマン・ブラザーズを救済したら、経済が回復するというものでもないでしょう。よって、いずれはペナントから円高方向に抜けたかもしれません。

このように、過去のチャートを見ながら想像を膨らませるのも、楽しいものです。

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