ゆったり為替は、MT4で裁量トレードをしてきませんでした。理由は簡単です。トレードしづらいからです。
しかし、FXトレード・フィナンシャル(FXTF)は、このイメージを改めてくれる可能性があります。
最初に、MT4の使いづらさをざっくりと概観します。その後、FXTFがユーザーのためにどのような対策を練っているか、確認しましょう。
MT4の使いづらさ
MT4で裁量トレードしづらいと思う理由は、主に2つです。
- MT4は自動売買が主役であり、裁量トレードは主役ではない
- 他のFX業者の裁量トレードツールが優秀である
MT4は、極めて高機能です。このため、技術者向けのツールになっているように見えます。裁量取引は、数ある機能のうちの一つにすぎません。
一方、他のFX業者のトレードツールは、日本人好みの使いやすい取引画面です。
この2つが相まって、MT4で裁量トレードするときの違和感が出ているのだと思います。
しかし、「高機能だから使いづらいのは仕方ない」という考えは、良くないかもしれません。例えば、スマホです。極めて高機能ですが、IT関連に詳しくない人でも自由に使えます。
「高機能だけれど使いやすい」これが欲しいです。
FXTFのミニターミナル
FXTFは、MT4での裁量トレードの使い勝手を大きく改善させています。そのためのツールが、Mini Terminal(ミニターミナル)です。
ミニターミナルにはいくつも機能があるのですが、ゆったり為替が秀逸だと思うのは、「損失額を先に決めると、自動で損切りレートが決まる」というシステムが使えることです。
下の画像は、FXトレードフィナンシャルからの引用です。
上の画像は、損失額を設定すると、損切りレートが30pipsのところに決まる様子を描いています。
通常のトレードでは、以下の3つを決めるでしょう。
- 売買を開始するレート
- 利食い・損切りレート
- 取引数量
この場合、実際の損益額がいくらになるのかについては、計算しないと分かりません。
しかし、FXトレードフィナンシャルのミニターミナルの場合、先に損失額を決めることができます。すなわち、利小損大が発生しづらい注文が可能になります。
例えば、上の例で、損失額は3,000円と設定しています。この場合、利幅も3,000円に設定すれば、勝率50%超のトレードをすれば良いという計算ができます。分かりやすいです。
ゆったり為替が裁量トレードで注文する際には、利食いレート・損切りレートと取引数量を使って、見込み損益額を計算します。それから発注します。
この計算にはエクセルを使いますので、慣れていないと少々面倒かもしれません。
損切りしてみたら、意外に大きな損失額でビックリ!という失敗を回避するために、ミニターミナルは有効です。
FXTFの独自機能
FXTFでは、ミニターミナル以外にも、様々なツールを無料で公開しています。日本人向けに、かゆい所に手が届くサービスを展開しています。
下は、そのツールの一覧です。FXTFのMT4で表示させています(見やすいように、一部加工しています)。
アルファベットでたくさん書いてあります。この一つ一つが、FXTF独自のツールです。無料で使えます。
この中から一つ、「PeriodConverter」の機能を確認しましょう。
1分足のヒストリカルデータから、自由に足を作る
FXTFの素晴らしい機能の一つに、過去の為替レートのデータを公開しているという点があります。2012年以降の、1分足のデータを公開しています。
これを使えば、過去データを使った検証(バックテスト)が自由にできます。また、「PeriodConverter」を使うことにより、1分足のデータから、10分足や30分足などのデータを自由に作れます。
もう、細かいプログラムを作ったり、インターネットで苦労してツールを探す必要はありません。
詳細は、下のリンク先記事でご確認ください。
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短い時間軸(1分足など)のヒストリカルデータが欲しいとき
「くりっく365」を使うと、日足のヒストリカルデータを楽に入手できます。よって、このデータを使って思う存分バックテストができます。 しかし、問題点があります。それは、「日足よりも短い時間のヒストリカル ...
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プログラミング能力がないと、どうしようもなかった機能がたくさんあります。FXTFは、その「どうしようもない」を、一つずつ解消しています。
通常のMT4は、「使いたかったらMT4を勉強しなさい」という雰囲気が漂うツールです。FXTFは、その高いハードルを壊し、誰にでも使ってもらえるように工夫しています。
インターネットで迷わずに済む
MT4を使っていて不明点がある場合、検索して調べるでしょう。それも一度や二度ではありません。数多くです。
しかし、MT4の場合、インターネットで目的の情報を探すのは大変です。バージョンの関係だったり、用語の問題だったり、原因は様々です。
これも、MT4の敷居が高い原因でしょう。
FXTFは、この問題の解決も目指しています。MT4のインストール方法を始めとして、独自ツールの使い方などを分かりやすくまとめています。
すなわち、不明点があったらFXTFのホームページを見ればOK、ということになります。時間の節約、精神的なストレスの回避など、メリットがたくさんあります。
プログラムの信頼性
MT4の大きなメリットは、プログラムを自由に制作し、それを公開できることです。インターネットで検索すれば、無数のEA(自動売買プログラム)やスクリプトなどが見つかります。
しかし、問題があります。そのプログラムは信頼できるでしょうか。
- 悪意あるプログラムが仕込んであったら、どうしましょう。
- エラーが発生したら、どうしましょう。
FXTFが公開したプログラムなら、このような心配は無用です。FXTFがエラーを修正してくれるでしょう。悪意あるプログラムを仕込むこともないでしょう。
「安心」というのは、お金に変えられない大きなメリットです。
【公式サイト】FXトレード・フィナンシャル
では、その他、FXTFの基本機能を確認しましょう。
FXTFのスプレッド
いくらFXTFがMT4を改善しても、スプレッドが広かったら厳しいです。そこで、主な通貨ペアのスプレッドを確認しましょう(2019年1月4日時点)。
米ドル/円 | 0.3銭 |
ユーロ/円 | 0.6銭 |
豪ドル/円 | 0.6銭 |
ポンド/円 | 0.9銭 |
ユーロ/米ドル | 0.8pips |
業界最狭水準のスプレッドであると評価できるでしょう。これは、EAを使った自動売買でも、裁量トレードでも同じスプレッドです。
取引可能な通貨ペア
そして、取引可能な通貨ペア数が多いのも特徴です。全部で29通貨ペアで取引できます。珍しい通貨ペアとしては、以下の例を挙げられます。
- ユーロ/カナダドル
- ポンド/NZドル
- 豪ドル/カナダドル
- NZドル/カナダドル
珍しい通貨ペアは、特徴的な値動きをすることがあります。
特徴的ということは、特定の値動きをするということです。すなわち、利食いチャンスの可能性があります。
ヒストリカルデータで検証したりチャートを調べたりして、何か興味深い動きを見つけたら、大きなチャンスになります。
【公式サイト】FXトレード・フィナンシャル