仮想通貨(暗号資産)

フラッシュクラッシュ発生!【オントロジー】

2021年11月9日

フラッシュクラッシュといえば、2017年~2018年頃には時折発生していたのですが、最近はすっかりご無沙汰で忘れていました。そして本日(2021年11月9日)、Decurretのオントロジー(ONT)で発生しましたので、その様子を確認します。

なお、ビットコインでもフラッシュクラッシュが発生した模様ですので、その様子を下のリンク先記事でご案内しています。

ビットコインでフラッシュクラッシュ発生か

先日、仮想通貨オントロジーでフラッシュクラッシュが発生した旨を報告しましたが、今度はビットコインで発生したようです。そこで、その状況を確認しましょう。 オントロジーの時の様子は、下の記事から確認いただ ...

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フラッシュクラッシュとは

仮想通貨におけるフラッシュクラッシュとは、価格が瞬間的に暴落して、その後すぐに元の価格水準に戻る値動きを指します。

この様子を下のオントロジー(ONT)の15分足チャートで確認しますと、チャート上部の120円前後で値動きが続いていたのですが、いきなり赤矢印付近の80円割れまで価格が暴落し、その後、何事もなかったかのように元の水準で推移していることが分かります。

ONTのフラッシュクラッシュ

さらに、歩み値(取引が成立した記録)でこの様子を確認しますと、13時19分49秒に117.800円で約定し、同じ13時19分49秒で79.888円まで暴落していますから、この暴落に1秒もかかっていません。

ont-flash-crash

そして、1秒経過後の13時19分50秒には76.000円までさらに下落したのですが、それと全く同じ時刻(13時19分50秒)に今度は125.586円まで一気に暴騰していて大変な値動きです。

フラッシュクラッシュが起きる理由

では、なぜフラッシュクラッシュが発生するのか?ですが、板に表示されている買い注文の数量をはるかに超える大きな売り注文が成行で発注されたためです。

例として、ある板を見ると下の買い注文の状況だったとします。

  • 125円 100通貨
  • 120円 100通貨
  • 115円 100通貨
  • 110円 100通貨
  • 105円 100通貨
  • 100円 100通貨

合計で600通貨の買い注文ですが、ここで550通貨の売り注文が成行で発注されたとしましょう。すると、125円から105円までの買い注文(合計500通貨)は瞬時に約定し、同様に100円の買い注文のうち50通貨も瞬時に約定します。

こうして売り注文は全て約定するわけですが、仮想通貨取引所は世界中に数多くあり、フラッシュクラッシュが発生したこの取引所だけ異常に価格が安い、ということになります。

ならば、この取引所で異常に安い価格で買ってから他の取引所に送金して売れば、簡単に大儲けできます…というわけで、瞬時に買い注文が集まり、再び元の価格水準に戻ります。

これが、フラッシュクラッシュの仕組みです。

なお、ここでは価格の暴落という流れで解説しましたが、逆のパターンもあります。すなわち、相場状況に比べて大きすぎる買い注文が成行で発注されて価格が一気に暴騰し、それを見た他のユーザーが利益確定の売りを浴びせて元の価格に戻る、というパターンです。

フラッシュクラッシュで損しないために

このフラッシュクラッシュで損する人として2つの例が考えられますので、損しない方法を考察します。

成行で大きく売った人

成行で大きく売ってフラッシュクラッシュを発生させた人は、想定よりも大幅に安値で売ってしまうことになりますので、手元に入る資金が小さくなって残念な事態になります。

この状態にならないために、2つのステップが必要です。

最初に、板を確認していくらにどれくらいの買い注文が出ているかを確認します。そして、自分が売りたい価格周辺の買い注文と同数くらいの指値注文を出します。

ここで、成行でなく指値を使う理由ですが、板に100通貨の買い注文が出ていたのでこれに合わせて100通貨売ろうとしたところ、その瞬間に何らかの理由で買い注文が取り消されてしまったり、別の誰かが先に売ってしまって買い注文が消える可能性があるからです。

その状態で成行注文が実行されると、想定よりも安値で売ることになって残念な結果になります。

また、売りたい価格周辺にあまりに大きな売り注文を指値で出してしまうと、その仮想通貨の価格が上昇するには、その巨大な売り注文を全て消してからでないと上昇できず、買い注文を出す人の買い意欲が消えてしまってなかなか約定しなくなる可能性があります。

そこで、本当は巨大な数量を売りたいけれど、相場状況を見ながら少しずつ売るのが良いということになります。

レバレッジ取引で買っている人

もう一つ、フラッシュクラッシュで損するパターンは、レバレッジ取引で買っている場合です。

例えば、ある仮想通貨をレバレッジ上限近くで買っているとします。その状態でフラッシュクラッシュが発生すると、簡単にロスカットとなってしまいます。しかも、相場価格とかけ離れた、とんでもない価格で損切りさせられる可能性があります。

これはもうどうしようもないのですが、できる限りレバレッジを低めにして、注文が活発なビットコインやイーサリアムなど主要な仮想通貨で取引するのが防衛手段となるでしょう。

ビットコインやイーサリアムなら買い注文も売り注文も大きな数量ですから、それを圧倒的に超える巨大な注文は出づらいと期待できます(ただし、確実にそうだというわけではないので、レバレッジは低めにするのが安全です)。

なお、今回フラッシュクラッシュが発生したDecurretではレバレッジ取引サービスはありませんので、レバレッジ取引で損した!というユーザーは存在しないでしょう。

ゆったり為替のリピート系注文

さて、ここで話は変わり、ゆったり為替はオントロジーでリピート系注文をしていますから大きく儲かっているだろう…と思いきや、実はこのフラッシュクラッシュで1つも利食いがないというミスをしました。

その理由ですが、仮想通貨は暴落が付きものですので、自動売買のようにあらかじめ全ての注文を出しておくという方式でなく、1日1回、相場の様子を見ながら注文を1つだけ発注する方式を採用しているからです。

そして現状の価格は上昇トレンドにありますので、無理して追いかける必要はないと判断して待ちの姿勢を採用した結果、今回のフラッシュクラッシュでの利食いなしとなりました。

この方針自体に問題はありませんが、フラッシュクラッシュに備えて安値で注文を1つ出しておくべきで、これをしなかったのがミスです。そこで、新規に安値部分に1つだけ買い注文を出しました。

普段はFXでリピート系注文をしていますので、こういったミスは出てしまいますが、次第に経験値が上昇して良い感じのトレードになると期待しています。

何といっても、仮想通貨はボラティリティがとても大きいのが魅力です。

オントロジーを取引できる取引所

最後に、重要な項目である「どの取引所を使うか?」を確認します。今回取引するのはオントロジー(ONT)ですので、ビットコインのようにたくさんの取引所で売買できるわけではなく、日本では2か所です。

  • Huobi Japan(フォビジャパン)
  • DeCurret(ディーカレット)

どちらで取引してもOK…と言いたいところですが、決定的に異なる点が1つあります。それは、取引手数料です。

取引所 maker taker
Huobi Japan 0.15% 0.15%
DeCurret △0.03% 0.23%

赤太字で△0.03%としましたが、これはマイナス0.03%…すなわち、makerで取引すれば手数料をもらえるので素晴らしいです。ちなみに、makerとは注文一覧表(板)に注文を掲載した人を指し、takerとは、掲載された注文の相手方となる人を指します。

なお、Decurretでは下のキャンペーンを実施中です(2022年1月9日まで)。

DeCurretのキャンペーン

このキャンペーンは、2段階に分かれています。

まず、第一段階「新規の口座開設完了」で500円分のビットコインをもらえます。第二段階は2パターンあり、「初回一括入金1万円以上&新規取引」でさらに500円分のビットコイン、または「初回一括入金10万円以上&新規取引」でさらに1,000円のビットコインをもらえます。

今回のオントロジーのリピート系注文を実行するなら、1,500円分のビットコインをもらえます。

DeCurret 口座開設

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