TRY(トルコリラ)

トルコリラ円のスワップポイントが大きくならないな…

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神主ネコ6月1日から、トルコの政策金利が大幅に高くなりました。そこで、スワップポイントはどうなるだろう?と期待していたのですが、ほとんど変わっていません。

そこで、その理由を確認しましょう。


トルコの政策金利推移

トルコの政策金利を確認しましょう。1週間物のレポ金利です。下のグラフの通り、右端で2倍以上にジャンプしていることが分かります。

turkey-interest-rates

このジャンプが短期金利にも反映されるならば、スワップポイントの大幅増加を期待できます。

ただ、スワップポイントは政策金利を基準にして決めるわけではありません。銀行間の短期金利です。そこで、銀行間短期金利を調べる必要があります。ゆったり為替はトルコリラ円をメインにしていませんので、そこまで調査していませんでした。

新興国通貨ペアをメインに据えるのは、ゆったり為替のリスク許容範囲を大きく超えてしまいます。よって、調査もそれ相応、という感じになっています。

しかし、スワップポイントが大きくならないのは面白くありません。そこで、今回調査しました。

スワップポイントの推移

では、実際のスワップポイントはどのように推移しているでしょうか。スワップポイントが一本値だと分かりやすいので、くりっく365の実績で確認しましょう。

2018年5月
21日 86円
22日 82円
23日 329円(4日分)
25日 92円
28日 85円
29日 96円
30日 305円(3日分)
31日 99円

2018年6月
1日 94円
4日 98円
5日 99円
6日 316円

スワップポイント3倍デーがあって少々分かりづらいですが、スワップポイントが大きくなったのは5月25日くらいからだと分かります。その前は80円台でした。

銀行間短期金利の推移

では、銀行間短期金利(翌日物)の様子はどうだったでしょうか。TRLIBORからの引用です。

5月
21日 13.50%
22日 13.50%
23日 13.50%
24日 16.362%
25日 16.37%
28日 16.37%
29日 16.37%
30日 16.37%
31日 16.40%

6月
1日 16.43%
4日 16.43%
5日 16.45%
6日 16.45%

5月24日に3%くらい上昇していることが分かります。この時点で、既に16.362%です。6月1日以降の政策金利(1週間物のレポ金利)とほぼ同じです。6月を迎えてもスワップポイントは大きくなりようがありません…。

5月23日、トルコ中央銀行は、後期流動性貸出金利を16.5%まで引き上げました。その後、現在の政策金利である1週間物レポ金利を16.5%にしたのですが、最初の引き上げで、翌日物金利も16.5%くらいまで上昇したということです。

ここで、ふと気づくことが。

5月31日まで、翌日物も政策金利の一つでした(6月1日から、政策金利は1週間物レポ金利だけになりました)。5月31日までの翌日物政策金利はどうだったか?です。

2017年1月25日~2018年5月31日まで:9.25%

・・・。翌日物の政策金利の意味って、いったい何だったのでしょう。調べれば分かるでしょうが、今はその気力がないのでやめます(既に政策金利の地位を失っているので、調べてもあまり価値がなさそう)。

ちなみに、本日(6月7日)に、トルコ中銀から政策金利が発表される予定です。先月末に続いて何かあるか不明ですが、念のため警戒しておきます(と言っても、できることはありませんが)。




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