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トライオートFX実践記録

FXでうまくいかない場合、リピート系注文は検討の価値あり

2018年4月6日

FXに限らず相場では、負ける人は勝つ人よりも圧倒的に多数になります。そして、FXで勝てない場合、リピート系注文を検討する価値があるでしょう。

ゆったり為替の公開トレード結果を概観しつつ、この理由を考察します。

トライオートFXを使った公開トレード

ゆったり為替は、トライオートFXの公開トレードをしています。公開トレードと言っても、自動売買です。

放置して、成績を毎月更新しているだけです。トレード開始後に相場を読む必要はありません。

取引設定は、以下の通りです。

  • 通貨ペア:豪ドル/円(AUD/JPY)
  • 売買の方向:買い
  • 注文の範囲:55円~84.8円

2016年7月から実行しています。その成績をグラフで確認しましょう。

(なお、成績は毎月更新しています。最新データは、下のリンク先記事でご確認ください。)

トライオートFX公開トレード成績

下のグラフは、先月末までの取引成績です。オレンジ線は、利食い額とスワップポイントの合計額の推移です。緑の線は、これに長期保有ポジションの含み損益を加えたものです。

triauto-1

緑色の線がどのように動くか。それは、相場次第です。円高になれば、オレンジ線よりも下になるでしょう。逆に、円安になれば、オレンジ線よりも上方向に伸びていきます。

一方、オレンジ線は右肩上がりになります。損切りしない予定のトレードのためです。

上のグラフは順調だと言って良いでしょう。しかし、ゆったり為替は不満です。豪ドル/円(AUD/JPY)が円安だからです。

一度、どこかでドカンと円高になって欲しいと考えています。買い注文のトレードなのに円高になって欲しいという理由は、以下の通りです。

円高になるとき

円高になる場合、おとなしくスルスルと円高になることは多くないでしょう。乱高下しながら派手に動くことが少なくありません。

すなわち、リピート系注文では利食い回数が増えることになります。

下の損益グラフの赤1のように、利食い額が大きくなって傾きが上になると予想できます。

triautofx-prediction-1

一方、円高になるのですから、ポジション数が増えます。長期保有で持っているポジションの買値よりも円高になるでしょうから、含み損が大きくなります。赤2のようなイメージです。

この状況は大歓迎です。

大幅含み損が大歓迎の理由

大幅含み損ということは、大きく円高だということです。この場合、下のメリットがあります。

  • 毎日のスワップポイント獲得額が大きくなる
  • 乱高下で利食いしやすい
  • 長期保有のポジションを持ちやすい(円高だから)

その後、円安になると

円高になったら、永遠に円高のままかもしれません。しかし、過去の値動きを見るならば、再び円安になるときが来るでしょう。それを表現した損益グラフは下の通りです。

triautofx-prediction-2

3は、利食いとスワップポイントの合計です。着実に増えているでしょう。

4は、長期保有ポジションの含み益を反映しています。円高の時にしっかりと買っているので、円安になれば、含み益が大きく増えるでしょう。この時点になったら全決済すればOKです。

全決済せずに、ずっと持ち続けるのもアリです。無理に利食いする必要はありません。

なお、仮に円安に戻らなかったとしても、悲観は不要です。というのは、利食いを繰り返してくれるので、いずれ含み損よりも大きな利食い額になると期待できるからです。

ここまで来ると、含み損はどうでも良いというレベルになります。

トライオートFXで成功できるか

さて、トライオートFXで成功できるかですが、2016年7月以降の公開トレードでは、現時点で成功しています。

その前はループイフダンで公開トレードをしていましたが、その時もトータルでプラスで終了しました(円高トレンドで買っていたにも関わらず)。

将来の相場は事前に把握できませんが、上下動することは確実でしょう。よって、利食いを繰り返してくれると考えています。

FXで勝てないという場合、長期リピート系注文は検討に値するでしょう。

リスク

メリットばかり書くと、怪しいです。リスクもしっかり確認しましょう。ゆったり為替の公開トレードの設定で、最も厳しい状況は2つです。

リスク1:スワップポイントがマイナスに転じる

これは、とても厳しいです。円高の時に長期保有で買う予定ですが、スワップポイントがプラスであることが前提です。

マイナスの状態で何年も保有するのはストレスが溜まります。

ただ、豪ドル円の買いの場合、スワップポイントが継続的にマイナスになるか?という考察をしますと、確率は低いと考えています(ただし、ゼロではありません)。

リスク2:豪ドル円が10円~20円など、未知の領域になる

豪ドル円の場合、過去の円高記録は55円くらいです。そして、ゆったり為替の公開トレードでは、利食いを繰り返したので、40円台に突入してもOKという状態になっています。

これが、リピート系注文の良いところです。放置しているのに利食いを繰り返してくれるので、証拠金が増えます。その結果、円高に対する抵抗力が大きくなります。

ただし、50円でなく、10円や20円という円高になると、さすがに厳しいです。

利食いを繰り返せば、10円になってもOKという状態になるでしょう。しかし、そこまで行くには、かなりの時間が必要です。

…しかし、豪ドル円が10円や20円になる確率はどれくらい?を考えますと、リスクを過大評価する必要はないかもしれません。

結論としては、ゆったり為替は、この公開トレードで最終的に勝利を収められると考えています。

トライオートFXの撤退戦

なお、ゆったり為替の姉妹ブログ「FXリアルトレード道場」では、豪ドル/円がどうしようもない円高&スワップポイントが継続的にマイナスになる場合の、取引撤退方法を考察しています。

→ シミュレーション:トライオートFX自動取引の撤退戦!

この考察が現実に役立つとは思いませんが、もしもの場合に備えて、あらゆるパターンを想定することが大事です。「想定外」という単語は、相場においては何の価値も持ちません。

完全放置が可能なFX口座

以上、長期リピート系注文の成績と、円高になるときの見通しを考察しました。円安の場合は、どう転んでも成績はプラスなので問題ありません。

上のトレードは手動でもできますが、正直面倒臭いです。完全放置で自動売買できるのは、下の2口座です。

  • トライオートFX
  • トラリピ

いずれも、当ブログで公開トレードをしています。なお、トラリピでの公開トレードはトルコリラ円です。よって、トライオートFXの公開トレードよりもリスクが高めになっています。

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