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豪ドル円の円高目途はどこ?【2018年3月】

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featured-image円が全体的に円高になっています。

米ドル円はどこまで円高になりうるか」の記事で、米ドル円の円高目途をチャート分析しました。今回は、豪ドル円で円高目途を確認しましょう。



普段はトライオートFXのチャートを使ってご案内しています。しかし、自動売買で約定件数が多数になり、ローソク足が潰れてしまいました(約定するたびに、チャートに印が出る仕組みになっています)。

そこで、今回はマネパのチャートで検討しましょう。

豪ドル円の日足チャート

日足チャートを見ますと、円高トレンドであることは明らかです。89円まで円安になりましたが、そこから円高に反転しています。

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89円が意味すること

この89円ですが、実は月足で見ると相場の壁になっています。ゆったり為替がループイフダンで豪ドル円の公開トレードをしていたころ、89円の円安までは取引を継続するというルールでした。

現在実施しているトライオートFXの公開トレードでは、84.8円まで買うことにしています。しかし、ブログ記事でご案内していますが、89円まで買うという選択肢も考えていました。90円でなく89円である理由ですが、月足チャートで見つかる相場の壁です。

リピート系注文で長期取引する場合、月足分析は必須と思います。

日足で円高目途を試算

話題が少しずれました。本題に戻りましょう。ゆったり為替が普段使っている方法で、円高目途を試算します。下のチャートの通りです。赤線の先が円高目標値となります。

この方法は、ポイント・アンド・フィギュアの垂直分析です。

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円高目標値は70円台後半といったところでしょうか。この記事を投稿した時点で、豪ドル円=80円台です。よって、さらに円高になるとしても、大幅ではないということになります。

週足チャート

次に、週足チャートで確認しましょう。チャートの中に赤で横線(補助線)を引きました。これが相場の壁になっています。81円半ばです。これよりも少し円安水準で上下動を繰り返していましたが、チャートの右端で円高方向に抜けていることが分かります(矢印部分)。

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相場の壁を抜けようとするとき、その手前で為替レートが上下動するのはよく見られる光景です。

相場の壁を越えて進みたいというグループと、反発させたいというグループが激しく争っているのだろうと予想できます。今回は、円高派が勝ったように見えます。

このチャートでは円高目途が見づらいので、月足チャートで考えます。

月足チャート

月足チャートで目標値を考えますと、赤線の部分になります。72円くらいです。リーマンショックから復活して以降、円高になっても、72円あたりまで来るといつも円安方向に反発しました。

よって、この相場の壁は長期間にわたって有効です。かなり強力だと想定できます。

audjpy-monthly

72円のラインを超えると、円高目途を出すのが難しくなります。最大で55円ということになります。ただ、世界経済を見渡すと、そこまでなるようには見えません。

敢えてリスクを挙げるなら、トランプ政権の行動でしょうか。トランプ政権の行動は、予測困難と言って良いと思います。

米ドル円と豪ドル/米ドル(AUD/USD)を使って試算

上の分析は、豪ドル円チャートを見て考えました。ここでは、少し違う方法で円高目途を考察します。豪ドル円の価格は、以下の計算式で求められます。

(米ドル円のレート)×(豪ドル/米ドルのレート)=(豪ドル円のレート)

日本語で書くと、こうなる理由が分かりづらいです。そこで、表現を変えてみます。簡単な数学の計算になります。左辺の米ドルが消去されて、AUD/JPYだけが残ります。

(USD/JPY)×(AUD/USD)=(AUD/JPY)

米ドル/円(USD/JPY)の円高目途については、記事「米ドル円はどこまで円高になりうるか」で確認しました。100円です。豪ドル/米ドルの下落目途を月足チャートで見ますと、およそ0.7000と分かります。

この2つの通貨ペアの下落目標が同時に達成されるとき、豪ドル円はいくらになるでしょうか。

100×0.7000=70(円)

豪ドル円の円高最大目標値は70円となりました。ただ、米ドル円と豪ドル/米ドルの下落目標値が同時に達成されるというのは、なかなかないかもしれません。目標値が達成されるとしても、同時でなくて時間差が出ることがあるからです。

そう考えると、月足チャートで考察した目標値「72円」が、重要な円高目標値になると言えるでしょう。

70円~72円が極めて重要なライン

以上の考察を踏まえますと、豪ドルの円高は70円~72円まではありうるという結果になりました。現在の水準から8円~10円の円高です。

これを下回ると、次の目途は65円。そして、そこをさらに下回ると55円が見えます。正直なところ、ゆったり為替は、この水準まで円高になってくれることを期待しています。ガッツリと円売りして豪ドルを買いたいからです。

しかし、歴史を振り返りますと、この水準が実現するときはいつも、日本にとって極めて悪いことが起きていた時期です。為替レートは円高が実現してほしいけれど、悪いことは起きてほしくありません。

相場の成り行きを見守ります。




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