スプレッド縮小競争に参加せず、独自路線を進んでいたセントラル短資FX。しかし、方針転換しました。
2018年4月2日から、スプレッドを大幅に縮小します。
セントラル短資FXの新スプレッド
セントラル短資ホームページから、新スプレッド部分の画像を引用します。

米ドル/円(USD/JPY):0.3銭
ユーロ/円(EUR/JPY):0.5銭
ユーロ/米ドル(EUR/USD):0.4pips
ポンド/円(GBP/JPY):1.2銭
豪ドル/円(AUD/JPY):0.8銭
セントラル短資FXはスプレッド競争に参加しないものだと思っていましたが、大幅に縮小して取引しやすくなりました。従来の米ドル円スプレッドは1.0銭ですから、3分の1以下になります。
単純に考えれば、顧客が今までの3倍くらい取引してくれると、収益が今までと同じという感じになります(実際には異なるでしょうが)。よって、セントラル短資FXは、取引が活発になることを期待しているでしょう。
取引は活発になるか
では、このスプレッドを受けて取引は活発になるか?ですが、どうでしょうか。今までセントラル短資FXで取引しているユーザーにとっては、大いに歓迎です。よって、取引は増えるかもしれません。
デイトレードならば、米ドル円スプレッドが1銭であきらめていた取引があるかもしれません。この場合でも、0.3銭ならば積極的に狙いに行けます。
ただし、0.3銭だと、他社から乗り換えてまで取引する誘因にはなりません。というのは、多くのFX業者のスプレッドが既に0.3銭だからです。
ゆったり為替がセントラル短資FXを使う理由
ゆったり為替の記事では、セントラル短資FXの登場回数はとても少ないです。しかし、預入証拠金額の大きさという面では、セントラル短資FXへの入金額が最も大きいです。
というのは、ゆったり為替が望む機能を全て備えているからです。
正直なところ、セントラル短資FXがサービスを止めてしまったら、ゆったり為替はFXから半分引退してしまうかも?というほどダメージが大きいです。そこで、ゆったり為替が重宝しているセントラル短資FXの機能をご案内します。
これらの機能とスプレッド大幅縮小が組み合わさると、さらに使い勝手が良くなります。
高いスワップポイント
FX口座によって、スワップポイントの大きさはかなり違います。現在のゆったり為替は「買って放置」というトレードが好きなので、スワップポイントの大きさはかなり重要です。
その時々でのスワップポイントの大きさも大事ですが、継続的にスワップポイントが大きいことも大切です。というのは、買って放置のトレードは、何年にもわたってポジションを持ち続ける可能性があるからです。
その点、セントラル短資FXの場合、ゆったり為替が口座を作った2004年くらいには既に、高スワップポイントを売りにしていたような記憶があります。今後も高スワップポイントの継続に期待です。
証拠金を外貨で保有でき、出金も可能である
ゆったり為替は、稀に外貨を出金します。よって、証拠金を外貨で保有して出金も可能というのは魅力的です。
例えば、ユーロ/米ドル(EUR/USD)を取引する場合、損益は米ドルで計上されます。多くのFX口座では自動で円に両替されて口座に反映されますが、セントラル短資FXの場合は、外貨のまま口座に反映させることができます。
外貨で得られるスワップポイントを、外貨のまま証拠金にできる
これは、ゆったり為替にとって極めて重要です。豪ドル/スイスフラン(AUD/CHF)を買って放置していますが、スワップポイントはスイスフランで受け取っています。円での受取りだったら、魅力が大幅に減ってしまいます。
ゆったり為替は、日本に住んで円を使って生活しています。この場合、日本に関するリスクが顕在化するとダメージが大きすぎます。そこで、外貨を保有することで、リスクヘッジを狙っています。
スイスフランを含む通貨ペアの多様性がある
ゆったり為替は、マイナー通貨ペアが好きです。米ドル/円(USD/JPY)は、トレードが難しいと感じます。値動きが素直でありません。大口のスーパートレーダーや自動売買システムが活躍しているのでしょう。
セントラル短資FXは、スイスフランを含む通貨ペアが豊富なのでお気に入りです。
日本非居住者も売買可能である
ゆったり為替は、かつて海外に住んでいました。日本のFX口座の多くは、海外に引っ越したら解約しなければなりません。それでは不便すぎます。
セントラル短資FXの場合は、海外でも口座を維持できるのが魅力です。
海外の銀行からの外貨入金が可能である
そして、海外から日本に戻るとき、海外から外貨をそのまま入金したいです。わざわざ円に換えるのは、両替手数料がもったいないですし、円に関するリスクを過度に引き受けたくありません。
…というわけで、ゆったり為替はセントラル短資FXを重宝しています。スプレッドが大幅に狭くなりましたし、上の中で「いいな」という点が一つでもありましたら、セントラル短資FXを使うメリットがかなり大きいと思います。