分散投資に対する考え方

featured-image今回は、分散投資について考察してみます。

ゆったり為替の今回の文章に賛同していただける確率は、かなり低いと思います。それは仕方ないと思います。多くの人に勧めるか?と問われれば、勧めるのはかなり難しいです。



ゆったり為替のトレード:分散投資しない。

一般的には、良く言われる例えで「全ての卵を一つの籠(かご)に入れるな」という言葉があります。一つの籠に卵をまとめてしまうと、落とした時に全て割れてしまうでしょう?ということです。複数の籠に分けておけば、一つの籠を落としても、他の籠は守られます。

しかし、ゆったり為替はこの考え方に賛成していません。理由は2つあります。

理由1:リーマンショック時、分散投資は無効だった

ゆったり為替のトレードは、人生全体を見据えたうえで取引します。1年や2年という期間は「短期」と表現しても構いません。よって、2008年のリーマンショック級の惨事をもう一度経験すると想定しています。

リーマンショックは、「100年に1度の」という言葉とともに使われることが少なくありませんでした。確かに、それくらいの内容だと思います。1929年の世界恐慌と比較されることも数多くありました。よって、ゆったり為替が生きている間には、もうこの惨事はないかもしれません。

しかし、惨事はあると仮定したほうが、安全な取引ができます。

リーマンショック時の様子を振り返りますと、分散投資は見事に裏切られました。多くの資産の価格が下落したためです(円は上昇したという表現になりますが)。分散投資していようがいまいが、買って持つという投資は見事に損してしまいました。

よって、分散投資にあまり期待しないようにしています。

理由2:分散投資すると、注意力が分散する

分散投資するとはすなわち、投資対象が増えることを意味します。

・日本株
・海外株
・国内債
・外債
・FX
・仮想通貨
・不動産
・金(きん)

ざっと上げてみました。これら全部でなくても、数多く選んで投資することになります。一口に株と言っても、現物株だけでも銘柄数は世界で1万を超えますし、投資信託も数千種類を余裕で超えます。

適切に選ぶ能力を獲得するだけでも、大変なことです。また、投資するには、投資対象を知る必要があります。

ゆったり為替は、各金融商品等について、ある程度知識があると思います。しかし、毎日のように情報を追っているFXや仮想通貨でさえ、全然理解できていません。1分後の値動きさえ、全く分かりません。

すると、いくつも投資対象を増やしても、分からないことが増える結果になります。すなわち、それぞれの投資対象の価格変動に対して、適切に対応できる可能性はありません。

ならば、投資対象を減らして、自分の能力と時間をそこに集中したほうが良かろうということです。

このため、現在は株式や債券投資はお休みです。FXは長期トレードにほぼ特化しています。長期トレードというと聞こえは良いかもしれませんが、実際のところは「放置」「特定の取引パターンの繰り返し」です。そして、短期トレードは全神経を仮想通貨に投入しています。

「仮想通貨が暴落したらどうするの?」という問いに対しては、「暴落しても構わない」が回答です。すべての仮想通貨価格が今すぐ0円になっても、損しないようにしています。ガチガチのトレードです。

ちなみに、FXや株式に比べて、取引所の能力は発展途上です。売りの取引はリスクが大きすぎると判断し、現在は現物買いのみの取引です。

そんなトレードが面白いか?という問いに対しては、「トレードの目的は、面白いかどうかでなく、資産が増えるかどうかである」という回答になります。

ゆったり為替のこの考え方に、賛成という皆様は少ないだろうと思います。この方法が使えるのは、特定の金融商品等に時間と労力を集中投下できる環境に身を置いているからでしょう。

よって、多くの方にお勧めする方法ではありません。かなり破天荒な考え方かもしれませんが、一般的に言われていることに必ずしも従う必要はないという視点を持っていただけたらいいな、と思います。