FXで勝つ人と負ける人

含み損で苦しいから助けて!というメール

2017年12月14日

ゆったり為替がFXや仮想通貨について書くとき、勝つことを重視しません。負けないことに注力します。よって、地味な文章が多いです。

このため、読者の皆様からいただく質問も、直近のトレードでなく、長期的視点で深い考察が反映されているものが多いです。

しかし、「含み損で大変です!助けて!」というメールも、稀にいただきます。

この種のメールをいただいても、ゆったり為替は返信のメールを出すことはありません。

助けて!という状況

まず、助けてという状況を考えますと、こんな感じでしょう。

自分の資産状況と比較して、大きすぎる含み損がある。

この場合、復活したいとか含み損を減らしたいでなく、助けてほしいという表現になるのだろうと思います。

ゆったり為替が大損になった2007年を振り返りますと、他人に助けを求めるのではなく、何とか復活してやるぞ!という気合が勝ちました。

よって、当時のゆったり為替よりも厳しい状況なのだと分かります。

しかし、返信のメールを出すことはありません。以下の理由があるからです。

理由1:状況が分からない

メールでいただく内容では、何か返答しようにもできません。なぜなら、以下の情報がないからです。

  • 質問している人は誰か
  • トレードの最終目標
  • 質問している人の知識量
  • 質問している人のリスク許容額
  • 総金融資産はいくらか
  • トレード投入資金はいくらか
  • 今回のトレードの含み損はいくらか
  • どこで利食いしようと考えていたか
  • 利食いで得た資金の使い道
  • どこで損切りしようと考えていたか
  • 損切りで失った資金の回復方法 など多数。

情報がないまま回答を書こうにも、適当な文章しか書けません。そして、返答を出さない決定的な理由が2つ目です。

理由2:怒りを買うリスク

「ゆったり為替の助言通りに行動したのに、損したじゃないか!訴えてやる!」というパターンです。ゆったり為替は投資助言業の登録をしていません。

助けてほしいと求められて、「じゃあ、こうすれば?」と書いて、それが不正解だった場合。…その確率は小さくありません。

100%勝つというトレードは難しいです。裁量トレードならば、60%の勝率で十分です。

すなわち、40%はハズレです。

ハズレの助言を受けて、質問した人がゆったり為替に怒りの矛先を向けたら大変です。1円ももらっていないのに、そんなリスクを一方的に負うわけにはいきません。

よって、FXサイト等が自ら募集している場合を除き、どのFXブログやFXサイトに助言を求めても、まともな返答は来ないと思います。

投資助言業の登録をしている場合は、彼らが販売しているサービス等への誘導、という助言をもらえるかもしれませんが。

そもそもの話

そもそも、含み損になってから「どうしよう?」と考えるのでは、遅すぎます。

・・・と書きつつ、勝てないころのゆったり為替は、含み損になってから「どうしようかな…」という感じで途方に暮れていました。

おそらく、誰もが通る道なのだろうと思います。

自分の努力で、その段階を乗り越えられれば、次の新しいステージに進めると思います。

現実的な解決方法

とはいえ、現状を打開するための方法が何か必要です。そこで、いくつか考察します。

全部決済

これが、教科書的な回答です。相場は、自分の期待する方向と反対に進んでいます。だから、含み損になって苦しいです。「今後復活するかも?」と期待した結果、現状があります。

そこで、すべて損切りしてやり直します。

しかし、教科書的な回答を実行できるなら、話は早いです。実行できないことが少なくありません。そこで、もう少し違う方法を考えてみます。

放置

含み損が大きくても、日々のスワップポイントがプラスならば、放置するという選択肢があります。

含み損で苦しいですが、スワップポイントはプラスなので、ジワジワとスワップポイント益が積み重なるのを期待します。その間に、相場が反転してくれればOKという考え方です。

これが使えるのは、レバレッジが低い場合です。レバレッジが3倍を超えるようだと難しいでしょう。

新興国通貨ペアの場合は、レバレッジ2倍を超えると、放置の選択肢は難しいかもしれません。値動きが大きいので、レバレッジが2倍台でも強制ロスカットの可能性を考えなければなりません。

一部決済

そこで、全部決済と全部維持の間を取って、一部だけ損切りするという方法があります。一部でも損切りすれば、レバレッジを引き下げることができます。

資金的に余裕ができますので、余裕ができた資金を使って挽回を試みる方法です。

ただ、現状は、含み損で首が回らない状況になってしまうレベルです。この方法で挽回するのは難しいかもしれません。

というわけで、本当に厳しい場合は、全部決済が有力な選択肢になるでしょう。

損切りした後

そして、損切りした後にどうするか、です。選択肢はいくつかに絞られそうです。

  • 相場から完全に撤退する
  • 再度、FXに挑戦する
  • 株式などに乗り換える

相場から完全に撤退するのは、有力な選択肢です。ただし、給与や事業所得が十分でないと、完全撤退は難しいかもしれません。

自分が老後になっても年金などの制度が機能している、という賭けをすることになります。

FXでなくても構いません。株式や債券等について、「勉強しながら少額で」少しずつ挽回を目指すのが良いのでは?と思います。

少しずつ挽回を目指すことで、損してしまった額の一部でも回復を目指します。

また、少しずつ取り戻すことで、「大損した」という落ち込んだ気持ちを改善していきます。

少額で一気の挽回を目指す場合

今までの文章は、誤っていないと思います。しかし、「そんなことはどうでもいい、どうしても損を回復したい!」という場合もあるでしょう。

その場合の案を、ご案内します。劇薬ですが、選択肢になります。すなわち、ノックアウトオプションで一気に回復を目指す方法です。

例えば、米ドル円を105円で1万通貨買う場合、FXだったら5万円くらいの資金が必要です。

ところが、ノックアウトオプションなら、数千円で取引可能です。すなわち、FXと比べて、必要な資金を10分の1~20分の1にすることが可能です。

そこで、以下の取引です。

まず、5万円準備します。そして、10万通貨取引します。うまくいけば、大きな利食いができます。

数字は、調整します。上は例です。わずかな資金で、大きな取引ができます。

うまく行ったら、深呼吸しましょう。同じ幸運を期待して再トライせず、損失の穴埋めに使います。

こうして、「助けて!」という状況から復活しやすくします。

ノックアウトオプションを使った手法につきましては、下のリンク先記事でご確認ください。

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