経済指標等

先進主要各国の長期の政策金利を概観

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088708-22017年は、米国に続いてカナダとイギリスが政策金利を引き上げました。来年は世界的に政策金利引上げを見込めるでしょうか。

それを検討するために、2000年以降の政策金利を概観してみましょう。



20年弱の期間にわたって、7つの国・機関の政策金利を凝縮していますので、かなり見づらいチャートになりました。細かい数字は脇において、ざっくりと傾向だけつかんでみます。

interest-rates

傾向1:2008年途中まで金利が高かった

今から考えると懐かしいといいますか、うらやましい金利です。ニュージーランドの政策金利は8%超でした。ユーロ圏の政策金利が4%あたりですが、この数字でかなり小さいなと感じたものです。日本の低さを棚に上げた感想ですが…。

2004年以降の米国の政策金利上昇局面も確認しましょう。グリーンスパンFRB議長(当時)が、FOMCを開くたびに0.25%の政策金利引上げを約束していました。このため、米ドル/円(USD/JPY)を買って長期で保有するという選択が容易でした。

現在の米国も政策金利引上げ過程にありますが、当時とはかなり様相が異なります。今は、「今回のFOMCで金利を引き上げるだろうか?」と考える必要があります。

傾向2:どの国も同じようなトレンド

20年弱という期間をぎゅっと凝縮して概観しますと、どの国の政策金利も同じような方向を向いていることが分かります。2000年代前半は下落、その後上昇してリーマンショック後に一気に下落して現在に至る、というトレンドです。

詳細に見ますと、1年~数年くらいは全体のトレンドと異なる動きをする国がありますが、ほどなく(と言っても年単位ですが)元のトレンドに戻っているように見えます。

現代社会は各国経済が密接に結びついていますから、一つの国だけが突出して異なる方向に進むのは難しいのだろうと予想できます。

この考え方を踏まえますと、2017年に米国、カナダ、英国と政策金利が引き上げられましたので、2018年にもどこかの国が政策金利を引き上げるかも?と考えることができるでしょう。そこに日本が入っているか?と言えば、おそらくは入らないでしょうけれど。

→ 米国を見れば、世界の政策金利トレンドが分かるか




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