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仮想通貨取引の確定申告は、ひどく難しいと予想。

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098912-2まだ10月ですが、来年始めの確定申告がかなり心配です。というのは、仮想通貨取引に関する利益計算が正確にできそうもないためです。

実際、取引を繰り返すユーザーで正確に収益計算できる人は、どれくらいいるでしょう。それくらい難しいです。



仮想通貨取引の確定申告が難しい理由を、列挙してみます。

理由1:取引所発行の帳票が不十分

FXの場合、年明けに入手できる残高等証明書などを見れば、年間の収益が簡単に分かります。税務署への提出も簡単です。とてもありがたいことです。

一方、取引所の帳票を見ても、収益がいくらなのか見当もつきません。プラスなのかマイナスなのかさえ分かりません。取引の記録自体は分かりますので、エクセルにエクスポートして1件ずつ確認するしかないのだろうか…という感じです。

入金額と現在の残高を見れば、プラスかマイナスかくらいは分かります。しかし、納税額を確定できるところまではいきません。

仮想通貨は発展途上です。再来年の確定申告までには使いやすい帳票になってくれると期待していますが、少なくとも今年は大変そうです。

理由2:どこでも自由に送金できる

仮想通貨は、どこにでも自由に送金できます。これは便利ですが、厄介です。取引所ごとの帳票が完備されても、自由に他の取引所やウォレットに送金できるとなれば、損益計算は単純にはいきません。

ある取引所から別の取引所に仮想通貨を送金したとしましょう。送金元の取引所では、購入単価が分かります。しかし、送金先では購入単価が分かりません。すなわち、帳票が完備されても、最終的には、取引した本人が収益計算するしかありません。

送金回数や送金先が多いと、かなり大変だと予想できます。しかも、送金するたびに少しずつ手数料がかかります。もちろん、円でなくて仮想通貨で支払います。

ウォレットの設定によっては、送金手数料が細かい数字で出てきます。ゆったり為替はこの種のウォレットを使っていたことがあるので、手元にある仮想通貨の額とエクセル(管理用の帳簿)上の額が一致しません。

仕方ないので、送金額と着金額の差が手数料という扱いにするしかなさそうです(この確認もひどく大変そうですが)。

理由3:仮想通貨同士の交換

仮想通貨同士で取引できるのも、この厄介さに拍車をかけます。ビットコインをイーサリアムに換えて、その一部を売却したのちに何か別の仮想通貨に交換して…といった取引があると、訳が分からなくなります。

ゆったり為替には、この種の取引があります。

なお、ゆったり為替は、仮想通貨のレバレッジ取引をしていません。レバレッジ取引を繰り返す場合、取引ごとに収益計算をして追跡するのは、事実上不可能なのでは?と思います。数字が細かい上に、部分約定が頻発しますので、集計は気が遠くなります。

では、どうする?

では、どうしましょう。ゆったり為替が考えている方法は2つです。

1.頑張って計算する

エクセルに取引記録を全てダウンロードし、一つ一つ確認する方法です。頑張っても、数百円単位で誤差が出ると思います。しかし、数百円なら、税務署も許してくれるでしょう。

2.年末に、仮想通貨を全て売却する

年末に全ての仮想通貨を売却します。すると、金額が確定します。そして、仮想通貨取引のために投入した金額と比較します。その差が、確定申告の額です。この方法だと、誤差が出ない上に簡単です。この方法を採用するかもしれません。

ただ、できれば採用したくないです。というのは、せっかく長期保有前提で保有しているビットコイン等を手放すことになるからです。

年末に売って、翌年初めに同じ数量を買えば、見た目は同じ数量を保有できます。しかし、購入単価が全く違います。今のビットコイン価格は60万円超です。この価格で買って長期保有したくありません。

将来、売却したときに損失になったとしても、雑所得として総合課税の扱いです。FXのように、損失を翌年に繰り越しできません。

困ったなあ…。仮想通貨取引を繰り返している皆様、確定申告はどうします?

このように考えると、FXは本当に素晴らしいなあと思います。各FX業者の日々の努力の結果を、私たちは何事もないことのように利用しています。しかし、このありがたさを、もっと明示的に認識したほうがよさそうです。




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