FXで勝つ人と負ける人

要人や有力者の発言をどのように解釈するか

投稿日:2017年9月18日 更新日:

FXや仮想通貨に限らず、相場をめぐって多くの人が発言します。その中には、相場で成功を収めている機関の有力者もいます。

では、それらの要人の発言を、どのように解釈すれば良いでしょうか。

要人ごとに発言が異なる

ビットコイン価格については、特に興味深いです。将来、何十万ドルにもなるだろうという人もいれば、適正価格は100ドルだと言う人もいます。

そして、その両極端の意見表明をしている人は、ただのブロガーではありません。

仮想通貨ほど極端でなくても、株式や為替相場でも、人によって発言が全く異なるのは珍しくありません。では、このような発言をどのように解釈すれば良いでしょうか。

ゆったり為替の場合は、以下の通りです。例えば・・・

例:将来の価格は高騰するだろう

なぜ、その人は、将来の価格が高騰するとはっきり言うのでしょうか。相場は、どれだけ確実と思われる状況でも、将来のことは誰にも分かりません。

1分先の相場であっても、確実に予見するのは不可能です。

あくまで可能性でしかありません。にもかかわらず、あたかも上昇するかのように発言する・・・その理由は?いつもこれを考えます。

理由1:自分が買って持っている

この場合、将来の価格高騰で儲ける意図があるかもしれません。

周囲の人が「おお、そうか!価格は上がるんだな!」と思って買ってくれればラッキーです。価格が上昇したところで売却して逃げられます。

理由2:純粋に分析した結果を発言している

自分のポジションの状況に関わらず、純粋に分析した結果を述べているだけかもしれません。これもありうると思います。

しかし、この場合、上昇するかどうかというのは彼らの「意見」でしかありません。信用しても良いでしょうか。

理由3:誰かの利益のために発言している

これもありうるかなあと思います。スポンサーには逆らえません。スポンサーが要請しなくても、発言者が雰囲気をくみ取って発言する可能性もあるでしょう。

スポンサーとは、自分が所属している会社だったり、自社に発注してくれる会社だったり、様々です。

理由4:政治上の意図

例えば、日本の財務大臣が、「今の円相場は…」と発言する場合です。本音では、円安に誘導したいでしょう。しかし、あからさまに発言するのは控えて、いろいろな表現を使います。

日本だけでなく、どの国でも、為替相場は重要な要素です。要人が相場について言及するのは、珍しいことではありません。

以上の通り見ますと、純粋に相場について述べているのは、理由2だけです。その他については、自分(自分たち)の利益になるように誘導しようとしています。

そのような発言を信用する価値はあるでしょうか。そもそも、そのような発言を聞く必要があるかどうかも怪しいです。

あからさまな価格誘導の発言は少ない

私たちにとって難しいのは、どの発言も、少なくとも表向きには、理由2の「純粋に分析した結果」の発言であることです。

発言者は、上手に言葉を選んでいます。

例えば、著名な投資家が理由1(自分の保有株の価格を上げたい)という理由で、あからさまに発言するのは、とてもマズイことになるでしょう。少なくとも表向きには、理由1を実行しないはずです。

よって、発言の真意がどこにあるのか、外部からは判断できません。

だったら、初めから彼らの意見を聞く必要はありません。

事実と意見を厳格に区別する

当ブログで展開している相場分析も、ゆったり為替の意見でしかありません。

外部から情報を得るときは、「事実」と「意見」を厳格に区別し、意見は基本的に軽く見る(無視でも可)という姿勢で相場と対峙するのが吉と思います。

なお、意見を持つほどに自分の知識が深まっていない段階の場合は、意見を無視することはできないでしょう。その場合は、他人の意見も取り入れて自分の知識を深めていきます。

中央銀行の意見は、別格

ただし、各国中央銀行の意見については、無視できません。中央銀行は為替相場に直接的に影響力を行使できますので、彼らについては、意見もしっかりと確認します。

具体的には、政策金利を発表する際、中央銀行は文書も公開します。この文書は、最新の注意を払って読む価値があります。

中央銀行が現在や将来の経済をどのように理解しているか、将来の政策金利をどのようにしようとしているか、などについて、ある程度把握することができます。

-FXで勝つ人と負ける人

Copyright© FXゆったりトレード派 , 2019 All Rights Reserved.