長期トレード

歴史的な安値で買える頻度は、どれくらいか

投稿日:2017年8月29日 更新日:

投資の王道は、「安値で買って高値で売る」です。おそらく、いつの時代も同じでしょう。

では、FXにおいて、歴史的安値で買えるチャンスはどれくらいあるでしょうか。

安値で買えれば、1度の取引で利幅が巨大

FXで資金を増やす条件のイメージは、何でしょうか。「取引を繰り返して利食いする」かもしれません。

しかし、基本に立ち返るのも良いでしょう。すなわち、「歴史的安値で買う」です。

例えば、米ドル円の安値は、2011年~2012年にかけての70円台です。底値で買うという前提は厳しいので、80円で買うとしましょう。そして、その後、125円まで円安になりました。

ここでも、最高値で売るのは難しいので、120円で利食いしたとしましょう。

120円ー80円=40円(4,000銭)

一度の取引で、4,000銭もの利食いを実現しています。1万通貨の取引なら40万円、10万通貨なら400万円です。

昔から投資の基本と言われてきた理由には、相応の理由があるのだと分かります。

主要通貨ペアの安値

では、主要通貨ペアについて、安値はどれくらいの頻度で出現してきたでしょうか。1999年以降について、確認しましょう。

以下の月足チャートは、セントラル短資FXからの引用です。

米ドル円の安値

米ドル円は、2011年から2012年にかけて歴史的安値だったことが分かります(矢印部分)。

このチャートでは表示されていませんが、1995年も80円割れの超円高になりました。

米ドル円のチャート

ユーロ/円の安値

ユーロ円は、米ドル円よりも少し遅れて歴史的安値だったと分かります。すなわち、2012年あたりです。

また、2000年にも安値を記録しています。右側の安値(リーマンショック後安値)よりも、2000年の方が円高でした。

ユーロ円のチャート

ポンド円の安値

ポンド円は、上の2つと少し違います。2011年から2012年にかけて安値ですが、2016年にも安値が出ていることが分かります。

また、2008年のリーマンショック後(2008年~2009年)にも安値を記録しています。

ポンド円のチャート

豪ドル円の安値

豪ドル円は、2008年のリーマンショックでの安値が特徴的です。また、2000年から2001年にかけても、歴史的安値だったことが分かります。

なお、NZドル円も、豪ドル円と同じような推移をしています。

豪ドル円のチャート

カナダドル円の安値

カナダドル円は、2000年くらい、そしてリーマンショック後に安値を記録しています。70円弱まで円高になっています。

なお、1995年に60円割れを記録しています。これが歴史的な最安値ということになります。

カナダドル円のチャート

歴史的安値が出現した年のまとめ

〇は、歴史的安値が出現した年です。

2000年 〇
2001年 〇
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年 〇
2009年 〇
2010年 〇
2011年 〇
2012年 〇
2013年
2014年
2015年
2016年 〇

出現頻度が意外に高い

以上の通り、長期間を通してみますと、意外に歴史的安値の出現回数が多いと分かります。

歴史的な安値が出現してから買いたいけれど、今はそうではない…という場合も、何年か待てばチャンスがやってくるかも?ということになります。

ただし、歴史的安値が出現するときは、何らかのショックが起きている時でもあります。そのような状況でも買えるか?が勝負の分かれ目になりそうです。

ざっくり見て、こんな感じです。

  • 2000年~2001年くらい:ドットコムバブルの崩壊
  • 2000年~2001年くらい:ユーロへの信頼度が低い
  • 2008年以降~:リーマンショック後の混乱期
  • 2016年:イギリスのEU離脱問題

何年も安値にならない場合もある

歴史的な安値が頻発する時期もあれば、逆に、何年にもわたって出現しない場合もあります。

この時期は、全体的に円安になっているということです。

この期間は、投資の王道「安値で買って高値で売る」はお休みです。何か別の手法を使ったり、FX以外のトレード対象に視野を広げたりできます。

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