バックテスト

ゆったり為替がバックテストツールを公開した理由

投稿日:2017年8月13日 更新日:

ゆったり為替は、自作のバックテストツールを公開しました。これは、ゆったり為替自身が何年にもわたって使い込んできたものです。

エクセルを使ったバックテストツールを無料配布!

2019年8月12日追記: エクセルファイルをバージョンアップしました! バックテストの重要性に気づいている皆様は、大勢いらっしゃると思います。 しかし、バックテストの方法が分からないという壁にぶつか ...

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では、そのような大切なものを、なぜ完全無料で公開したのでしょうか。

いくつかの理由があります。

短期トレードで有効なバックテストツール

ゆったり為替は、スイングトレードから長期トレードを得意としています。

自称個人投資家で散々負けていた頃に、短期トレードを数多く実戦してきました。どうやら、ゆったり為替は、短期トレードで成功できない性格のようです。

そして、このバックテストツールは、主に短期トレードで利用価値があります。

ゆったり為替のデータを手元に置き続けても良いのですが、一般に公開して使ってもらおうと思うようになりました。

「楽して稼ぎたい」人には使えない

トレードをしている多くの人が、値動きについて特定の事実を知ってしまうと、そのパターンは無効となる可能性があります。よって、バックテストツールの公開は、リスクを伴うものです。

極端な例を考えましょう。

ある状況になったら100%円安になる、と「事前に」分かっているとしましょう。

その状況が出現したら、買えばOKです。後は円安になるのを待って、悠々と利食いできるでしょう。しかし、これは、買いパターン出現時に売ってくれる人がいるから、できることです。

今後100%円安になると世の中に知れ渡る場合、だれもその場面で売ってくれないでしょう。

すなわち、買いたくても買うことができず、トレードパターンは消滅します。

しかし、ゆったり為替のバックテストツールの場合、その心配はないでしょう。なぜなら、「本気でFXに立ち向かう人以外は、使いこなせない」だろうからです。

エクセルの操作自体は簡単です。円安確率なども簡単に出ます。しかし、バックテストには、回避が難しいデメリットがいくつもあります。

MT4やエクセルでバックテストして好成績だったから、そのままトレードに使ってOKという単純なものではありません。

詳細は、下のリンク先の記事の通りです。

【重要】バックテスト成績が良くても、実戦で勝つのは難しい

ゆったり為替はバックテストをやりまくりました。 その結果、「バックテスト成績が良くても、実戦では勝てない場合が少なくない」と言えそうです。 バックテストと実戦は別物 これについて書いたブログがどこかに ...

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楽して稼ぎたい人は、バックテストのデメリットを回避するだけの努力はできないでしょう。

当ブログの読者の皆様は、正面からFXに取り組む方が多いようです。皆様ならば、使いこなせると思います。

いい加減な情報を皆様自身で駆逐してほしい

ゆったり為替は、今では他のFX情報サイトの分析記事を全く読みません(ニュースや生データを除きます)。

情報は、まさに玉石混交です。何の根拠もなく、単なる予想や煽りに過ぎない情報も溢れています。

そんな情報は、信頼できません。自分の時間と精神力を使って得たデータを信用しています。

ゆったり為替が他人のFX分析記事を信用するのは、「自分の情報が間違っていて損したら、全額損失補てんする」と確約してくれる場合だけです。

そんな状況は、あり得ないです。

すなわち、他人のFX分析記事を読む機会は、ほとんどありません。他の情報を排除することで、自分の身を守っています。

このように書いてしまうと、皆様から見て、ゆったり為替の記事も「玉石混交の一部」に該当します。ダメな情報でなく、有益な情報発信に努めています。

その「うわさ」は本当ですか?

ゆったり為替は他のFXサイト等を見ることはありませんが、仕事の都合であちこち読むことがあります。

すると、「この情報の根拠は何だろう?」と不思議に感じることがあります。ただの噂で根拠がないでしょう?ということです。

為替レートの動きで何か情報を見つけたら、バックテストして欲しいと思います。その情報が本物か偽物か、判断するためです。

くりっく365ならば、2005年以降の米ドル円のヒストリカルデータを取得できます。

2005年以降のデータでバックテストすれば、ウェブ上の情報が正確かどうか確認できます。

バックテストしようがしまいが、将来の値動きは分かりません。しかし、過去の為替レートの値動きは現在につながり、そして現在の為替レートは将来につながっていきます。

過去と未来は断絶したものではなく、関連があります。

そこで、バックテスト結果を完全に信用するわけにはいかないものの、参考情報として価値があります。

過去10年以上にわたって一定の傾向がみられる場合は、信用度も高くなるでしょう。

逆に、直近1年間~2年間程度で特定のパターンが読める場合は、それを信用して取引するのはリスクが高めです。単なる偶然の域を出ないかもしれないからです。

ただし、明らかに経済上の変化がみられ、その変化を反映したものだろうと考える場合などは、そのバックテストを信用しても良いかもしれません。

過去10年以上のバックテスト結果の読み方

ゆったり為替は、過去10年程度以上のバックテストをするのを基本としています。では、そのデータをどのように読んでいるでしょうか。

例えば、あるトレード手法を使った場合、過去10年の勝率が70%という高勝率のパターンがあったとしましょう。ゆったり為替は、その数字を見てすぐにトレードに反映させるでしょうか。

実際には、すぐには反映させません。というのは、年ごとに勝率が大きく異なるかもしれないからです。

例えば、2008年~2011年の円高の時期には効果的だったけれども、2013年~2015年の円安の時期はさっぱりかもしれません。

過去10年以上といっても、毎年同じ勝率ということはないでしょう。ある年は素晴らしく、別の年はそうでもないという場合があるでしょう。

そこで、年別の成績も確認します。

下のリンク先記事では、信頼度の高いバックテストの実行方法について、考察しています。

信頼度の高いバックテストのやり方

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