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FOMC後の米ドル/円(USD/JPY)は買いか売りか?

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ご飯ネコFOMCが近づいてきました。米雇用統計の数字や報道を見る限り、今回のFOMCで政策金利が引き上げられる可能性が優勢か?と思います。

そこで、実際に引き上げられる場合のトレード戦略を考察します。 



過去の米国の政策金利動向と米ドル/円(USD/JPY)の推移については、過去に度々分析してきました。今回も同様の動きになるかどうか不明ですので、いくつかの視点から考察してみます。
→ アメリカの政策金利が上がると、米ドル/円(USD/JPY)はどうなる?(外部サイト)

各国は米ドルが弱くなることを期待しているか?

過去においては、米国が政策金利を引き上げると、米ドル/円(USD/JPY)が半年~1年ほど円高になりました。すなわち、米ドルが弱くなったのですが、各国は今後の米ドル安を期待しているでしょうか。

ゆったり為替は、以下のように予想します。

米国:
米ドル高が物価上昇率を押し下げ、輸出産業に逆風となっています。よって、緩やかなドル安を期待している。

日本:
米ドル安になると、物価上昇率が目標の2%から遠くなってしまう可能性あり。よって、避けたい。

ユーロ圏:
経済状態が脆弱なので、米ドル安、すなわちユーロ高は避けたい。

新興国:
米国の資金が国内から逃げる事態になると大いに困る。米国の資金は国内にとどまってほしいし、輸出競争力を維持するために米ドル安も避けたい。

というわけで、多数決を取るならば、米ドル安を避けたいというのが本音ではないでしょうか。

米国としても、自身の政策金利引き上げが世界経済に悪影響を与えるのを避けたいはずです。よって、政策金利引き上げペースは極めてゆっくりとなると予想します。このようにして、過去に起きたような世界経済へのダメージを回避しようとすると思います。

あれこれ書きましたが、市場はそんな各国の事情を考慮して動いてくれません。結局はチャートを眺めながらトレードするしかないでしょう。

日足チャートで考察

では、直近の日足チャートを見ながら考えましょう。トライオートのチャートから引用しました。

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一昨日までを見ると、11月から122円半ば~123円後半あたりでボックス相場を展開しています。FOMCを控えて動きづらい様子が想像できます。ということは、来週までボックス相場になる可能性があるかな?

・・・と思っていたのですが、昨日夜に急展開。大きく円高になってボックス相場が終了してしまいました。

この流れに乗って売りたいと思うものの、円高幅が大きいので今から参戦しても遅いような気がします。こういう時、ゆったり為替はトレードしません。何週間も何か月も注目してきた結果、トレードできずに終了ということは珍しくありません。

そこで、次の取引機会を待ちます。

日足や週足を基本にしてトレードしていると、待ちが基本になります。1週間2週間と何もしないで過ごすことも。仕方ありません。少なくともFOMCまで待つことになるかもしれません。

→ 2004年の米国の政策金利引き上げ開始時、米ドル/円(USD/JPY)は円安になった?
→ 米国の政策金利引き上げ時期と米ドル/円(USD/JPY)の動き
→ 米国の政策金利引き上げはいつ?FOMC公開資料で考えます
→ 米国の政策金利引き上げ前後のチャートを研究して、米ドル/円(USD/JPY)の特徴をつかむ!

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