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両建てトラリピは、実際のところ採用する価値はあるだろうか?

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当ブログでは毎週日曜日に「両建てトラリピ記録」の記事をお送りしています。現状は順調だと言って良いです。

果たして、両建てトラリピは実際に採用する価値があるのかどうか?これを考えます。 



1 現状のまま続くとき

豪ドル/円(AUD/JPY)が80円台後半~90円台半ばで動き続けるとき、この両建てトラリピにとって最良の状況です。2015年はこの状態を維持しており、先週までの両建てトラリピの結果は右肩上がりになっています(下図)。

20150321 両建てトラリピ

2 AUD/JPYが100円を超えるとき

上のグラフの中ほどで評価損益が大きく悪化しています。これは円安になった影響です。今後も、AUD/JPYが100円を超える場面では評価損が大きくなるでしょう。

その時と現在で異なるのは、「実現損益累計額」です。すなわち、リピートとスワップポイントの合計です。現在はこの数字が大きくなっているので、評価損の損失をある程度打ち消してくれます。

現在のレベルでは評価損を完全にカバーできるほどにはなっていません。しかし、時間が経過すればするほど、その状態に近づいていきます。

3 AUD/JPYが大きく円高になるとき

この両建てトラリピは、AUD/JPY=50円台半ばになっても強制ロスカットされない設計です。すなわち、リーマンショックのような円高でも耐えるということです。

ここで、AUD/JPYが60円よりも円高になったと仮定しましょう。

・ 売りのポジションでリピートを何回も実現した
・ 買いも同様に、リピートを何回も実現している
・ 売りのポジションは少しだが買いのポジションは多いため、スワップポイントはプラスが見込まれる
・ 円高になる以前の実現損益累計額が相当額あると予想

このため、買いポジションの含み損は大きくなるでしょうが、トレードを続けることは可能と読みます。ただし、損切りレートに到達するときはトレード終了です。

そのとき、含み損が現実の損となります。後は、リピートとスワップポイントの合計額が、実現損よりも多いか少ないかの勝負です。

4 大きく円高になってから、再び円安になるとき

この場合、買いのポジションは少ないのに対し、売りのポジションが多くなります。すなわち、スワップポイントの損が大きくなると想定できます。また、売りポジションの含み損も大きくなるでしょう。

そこで、以下の方法をとってカバーします。

・ 円高になったら買いポジションを保有し、長期で保有する

こうすれば、円高後に円安になっても、含み損は相殺され、スワップポイント損も同様に相殺されます。すなわち、毎日の損に苦しまずに済むことになります。

5 まとめ

まとめますと、「損切りレートに到達しない限り、トレードを継続することができそうだ」です。この両建てトラリピの損切りレートは、AUD/JPY=54円と108円です。

過去数十年で到達したことがないレートですので、なかなか実現しないと予想します。しかし、EUR/CHFの例もありますから、油断はできません。

損切りが実現してしまうまでに、いかにリピートを数多く繰り返すかが勝負になるでしょう。

→ M2Jのトラリピで押さえておくべき3つのメリット
→ 円高の時に始める両建てトラリピ:リスク管理が割と容易!
→ 両建てトラリピの勝算を考える
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