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ユーロ/スイスフラン(EUR/CHF)=1.20撤廃の理由は何だろう?

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2015年1月15日に、スイス国立銀行(スイスの中央銀行)によるユーロ/スイスフラン(EUR/CHF)=1.20の制限が撤廃されました。

今回は、その理由を考えます。 



スイス国立銀行の説明:
・ スイスフランの過大評価が緩和されてきた。
・ ユーロが米ドルに対して弱くなっており、すなわちスイスフランも米ドルに対して弱くなっている。よって、EUR/CHF=1.20を維持する正当性が失われた。

この説明は少々弱いと思います。というのは、以下の理由からです。

2014年12月18日に政策変更し、その際もEUR/CHF=1.20を守ることを表明しました。その日のEUR/USD終値は1.23弱でした。そして、2015年1月14日の終値は1.18弱です。確かに、ユーロは米ドルに対して弱くなっています。しかし、劇的に政策を変更するほどではないように思います。

2014年半ばの高値から見れば、ユーロは米ドルに対して大きく下げています。しかし、昨年はずっと、EUR/CHF=1.20は金融政策の鍵となる政策だと表明し続けていました。

よって、スイス国立銀行の説明に加えて、さらに理由があると思います。ゆったり為替の予想は以下の通りです。

・ ユーロを買いすぎて、スイス国立銀行の資産全体に占めるユーロの割合が大きくなりすぎた。
・ 今後もユーロ圏はさらに金融緩和的な政策を採る見込みであり、ユーロ買いが膨らむ見込みだ。
・ これ以上続けると、何らかの理由でユーロが暴落するとき、スイスまで運命を共にする可能性がある。
・ そのような可能性を秘める政策を継続することはできない。

真実はどうなのか分かりません。ゆったり為替の予想にすぎません。

しかし・・・スイス国立銀行、やってくれました。

昨年12月の政策変更でもEUR/CHF=1.20を「最大限の決意をもって」維持するとしていたのですが。わずか1か月後に、何の示唆もなく変更しました。「最大限の決意(utmost determination)」とは何だったのでしょうか?

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