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ポーランドズロチ/円(PLN/JPY)の特徴:チャートで確認

投稿日:2015年2月10日 更新日:

ポーランドズロチ円(PLN/JPY)は、取引可能なFX業者数は少ないものの、一定の取引数量がある通貨ペアです。

すなわち、顧客の人気を得ています。そこで、ポーランドズロチ円の特徴を確認しましょう。

ポーランドズロチ円(PLN/JPY)のチャート

最初に、ポーランドズロチ円(PLN/JPY)のチャートです。くりっく365でズロチ円の取引が始まったのは、2008年10月です。

そこで、このチャートも2008年10月からにしています(以下、ズロチ円のデータはくりっく365から取得しています)。

ポーランドズロチ円

長期的に見てレンジ相場

2008年からですから、リーマンショック、その後のギリシャショックなどを経ている期間です。上のチャートを見ると、概ねレンジ相場になっていることが分かります。

比較として、同時期の米ドル円チャートを確認してみましょう。

米ドル円のチャート

大きなトレンドとしては、この2つの通貨ペアは似ていると言えそうです。

  • 2008年~2012年:円高
  • 2012年~2015年:円安
  • 2015年~2019年:レンジ~やや円高

とはいえ、ポーランドズロチ円と米ドル円では、値動きがやや異なります。

米ドル円は、トレンドが比較的はっきりと分かりやすいです。例えば、2008年~2012年は、どう見ても円高です。

メモリが10円ごとに書いてありますので、日足では大きく上がる場面もあります。しかし、月足ですと、ほぼ円高一辺倒という感じです。

一方、同時期(2008年~2012年)のズロチ円は、円高ですが上下動が大きいです。すなわち、「売りポジションを長期に持つ」という方法が、比較的難しいと分かります。

2012年以降の円安も、レンジの中の上昇です。米ドル円のように、巨大な円安に乗って円売りを仕掛けるのは、難しいかもしれません。

為替レート水準の違い

また、この2つの通貨ペアでは、為替レート水準が大きく異なることが分かります。

米ドル円は、概ね80円~120円の間で推移しています。一方のポーランドズロチ円は、22円~34円くらいです。

すなわち、1万通貨の取引に要する証拠金額が違います。ズロチ円の方が少なくて済みます。4分の1くらいで済むイメージです。

リピート系注文に適しているか

以上の特徴を踏まえますと、ポーランドズロチ円(PLN/JPY)は、リピート系注文に適しているかもしれません。

リピート系注文とは、トラリピに代表される取引手法です。

ただし、トラリピ・ループイフダン・トライオートFXなどでは、ポーランドズロチ円を取引できません。そこで、いわゆる手動トラリピを仕掛けることになるでしょう。

手動トラリピならではの工夫

なお、手動ならではの工夫を凝らすことができます。ポーランドズロチ円(PLN/JPY)のチャートを再掲します。

ポーランドズロチ円

上のチャートを見ますと、円高になって26円に近づくと、なぜか為替レートが反発している様子が分かります。

そこで、今後も同様の特徴が出ると期待するなら、26円あたりで集中的に手動トラリピでトレードする案を検討できます。

26円よりも円高になる場合も、積極的にトレードを実行します。

こうすることで、比較的狭い範囲で、数多くの取引を実行できます。その後、再び円安になればOKです。

米ドル円が円高記録を作ったのは、2011年を中心とするころで、75円です。それよりもやや遅れて、ズロチ円も円高記録を作りました。

PLN/JPY=22円あたりは、極めて強い下値支持線だと想定できます。

裁量トレードも検討できる

その一方で、裁量トレードも検討できます。

2008年~2012年は、トレンドが分かりづらい値動きです。それに比べると、2012年以降は、比較的素直な値動きに見えます。

全体としてはレンジ、そして、その中で比較的素直な値動き。こうなると、裁量トレードで積極的に利幅を狙うこともできそうです。

1日の値動きの大きさ

さて、ポーランドズロチ円(PLN/JPY)でリピート系注文をすると決めたとしましょう。この場合、値動きがどれくらい荒れやすいかをチェックしたいです。

1日の間の上下動が大きければ大きいほど、リピート系注文に有利だからです。

下のグラフは、毎日の「日足の高値と安値の差の平均値」を出し、年末の為替レートで割ったものです。すなわち、為替レート水準に対して、どれくらいの値動きがあったかが分かります。

ポーランドズロチ円

上のグラフを見ますと、値動きが徐々に穏やかになっている様子が分かります。

2008年のリーマンショックのころは、どの通貨ペアも激しい動きでした。ポーランドズロチ円も同様でした。その後、世界経済が落ち着くにつれて、ズロチ円も穏やかになっています。

ここ数年は、為替レート水準に対して1%くらいの値動きになっています。

イメージしやすくするために、他の通貨ペアに置き換えてみます。毎日1%動くということは…

  • 米ドル円(105円)だったら、毎日105銭動く
  • 豪ドル円(72円)だったら、毎日72銭動く

こんなイメージになります。毎日1%動くというのは、なかなか大きな動きだと分かります。すなわち、リピート系注文が可能な値動きです。

スワップポイント

チャートとは少々異なりますが、FXをするにあたってスワップポイントを無視することはできません。そこで、スワップポイントの推移も概観しましょう。

下は、くりっく365でポーランドズロチ円(PLNJPY)を1万通貨買って保有し続けた場合の、毎月のスワップポイントの大きさをグラフ化したものです。

ポーランドズロチ円のスワップポイント

最新の数字を見ますと、毎月数百円くらいです。過去10年全体を見渡しても、スワップポイントの大きさそのものは小さいと分かります。

この数字の小ささは、為替レート水準が低いことも理由の一つです。

スワップ派をしていたら

では、ポーランドズロチ円のスワップポイント獲得を狙ったら、どのような結果になったでしょうか(スワップポイント狙いをスワップ派と呼ぶことがあります)。

下は、その様子を示しています。

例えば、2008年10月(グラフの最も左)で1万通貨買い、そのまま保有し続けたら、2019年7月末時点のスワップポイント益は、7万円弱です。

ポーランドズロチ円のスワップポイント

同様に、2018年1月に1万通貨買って保有し続けた場合、スワップポイント益は1万円にもならないことが分かります。

このグラフを見ると、スワップ派をするなら、少しでも早くポジションを持つ方が有利だと分かります。

ただし、高値で買ってはいけません。その後の円高で含み損になってしまうからです。円高のときに買いたいです。

まとめ

以上をまとめますと、以下の通りです。

  • 長期的にレンジになっている
  • リピート系注文が有効に見える
  • 裁量トレードも狙えそうだ
  • 買う場合、スワップポイントは継続的にプラスだった

今後の値動きは不明ながら、過去10年以上続いてきた傾向です。今後のトレード方針を考える際に使えるデータでしょう。

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