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トラリピ ループイフダン

トラリピとループイフダンを比較

投稿日:2014年12月15日 更新日:

トラリピとループイフダンは、リピート系注文をするためのツールです。そして、使い勝手や機能が大きく異なります。そこで、どちらを使うのが有利なのか、考察しましょう。

先に結論を書いてしまえば、以下の通りです。

  • 短期売買をするには、両方とも問題がある
  • 長期取引の場合は、両方ともメリットが大きい
  • どちらを選ぶかは、どの機能を重視するかによる

では、順に見ていきましょう。

トラリピとループイフダンを比較

両方とも、リピート系注文というのが共通点ですが、もう少し細かい点で共通点を確認しましょう。

具体的には、長期トレードと短期トレードという視点です。

短期トレードに不向き

トラリピもループイフダンも、短期トレードに不向きです。その理由は、以下の通りです。

なお、この記事でいう短期トレードとは、取引開始から終了までの期間が、おおむね数か月以内の場合を想定しています。

スプレッド

以前は、トラリピを使うには売買手数料が必要でした。しかし、2018年9月から手数料無料になっています。この点では、短期トレードをしやすくなりました。

しかし、スプレッドがまだ若干広めだという印象があります。

スプレッドにつき、トラリピは変動制の模様です。トラリピの取引画面を眺めた限りの情報ですが、スプレッドは概ね以下の通りです。

  • 米ドル/円:3銭くらい
  • ユーロ/円:4銭くらい
  • 豪ドル/円:5銭くらい

一方、ループイフダンのスプレッドは、以下の通りです。原則固定です。

  • 米ドル/円:2銭
  • ユーロ/円:3銭
  • 豪ドル/円:4銭

どちらも、業界最狭水準と比較しますと、大幅にスプレッドが広いです。

しかし、スプレッドで比較しますと、短期トレードをするならループイフダンの方が良い、という評価になります。

損切り

トラリピは、特定の為替レートで全ポジションを損切りできます。短期トレードにおいては、この機能が必須です。

例えば、裁量トレードで、米ドル/円を買うとしましょう。110.00円で買って、111.00円で利食いを狙います。しかし、逆指値注文で決済できないとしたら、どうでしょうか。

リスクが高くて、安心して寝られません。

ループイフダンは、特定の為替レートで全ポジションを損切りする機能がありません。トラリピと比較しますと、短期トレードをするには痛いです。

その代わりなのか不明ですが、ループイフダンでは、特定の損失額が発生した場合に全ポジションを損切りする機能があります。ただし、短期トレードでは使いづらいです。

特定の為替レートで損切りしたい場合、そのレートになるときの損失額を自分で計算して、ループイフダンのシステムに入力します。面倒です。

また、スワップポイント獲得や利食いによって、利益は増えていきます。すなわち、特定レートで確実に損切りするには、繰り返し計算しなければなりません。あまりに大変です。

よって、ループイフダンは短期トレードに不向きと言えます。

短期トレードは難しい

以上、スプレッドと損切りの条件を確認しますと、トラリピもループイフダンも、短期トレードは難しいと評価できます。

ただし、短期トレードはできないという意味ではありません。相場を読める人なら、どのツールを使っても利益を得られます。一般の人には難しいという意味です。

長期トレードが得意

一方、トラリピもループイフダンも、長期トレードが得意です。

トラリピ

トラリピは、そもそも短期トレードを志向していません。M2Jのホームページに、トラリピのポイント(メリット)が書いてあります。

その一つは「短期で結果を求めないので、気持ちにゆとり」です。完全に長期志向だと言えるでしょう。

ループイフダン

トラリピと同様に、ループイフダンも短期トレードを志向していないことが分かります。それは、損切り機能から判断できます。

  • 特定の損失額で損切り可能
  • 特定の為替レートで全ポジションを損切りできない
  • 損切り設定なしも可能

また、独特の損切りルールを持っています。アイネット証券からの引用です。

ループイフダン

「最大ポジション数を超えるポジションが発生した場合、損切して新たに買う」と書いてあります。

すなわち、ポジション一つ一つについて、損切りする為替レートが異なります。そして、損切りすると同時に新規にポジションを持ちます。

どれだけ損切りしても、資金が続く限り永遠にポジションを作り続けることを志向しています。

実際にこの方法で長期トレードをすると、為替レートが期待しない方向に動いたら辛いです。ゆったり為替は、この機能を使いません。「損切りなし」で長期トレードします。

トラリピとループイフダン、どちらが良いのか

では、長期トレードをする場合、トラリピとループイフダンのどちらが良いのか比較します。結論を書いてしまえば、「どちらでもOK」です。

どちらが良いか、確定的に判定できないためです。

比較:スプレッド

既に確認しました通り、スプレッドはアイネット証券が有利です。スプレッドとはコストですから、狭い方が有利です。

スプレッドの差はわずかです。しかし、長期トレードで売買を繰り返すと、その差は無視できなくなるかもしれません。

比較:通貨ペア数

通貨ペア数も、ループイフダンの方が有利です。

  • トラリピ:11通貨ペア
  • ループイフダン:14通貨ペア

ループイフダンは、当初は4通貨ペアのみで始まりました。時間が経過するにつれて、どんどん通貨ペアが増えています。

ループイフダンの場合、豪ドル/NZドルのような、超長期に渡ってレンジになっている通貨ペアでも取引できます。

比較:発注の容易さ

発注の容易さについては、トラリピもループイフダンも、ほぼ差がなくなっています。

以前は、ループイフダンの方が圧倒的に簡単でした。しかし、トラリピも頑張っています。ポチッと1つクリックするだけで必要なすべての設定が完了する、というシステムをリリースしています。

比較:取引範囲

トラリピは、特定の為替レートで売買するように指定できます。よって、いつの間にか意図と異なる範囲で売買しているというリスクはありません。

しかし、ループイフダンは、特定の為替レートでの売買を指定できません。

このため、ループイフダンを完全放置で取引すると、期待と大きくかけ離れた範囲で売買が繰り返される可能性があります。時々チェックが必要です。

比較:柔軟性

柔軟性とは、例えば以下の機能を使えるか?です。

  • 注文を1つだけ追加したい。
  • 注文を1つだけ削除したい。
  • 利食い幅を自由に設定したい。

ループイフダンは、これらを自由に設定できません。「簡単に取引を始められる」を追求しているためです。一方、トラリピは、これらの機能を持っています。

注文を1つだけ追加したいという機能が生きるのは、複利運用する場合です。利食いを繰り返すと、証拠金が増えてきます。この時、増えた証拠金を使って、新規に注文を1本追加します。

こうすれば、効率的な資金運用が可能になります。自分の独自設定を採用したい場合、トラリピを選びます。

【公式サイト】トラリピのマネースクエア
マネースクエア外国為替取引

 

【公式サイト】アイネット証券

 

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