CHF(スイスフラン)

スイス国立銀行が無制限介入を放棄?!

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当ブログでは、EUR/CHFが1.20以上で推移することを見込んで、トライオートでトラップ系の取引をしています。また、AUD/CHFの安値でロングを建てる方法も紹介しています。 

その前提が崩れ去る危険がありますので、緊急でお知らせします。 



FXブローカーの一社であるアヴァトレードが、スイスフラン絡みの通貨ペアにつき必要証拠金を引き上げます。他社でも同様の動きがあり、すでに2回にわたって記事化しています。

→ EUR/CHFが1.20を下回るとき
→ 続・EUR/CHFが1.20を下回るとき

既に他の数社も証拠金を引き上げていますので驚きはないのですが、その理由が面白くありません。アヴァトレードのカウンターパーティの情報によると、「スイス中央銀行が無制限介入を中断または放棄する可能性がでて」います。
→ アヴァトレードの緊急情報

これはすなわち、EUR/CHFが1.20を下回って推移する可能性が出てきたということです。「続・EUR/CHFが1.20を下回るとき」の記事で、ゆったり為替は取引を現状維持すると書きました。しかし、取引するための前提が大きく変わったと判断します。そこで、トライオートの取引を変更します(注:ゆったり為替は、この取引で実際に自分の資産を投入して取引しています)。

なお、AUD/CHFのロングは現状維持とします。というのは、ゆったり為替はAUD/CHF=0.6000になることも想定したトレードとしているためです。過去最低値であるAUD/CHF=0.69あたりを下回る事態になったら、事前に策定したプランに従って買い増す可能性さえあります。

AUD/CHFは現状維持としても、EUR/CHFは現状維持にできないと判断しました。というのは、このトレードを始める前提として、EUR/CHF=1.20を破られる可能性は低いと判断していたためです。カウンターパーティーによるこの種の理由開示を伴う証拠金引き上げは、ゆったり為替にとっての前提条件変更に該当します。

また、「続・EUR/CHFが1.20を下回るとき」で紹介した方法では間に合わない可能性があります。そこで、ゆったり為替の選択肢は以下の通りです。

・ 撤退戦
・ 即時に全ポジションを清算

今回は、撤退戦を選択することになると思います。

<撤退戦の方法>
1. 現在まで得た利益の一部を使って、高値で買ったポジションを清算する(これを実施しない可能性あり)。
2. 新たにショートポジションを建てる。
3. ショートポジションの損切りレートをEUR/CHF=1.21台に設定する。ショートの損切りが成立する場合、現在までに得た利益の残りを使って損益を相殺するが、トータルで少しマイナスが出ても構わない。
4. ショートポジションが損切りになるとき、ロングも全て清算する。→取引の完全終了
5. ショートポジションの利食いレートを1.1985よりも大きく下に設定する。ロングの清算による損失を埋め合わせる利益を得られればベストだが、マイナスになっても構わない。実際にショートで利益を得られれば、EUR/CHFの取引を完全に終了する。

このトレードでの利益確保を放棄する撤退戦です。この方法の成否予測等については、明日掲載します。

なお、ゆったり為替は撤退しますが、その理由は、この取引を始めるにあたっての前提が悪い方向に変わってしまったからです。このため、自分にとって前提がまだ変わっていなかったり、EUR/CHF=1.20を割っても織り込み済みだったりする場合は、このまま取引を継続しても何ら問題はないと思います。

また、前提が変わったとしても、利益を確保しつつ徐々に撤退するのもアリでしょうし、前提が変わってもなお継続することも良いでしょう。あるいは、一気に全額清算もアリでしょう。「前提が悪い方向に変わった→取引をやめる」これはゆったり為替のトレードスタイルだということです。

EUR/CHFのトラップ系取引を実行している皆様は、ゆったり為替のスタイルに合わせる必要はありません。ゆっくり考えて行動してください。しかし、「○○になったら・・・する」というのは、トレードを始める前に決めておくべきことではあります。

→ ゆったり為替のEUR/CHF撤退戦!
→ 本当にEUR/CHF=1.20は放棄されるのか
→ スイスがEUR/CHF=1.20を死守できない理由

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