FXで勝つ人と負ける人

機関投資家が儲かる理由

投稿日:2014年10月22日 更新日:

負けるトレーダーの割合が判明!」の記事で、個人はFXで圧倒的に負けることを確認しました。

すると、負けたお金はどこに流れるか?が疑問になります。

個人投資家は圧倒的に負けるのですが、そのお金は機関投資家の手に渡っている可能性が高そうです。では、機関投資家が勝つ理由を考察します。

膨大な情報・分析能力・優秀なトレーダー

機関投資家の情報収集能力や分析能力は、個人をはるかに凌ぎます。さらに、その洗練された情報を使いつつ、コンピュータや極めて優秀なトレーダーが多額の資金を運用して稼ぎます。

一方、個人でも6面ディスプレイを使い、リアルタイムで為替レートや各種情報を入手できるようになり、スプレッドも狭くなり・・・取引環境は年々改善されていますが、個人で処理できる情報量には限界があります。

機関投資家のほうが動きが速い例として、米国の雇用統計発表時のレートの動きがあります。

統計の数字が発表された!
→ ニュースを確認
→ チャートを見る・・・が、既にレートは大きく動いている。

個人がニュースを見て確認して・・・なんてやっている間に、インターバンク市場は既にそのニュースに基づいた取引が活発に行われています。個人の速度では全く追いつきません。

そこで、個人がトレードするには、どんな数字が出るか事前に予想して賭けておくか、あるいは、為替レートの動きを見ながらついていくという方法になります。

どうしても、従属的な立場になります。

仮に同じ条件で取引ができるとしても、インターネットの向こうで取引しているのは、厳しい世界を生き残ってきた敏腕トレーダーやコンピュータです。

個人が同じ土俵で勝つことは難しいかもしれません。

フラッシュボーイズ

詳しく知りたい方は、東洋経済の記事をご覧ください。

簡単に書きますと、株式取引を仲介する証券会社は、顧客がどのような注文をしているのかを知りうる立場にあります。

そこで、顧客の注文を受け付けてそれを約定させるわずかの時間のうちに、コンピュータで先回りして注文して儲けようという方法です。

顧客がどのような注文をしているか確認したうえでトレードするのですから、負ける要素がありません。相手がジャンケンでグーを出すのを確認してから自分はパーを出すようなものです。

フラッシュボーイズは株式について書いていますが、これがFXに応用されていたとしても何の不思議もありません。いやむしろ、応用されていないほうが不自然ではないでしょうか。

では、具体的にはどうやって?と質問を受けても回答に窮してしまうので、これは予想にすぎないというオチがついてしまいますが。

これに類似した方法がFXでも採用されている場合、同じ土俵で個人が戦おうとしても、個人では同じ土俵に立つことさえできません。

類似する方法と言ってよいのか分かりませんが、FX業者では以下の方法を採用しています。マリー取引です。

マリー取引

FX業者には、顧客から数多くの売買注文がやってきます。ある通貨ペアについて、買いもあれば売りもあります。そのまま全ての注文をインターバンク市場に流してしまう方法もありますが、それではFX業者の利益が限られます。

そこで、全く同じレートで買いと売りの注文がやってきたときには、インターバンク市場に流さず、FX業者内で注文を相殺します。そうすることで、スプレッド分の利益を得ることができます。

インターバンク市場に流して利幅を小さくしてしまう必要がなくなります。

スプレッドは微々たる幅ですが、多くの顧客が多額の資金で取引すれば、利益の額も大きくなるでしょう。

FXトレーダーが相場で勝てるかどうか不明ですが、FX業者は確実に勝つことになります。

ちなみに、このマリー取引ですが、合法です。

個人は勉強の仕方に問題がある

これに対して、個人の場合、FXの勉強の仕方に問題があるでしょう。

私たちは、子供のころ、学校で勉強してきました。学校の授業は適当なものではありません。体系的なものです。先生も、大学で専門の勉強を履修して試験に合格した人ばかりです。

一方、FXは、「何を使って、どのように勉強するか」を探すところから始まります。

世の中には、数多くのFX情報があります。しかし、ウソだったり、既に古くなってしまった情報があったりします。

適当に取引して継続的に勝てるような、そんな世界ではありません。

個人が勝つには?

こう考えると、個人が勝つ可能性は全くないかのように見えてしまいますが、「負けるトレーダーの割合が判明!」の記事で見たとおり、全体の10%以上の個人投資家は勝っています。

次回は、個人が勝つためにはどうした良いか?を考えます。

個人がFXで勝つ方法は?

「負けるトレーダーの割合が判明!」「機関投資家が儲かる理由」を読むと、個人では勝てないような気分になります。しかし、全体の10%程度の人は勝っています。 すなわち、勝つ方法があるはずです。今回は、個人 ...

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