TRY(トルコリラ)

トルコリラ/円でトラリピする注意点

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(最終更新日:2015年11月26日)

昨日は、トルコリラ/円でトラリピする利点を考えました。高金利&価格変動率が大きいとあって、とても好都合でした。

今回は、トルコリラ/円でトラリピする注意点を考えます。
 



全ての注意点を網羅することはできませんので、絞って書きます。
まずは、長期チャートを概観しましょう。

tryjpy超長期チャート

桁が大きすぎて何のことやら分からなくなるかもしれません。トルコリラは、2005年に百万分の1にデノミしています。このグラフは、デノミを反映しています。

トルコリラは高金利通貨ですが、高金利である理由の一つは物価水準の高さでしょう。物価上昇率が高かったため、大きなデノミを実施しました。しかし、物価上昇率が高いからこそ、政策金利も高く、スワップポイントも大きな値を期待できます。

さて、上のチャートは期間が長いですし、トルコの政情や経済が今よりも不安定だった時代のレートです。トルコは2001年に通貨危機を経験しています。政治や経済での混乱が大きかったのですが、IMF指導の下で復活を果たし、2005年のデノミ以降は以前よりも安定した状態になっています。

そこで、デノミ後のチャートに絞って考えましょう。

tryjpy長期チャート(2005-)

このチャートを見ると、2013年以降に円安になっていないことが分かります。
円を含む主要通貨ペアは、2012年後半から大きく円安に振れました。しかし、トルコリラ/円の動きは異なります。2012年後半~2013年初めくらいに円安になったのですが、その後は円安の流れに乗っていません。むしろ円高です。

価格変動率が大きくてスワップポイントも大きい通貨ペアですが、円安になりづらい通貨ペアだと予想することが可能です。
このため、高値で買いトラップを仕掛けるのは危険が高いかも知れません。

ゆったり為替ならば、2013年高値よりも高い位置でトラップを仕掛けることはしません。可能な限り、少しでも円高水準を狙ってトラップを仕掛けることになるでしょう。

では、トルコリラ/円を高値で買ってしまって含み損を計上してしまったら、どうしましょうか?そのときは、スワップポイントを得ながら決済の機会をうかがうことになるでしょう。

スワップポイントを得ながら決済の機会をうかがうトレード方法については、下のリンクをご覧ください。トルコリラ/円=0.00になっても利益を得るトレードについて書いていますが、参考になるでしょう。
→ 強制清算リスクのないトレード方法(トルコリラ/円)

この方法を使うと、とにかく我慢してポジションを維持していれば、評価損があってもスワップポイント益との合計で最終利益を確保することが期待できます(ただし、将来のスワップポイントを把握することはできませんので、実際に得られたスワップポイントが継続的に続くと仮定して試算しています)。

→ M2Jのトラリピで押さえておくべき3つのメリット
→ M2Jでトルコリラ/円が取引できるようになります!
→ トルコリラ/円でトラリピする利点

→ トルコリラ/円の為替レート推移(8回連続分析シリーズの第1回)
→ トルコ中央銀行の金融政策
→ トルコの消費者物価指数(CPI)
→ トルコリラ/円は円高になりやすい?
→ トルコリラ/円のトラリピ設定(その1)

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