CHF(スイスフラン)

EUR/CHFが1.20を下回るとき

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035066EUR/CHFが1.20に近づいてきました。
このブログでは、EUR/CHFのトラップ系取引をしており、損切りラインをEUR/CHF=1.1985にしています。

実現してほしくないですが、EUR/CHFが1.20を下回るときをシミュレーションしてみましょう。


Forex Magnatesの記事によると、サクソバンクがスイスフランを含む通貨ペアの必要証拠金を引き上げるようです。すなわち、EUR/CHFに関する危険が高まっていると判断したということです。

しかし、EUR/CHFでトレードする場合、ショートで勝負しづらいです。
スイス国立銀行(スイスの中央銀行)がEUR/CHF=1.20を下回らせない、無制限にスイスフランを売る準備ができている、と表明しているためです。

このため、FXの世界ではEUR/CHFの買いポジション、すなわちスイスフラン売りが積み上がっている模様です。しかし、市場全体で見ると、ユーロよりもスイスフランが好まれているようです。スイスフランが高くなっています。

ここで、スイス国立銀行が市場の圧力に負けて、EUR/CHF=1.20を守ることを放棄したと仮定しましょう。すると、レートは簡単に1.20を下回るでしょう。

1.20のすぐ下あたりには、損切りの売りが集中的に存在すると予想できますので、売り圧力は強烈です。買い手不在の状況ですので、とんでもない大きな窓が開く可能性があります。

すると、ゆったり為替の損切り発注レートEUR/CHF=1.1985では成立せず、それよりもずっとスイスフラン高の水準で損切りが成立する可能性があり、その時の損失は甚大になり得ます。

これを全く許容できないならば、EUR/CHFのトラップ系取引の継続は難しいでしょう。
しかし、対策はなくもありません。

・ 今のうちにショートを建てておく。

実際にEUR/CHF=1.20を割れれば、このショートの効果で損失を緩和できるでしょう。
一方、EUR/CHFが上昇すれば損になりますが、これは保険のショートですので、保険料と割り切ります。

では、どこまでスイスフラン高になりうるかを考えてみます。
現在は、ギリシャショックの頃のような、ユーロの存亡が現実味を持って語られる状況ではないでしょう。

一方、EUR/CHF=1.20のすぐ上に建てられたロングポジションは膨大で、その損切り圧力はすさまじいでしょう。

よって、過去最低値付近まで一気にレートが突き進む可能性もなくはない、と予想します。その後、乱高下を繰り返しながら安定へと進んでいくと考えます。

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