FXで勝つ人と負ける人

損する投資家のパターン

投稿日:2014年4月3日 更新日:

トラリピで有名なM2J(マネースクエア)。

2010年の資料になりますが、同社が、顧客の8年間にわたる取引データを調べた結果、損する投資家のパターンが分かったと公表しています。

公表資料はこちら(PDFの9枚目)です。下は、該当部分を抜き出したものです。

マネースクエア

損する投資家のパターン4つ

上の画像にあります通り、損するパターンは下の4つです。

  • ログイン時間が長い
  • 成行注文が多い
  • 取引ごとに注文量がまちまち
  • 指値の修正や取消が多い

その一方で、「利益を出している投資家のパターンに決まったものが存在しない」ことも明らかにしています。

世の中には、トレードで稼いでいる(と思われる)人が大勢います。そして、それぞれが異なる手法を使っています。特定の勝ちパターンが存在しないことは納得できます。

負けパターンの考察

それでは、マネースクエアが明らかにした負けパターンについて、一つずつ考察していきましょう。

ログイン時間が長い

ログイン時間の長さについては、マネースクエアの特徴を考慮する必要がありそうです。

マネースクエアの主力商品は、トラリピです。顧客の過半数がトラリピを使っていると予想できます。そして、トラリピは、いったん取引を開始すれば、基本的に放置が可能です。

自動売買してくれるからです。

その状況でログイン時間が長いというのは、どういうことでしょうか。

例えば、取引開始後に、状況を確認するためにログインしている可能性があります。そして、含み損が意外に多くて考えているうちに、ログイン時間が長くなるというパターンです。

この場合は、負けパターンです。

トラリピは、最初の設定が全てと言っても良いくらいに、初期設定が重要です。取引後に迷うようでは、好成績を期待するのは難しそうです。

マネースクエア以外のFX口座

なお、マネースクエア以外のFX口座の場合、ログイン時間が長いことが負けパターンになるかどうか、わかりません。

例えば、デイトレードやスキャルピングを好む顧客が中心のFX口座だったら、顧客のログイン時間は長めになるでしょう。

よって、顧客属性を考える必要がありそうです。

成行注文が多い

これも、注意が必要でしょう。

デイトレードやスキャルピングを好む顧客が多い場合、エントリーは成行注文が多くなる可能性があります。

ゆったり為替は長期トレードを好みますが、裁量トレードのエントリーでは、ほぼ成行注文だけ使います。その反対に、決済はほとんどOCO注文です。

よって、取引開始時と終了時で区別した調査だったら、もう少し何か分析できそうです。

ただ、マネースクエアの顧客に限っていえば、成行注文が多い顧客は負けパターンに陥っているそうです。

取引ごとに注文量がまちまち

取引ごとの注文量が異なるというのは、意図したものかどうかによって評価が変わります。

ボラティリティ(価格変動率)が大きいとき、損失を限定的にするために取引数量を調整するのは、必要なことでしょう。この場合、取引ごとに注文数量が異なっても、問題ありません。

一方、直感で「今は大勝ちできる!」と思って大きく取引するのは、ダメでしょう。

予想が外れてしまうとき、大損になる可能性があるからです。

指値の修正や取消が多い

修正や取消が多いのは、迷っているということでしょう。

迷っていて、方針を決めないまま発注したけれど、迷っているので指値を変えてしまうパターンに見えます。

この場合、トレード方針が決まっていないので、以下のパターンになりやすいと予想できます。

含み益があるとき:
・含み益が消えてしまうのが怖くて、小さい利幅で利食いする。
含み損があるとき:
・含み損が現実の損になったら困るので、逆指値注文を取り消してしまう。

この場合は、「利小損大」となります。いつもこのパターンというわけではないでしょうが、このような例だと負けやすくなります。

まとめ:トレード方針を固めてから取引開始

こうしてみますと、トレード方針を固めてから取引を始めることが重要だと予想できます。

トレードを方針が固まれば、その方針に従うだけです。迷う必要はありません。方針があるのに迷ってしまう場合は、それは方針になっていません。案の状態です。

そして、自己資金量、損切りになる場合の損失額などもしっかり計算して、取引を始めます。

後は、相場がどのように動こうともガマンして、決済まで進みます。

こうすれば、マネースクエアが発表した負けパターンにならずに取引できそうです。

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