427894-2昨日の記事「南アフリカランド/円(ZAR/JPY)が踏ん張っている!」を読むと、ZAR/JPYでトレードする気がなくなってしまうかもしれません。

しかし、ZAR/JPYの値動きには特徴的な内容があります。これを利用したトレード手法を考えましょう。 

南アフリカランド/円(ZAR/JPY)の値動きの特徴とは


最初に特徴を書きましょう。
南アフリカランド/円(ZAR/JPY)の特徴:
・長期的には円高傾向を示すが、ボックス相場を展開する期間が長い
では、月足チャートで確認してみます。トライオートFXからの引用です。2003年半ばから2016年5月までのチャートですが、ボックス相場が長いことが分かります。

zarjpy-monthly-chart-20160513

補助線を追加してみます。四角部分がボックス相場、そして青の矢印が円高に移動している様子です。

zarjpy-monthly-chart-20160513-2

繰り返しになりますが、「短い時間で一気に円高になる。そして、ボックス相場が何年にもわたって継続する」という特徴が分かります。今後も同じ動きになるという保証はありませんが、大いに参考になるでしょう。


この値動きで成功するためのトレード手法とは?


では、南アフリカランド/円(ZAR/JPY)で成功を収めるためには、どのトレード手法を用いれば良いでしょうか。いくつかの例を考えてみましょう。


例1: スワップ派

スワップ派とは、買って長期に持つことにより、スワップポイント獲得を目指す方法です。南アフリカランド/円(ZAR/JPY)はスワップポイントが高いですから、この方法は有力な選択肢です。

注意点としましては、基本的にZAR/JPYは円高傾向だということです。少しでも高いレバレッジでトレードしてしまうと、強制ロスカットの影がちらつくかもしれません。

「レバレッジを低く保つ」これがとても大切です。強制ロスカットにさえならなければ、スワップポイントの蓄積で将来の展望が見えてきます。


例2: トライオートFXまたはトラリピ

今回は、こちらがメインです。というのは、南アフリカランド/円(ZAR/JPY)の特徴が「ボックス相場を展開する期間が長い」からです。

ボックス相場の期間が長いとはすなわち、「同じ範囲のレートで上下動をひたすら繰り返す」ことを示します。ということは、トライオートFXやトラリピが得意とする相場です。ボックス相場で動いているうちに、可能な限り利食いを繰り返そうという戦略です。

では、ボックス相場が終わったらどうしましょうか。


(案1) 損切り

ボックス相場のうちにしっかりと利食いを繰り返せば、ボックス相場終了時に損切りしても、合計でプラスの成績を残せると期待できます。よって、損切りするのは有力な選択肢です。

(案2) 損切りしない


損切りしないという案もあります。しかし、この場合、ボックス相場で利食いしてきたポジションは、不良債権のような位置づけになってしまいます。

このポジションをどうしましょうか。スワップ派のような扱いにすればよいでしょうか。

スワップ派のような扱いにしても良いですが、その場合、そのポジションを維持するための証拠金を使って別の取引ができなくなります。すると、再びボックス相場ができたときに何もできないという残念な状態になります。

これに対するゆったり為替の回答は、『円高大歓迎!なトラリピ!』に詳しく書きました。このレポートはトルコリラ/円(TRY/JPY)を題材に書いていますが、ZAR/JPYでも使用可能です。

ボックス相場で利食いを繰り返すという好成績を残したのですから、そのあともしっかりといい思いを継続したいです。「ああ・・・あのときは良かったな。」というトレードではつまらないです。

『円高大歓迎!なトラリピ!』は、一見すると守りのトレードのように見えなくもありません。しかし、ZAR/JPYの例のように、積極的に利食いを目指すトレードとしても利用できます。

円高になってもOKという設定ですから、今回の米ドル/円(USD/JPY)のような円高に遭遇しても、焦ることなくトレードが継続可能です。

というわけで、今回の円高で冷や汗をかいた方に特に読んでいただきたいと思います。また、南アフリカランド/円(ZAR/JPY)を積極的に検討したいという方にも是非!

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