419572-2今回の円高の模様を毎日じっと眺めています。

すると、南アフリカランド/円(ZAR/JPY)が最近は円高にならずに踏ん張っているな・・・と気づきます。 

南アフリカランド/円(ZAR/JPY)の日足チャート


では、南アフリカランド/円(ZAR/JPY)の日足チャートを確認しましょう。トライオートFXからの引用です。

zarjpy-daily-chart-20160512

2016年1月に急落して以降、じわじわと下値を切り上げながらボックス相場を展開していることが分かります。この値動きでトライオートFXやトラリピをしていたら、利食いがかなりの回数になると予想できます。

最近の動きに目を向けましても、ボックス相場の中で為替レートが動いていることが分かります。米ドル/円(USD/JPY)が大きく円高傾向にあることを考えますと、かなり頑張っているといえるでしょう。

この理由は定かではありませんが、南アフリカの政策金利が影響しているかもしれません。

南アフリカ経済は好調とはいいがたいでしょうが、政策金利は引上げ傾向にあります。すなわち、スワップポイントの観点から見ますと、買う側にとってはメリットがあるということになります。

下のグラフは、南アフリカの政策金利の推移です。

南ア政策金利2005-2016


これからも「買って持つ」という方法で良いか?


では、これからも南アフリカランド/円(ZAR/JPY)を買って持つというスワップ派を維持すれば良いのでしょうか。ZAR/JPYの注意点としては、長期的に見て円高傾向にあるという点です。

姉妹サイト「FX究極のスワップ派」でも注意を促していますが、トルコリラ/円(TRY/JPY)やZAR/JPYはスワップポイントの大きさが魅力的であるものの、長期的に見て円高傾向であることが痛いです。

円高スピードに負けないスワップポイントを得られれば良いですが・・・。取引する場合は、円高による含み損に耐えられるようなレバレッジでトレードしましょう。

なお、金融先物取引業協会によると、主にZAR/JPYの急落により、2016年1月に以下のロスカット等未収金が発生しています。ロスカット等未収金とはすなわち、「口座残高以上の額の損失を出した」ということです。要するに、借金です。
(個人)
発生件数: 2,202
ロスカット等未収金: 249,801,000円(2億5千万円くらい)
レバレッジが低ければ、このような事態になりません。レバレッジが高いからこの結果になってしまいます。レバレッジは低くする。これがとても大切でしょう。

では、このような南アフリカランド/円(ZAR/JPY)でどのようにトレードすればよいでしょうか。ゆったり為替が考える手法につきましては、明日の記事でご紹介します。
→ 南アフリカランド/円(ZAR/JPY)の特徴を生かしたトレード

→ ロスカット等未収金発生状況から、リスク管理の重要性を考察!
→ FX業者による、一部通貨ペアの証拠金引き上げを考える
→ ロスカット基準簡素化&経験者向けレバレッジ制限の創設を希望します!