083585-2思いっきり急上昇している米ドル/円(USD/JPY)です。そこで、現在の状況を確認するとともに、直近の見通しを考えてみましょう。 

ゆったり為替の日々の思考の様子が少し分かります。 

ゆったり為替の長期見通しについては、すでに記事化した通りです。2017年については、おおむね円安トレンドだろうと見ています。

→ ゆったり為替の米ドル円見通し:2017年の値動き予想

2017年という長い範囲でなく、もう少し狭い範囲について考えてみます。まずは、月足チャートから。トライオートFXからの引用です。

usdjpy-monthly-chart-20161212

先月(2016年11月)は大きな陽線が出ています。右から2番目の陽線です。このチャートの中で、先月と同じ大きさの陽線は見つかりません。すなわち、歴史的な値動きの大きさだったということになります。

しかし、この月足チャートからは、近い将来の値動きは良く分からないと思います。そこで、週足に移ります。下のチャートです。

usdjpy-weekly-chart-20161212

10月までのダラダラとした円高がウソのように、11月からジャンプしている様子が分かります。米ドル/円(USD/JPY)=100円の頃に全力買いできていればなあ・・・と思うのは仕方ないところですが、大きく買うのはなかなか難しいです。

週足チャートを見ると、120円弱あたりに相場の壁が見えるかなあ、と思います。

仮に120円に到達するとしても、その前に攻防戦(上がったり下がったり)が見られると思います。最後に、日足チャートを確認しましょう。

usdjpy-daily-chart-20161212

気持ちの良い上げっぷりです。

しかし、米ドル/円(USD/JPY)を全く買えずに今に至る・・・という方は少なくないと思います。それは仕方ないと思います。

(1) 米大統領選挙あたり :値動きが大きくて買うのは難しいから見送り。
(2) 選挙後の値動き(110円に到達しないころ) :一気に円安になったから見送り。
(3) 110円を超えたころ :さすがにもう円安にならないんじゃない?で、見送り。
(4) 110円を超えて少し足踏みしたとき :反転して円高になるかも?で、見送り。

ゆったり為替は幸運にも米ドル/円(USD/JPY)を買って持っていますが、それは今回の大相場の何か月も前から少しずつ買い続けた結果です。今回の大相場では106円くらいで少し買えただけです。


相場が読めなくても生き残るには?

さて、日足を見ても、ゆったり為替には上値目途が良く分かりません。月足を使った長期見通しに変更はありませんが、ゆったり為替の直近の見通しは「どうなるか分からない」です。

どうなるか分からないなら記事にするんじゃない!という感じかもしれません。この記事を書いた理由ですが、ゆったり為替にとって、相場は99%理解できないということを書くためです。

残り1%で何とかしのいでいます。まあ、99%とか1%というのは正確な数字でなく、あくまでイメージですが。

しかし、1%では取引機会があまりに少ないですし、その1%で相場を見切った!と思っても、実は間違いだったということも珍しくありません。すなわち、ゆったり為替は相場を読めません。

そもそも、将来のことを読み切るのは人間の能力を超えている・・・と思います。

そこで、思考はトレード手法から離れていきます。

「見通しが外れても損しない、あるいは、見通しが外れてもプラスになる」そのようなトレードを目指すことになります。見通しが完全正解でなければ1円ももらえないというルールだったら、相場はあまりに厳しい世界です。

トレードで勝っている方のトレード内容を聞いたことはありませんが、ゆったり為替と同じような考え方なのでは?と思います。見通しは外れることが前提という思考です。

よって、決済ルール・資金管理・精神が重要になります。


トレード手法でない「何か」

世の中には、簡単に稼げるかのように見えてしまうトレード手法が氾濫していますし、それを売っている人も大勢います。しかし、シグナルに従うだけでOKならば、裁量トレードをする必要はありません。MT4に移植してトレードさせればOKのはずです。

MT4でなく、あえて裁量トレードをする理由は何か?です。

それらが詐欺ではないと仮定しますと、MT4の機械的な取引では実行できない「何か」が必要だということです。それが何なのか?を見つけることが、とても大切だと思います。


他人のトレード手法について、現時点でゆったり為替がブログで紹介しているのは唯一、マーフィーのスパンモデル・スーパーボリンジャーだけです。

マーフィーさんのPDFを読ませていただきましたが、スパンモデルの説明を開始する前に、最初の40ページ弱で精神や投資哲学を説明しています。単純にスパンモデルやスーパーボリンジャーが優秀ならば、MT4に移植すればOKのはずです。

しかし、最初に何十ページも使って精神や投資哲学を説いています。MT4への移植では対応できない「何か」を示しています。ここが最重要部分であり、スパンモデル等の説明は投資哲学の後でOKだという位置づけです。

これが、ゆったり為替が紹介している理由です。

マーフィーのPDFを持っているけれど勝てなかったなという場合、最初の数十ページ部分を、ゆっくりと10回~20回くらい読み返してみてはいかがでしょうか。通勤時間や帰宅後の時間を使えば、毎日読めるでしょう。

そして、理解するには「読みながら反論しないこと」が必要と思います。最初はすべて受け入れます。その後、自分で考えて取捨選択します。

→ マーフィーの「スパンモデル」「スーパーボリンジャー」の本質はどこにあるか?
→ ゆったり為替の米ドル円見通し:2017年の値動き予想