118642日銀が追加して政策投入するかも?という報道を受けて、米ドル/円(USD/JPY)が一気に円安になりました。

そこで、これを契機に円高トレンドが終わりうるのか?を考えます。 

米ドル/円(USD/JPY)の日足チャートで確認


最初に、米ドル/円(USD/JPY)を日足チャートで確認しましょう。トライオートのチャートのキャプチャです。一番右が、今回の円安です。最近の値動きの中では、とても大きな円安への動きだったことが分かります。

では、これを契機に円安トレンドになるかどうか?を考察しましょう。

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米ドル/円(USD/JPY)の円高トレンドは終わるか?


チャートの左側に赤で囲った部分があります。これは、日銀による政策発動とその後の値動き部分です。

当時、円高が大きく進んでいました(現在の水準から見れば、円安水準にありますが・・・)。それもあってか、日銀が政策発動し、それを受けて一気の円安が起きました。

しかし、その後はさらに急激かつ大きな円高となってしまいました。・・・という様子です。

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ゆったり為替の考えですが、トレンドと反対方向のニュースが飛び込んでくるとき、市場の反応は大きく分けて二つに分けられると思います。
反応その1: あまり反応しないか、無視

トレンドが強く、その反対向きの報道が流れても、市場があまり反応しない場合です。あるいは、一時的に反応しても、再びトレンドが勝つ場合です。上の赤枠で囲った部分は、これに該当します。
反応その2: トレンドが転換する場合

トレンドの相場エネルギーが尽きかけており、そのタイミングでトレンドと反対方向のニュースが飛び込んでくると、市場が大きく反応することがあります。「小さなニュースなのに、どうしてこんなに反応する?」という場合、これが該当するように思います。
では、今回はどうでしょうか。

・ 今回の円安反転のきっかけは日銀発表でなく、観測記事だった。

一部報道でしかないのに、為替相場が大きく動きました。これは、トレンド転換の可能性があるかも?と期待させます。一方、チャートを見ると、トレンド転換したと断定するには弱いです。

上のチャートを見る限りですが、2016年2月から3月にかけて形成したボックス相場の上限を抜けたら、円高トレンドの終了と判定しても良いのでは?と思います。

よって、ゆったり為替の2016年円高予想は変更なく維持とします。
・ 2016年の米ドル/円(USD/JPY)円高予想値は115円~105円(正解!)
・ 最大で米ドル/円(USD/JPY)=105円までの円高がありうる
・ 円高のピークは2016年6月から2017年初旬のどこか
これがすべて正解するかどうか分かりません。あくまで予想です。

→ 日足の裁量トレードだと、相場が急変すると辛い・・・。
→ 2016年為替予想!米ドル/円(USD/JPY)の見通しは?