363176-2姉妹サイト「FX究極のスワップ派」では、様々な公開トレードをしてきました。結果として全て良好な成績でしたが、トルコリラ/円(TRY/JPY)は苦戦しています。

そこで、このトレードを始めた当初の見込みを振り返ります。 

取引開始時の、トルコリラ/円(TRY/JPY)の長期見通し

トルコリラ/円(TRY/JPY)の長期見通しは円高でした。これは、過去のチャートを見ても分かりますし、物価水準を見ても想定できます。

「FX究極のスワップ派」では、「トルコリラ円や南アランド円をスワップ派でトレードするときの注意点」の記事でリスクを考察しています。

当ブログでは、2014年8月の記事「トルコリラ/円(TRY/JPY)を買う場合の勝算は?」において、トルコリラ/円(TRY/JPY)が円高傾向であることを確認しています。また、物価水準が高くて円高警戒であることは、2014年9月の記事「トルコの消費者物価指数(CPI)」で確認しています。

当時の記事で掲載したチャートは以下の通りです。

現在のブログでは、軸の数字を大きくしています。当時はエクセルの初期設定をそのまま使っていましたので、数字が少々読みづらいです。

tryjpy長期チャート(2005-)

2005年に80円台だったのが、2014年には40円台になっています。為替レート水準は10年くらいで半分です。そこで、為替レートが水準が半分になるのに要する期間を10年と想定しました。

→ トルコリラ/円(TRY/JPY)の長期為替レート予想

上の引用記事は2016年6月の記事ですので、取引開始から半年後の記事です。記事を書いた時期が合わないですが、考え方は取引開始時とほぼ同じです。

トルコリラ/円(TRY/JPY)のスワップ派を始めたのが2016年1月。そして、購入レートは39円くらいです。そこで、2025年には20円になっているだろうという予想です。

一方、ヒロセ通商(LION FX)のスワップポイントは、1万通貨当たり115円でした。

為替レート水準が20円になってもスワップポイントは115円のままというのは、想定として無理があります。そこで、「FX究極のスワップ派」では、スワップポイントを1日あたり100円として、計算しやすさを重視しました。

→ 「強制ロスカットにならないスワップ派の超絶(?)テクニック(トルコリラ/円)

スワップポイントが100円でも少々楽観的な感がありますが、10年よりもかなり短い期間で証拠金と同額を得られるという試算です。為替レートは一方的に円高になることは珍しく、通常は円安と円高を繰り返します。そこで、トレード開始後の円安トレンド期待も考慮しました。

1万通貨当たり115円のスワップポイントが終了し、80円~90円くらいになったとしましょう。この場合、当初の期待よりも時間はかかりますが、強制ロスカットにならないポジションを作るのは可能です。


トレード開始後の状況

公開トレード開始後の状況を振り返りましょう。2016年以降はこのチャートの右端部分ですが、おおむね一直線に円高になっています。

tryjpy-chart

トルコで理由を探すとするならば、いくつもあるでしょう。

・ クーデター未遂
・ イラク国境付近の不安定さ
・ シリア問題
・ ロシアとの関係悪化
・ キプロス問題
・ EU加盟が遠のく
・ 国内テロの多発

しかし、クーデターは過去に何度も発生しましたし、地政学的に厳しいのは周知の事実です。

トルコの現状がここまで厳しくなる・・・という事前の予見は難しいでしょう。とはいえ、これらがあったから厳しくなったというのは、トレードをする上では理由にならないでしょう。

取引開始後10年でトルコリラ/円(TRY/JPY)が20円になるという想定が、少々甘い可能性があります。この記事を掲載した時点の為替レートは30円台を維持していますが、1年前に取引を開始したときは39円でした。わずか1年で9円の円高です。


なお、過去の経験から、予想はいつでも外れうると分かっています。そこで、取引開始時のレバレッジを1.9倍台にしています。現在の強制ロスカット水準はトルコリラ/円(TRY/JPY)=21円です。

まだ余裕は大きいでしょう。値動きは想定よりも早い円高ですが。

公開トレードの良さは、想定と現実が一致しない状況をそのままお知らせできることです。その場合の対応も、公開しながら進めていきます。

この状況の対応方法として、昨日3つ書きました。しかし、もう一つあります。その方法は時期を見て「FX究極のスワップ派」で書いていきたいと思います。選択肢1の損切り撤退が最善だった、という結果であってほしくないところです。

→ ヒロセ通商(LION FX)のトルコリラ/円スワップポイントが!
→ スワップ派は先進国通貨ペアをメインに。新興国通貨ペアの取引数量は少なめに。