446376-1ゆったり為替が考える「リスクを抑えたリピート系注文」は、防御力がとても高いと思います。

すなわち、相場で長生きするのに有効と思います。

しかし、デメリットもあります。そこで、デメリットを確認し、それを回避する方法を考察します。 

デメリット:乱高下しても、利食い回数は少ない


例えば、50銭ごとに買い注文を出しているとしましょう。何かイベントがあって、1日のうちに乱高下しながら何百銭も動いたとします。この場合、通常のリピート系注文ならば、何度も利食いできるでしょう。

しかし、「リスクを抑えたリピート系注文」で1日1回だけ約定させる場合、利食い回数は1日1回までです。すなわち、通常のリピート系注文に加えて、利食い額が小さくなります。

このデメリットをどうしようか?という問題があります。

ただし、乱高下する相場は1年に何回あるか?を考える場合、このデメリットを大きく考える必要はないかもしれません。というのは、例えば豪ドル/円(AUD/JPY)で50銭ごとに発注する場合、1日の利食い回数は平均的に見て1回前後だと思います。

よって、このデメリットは考察不要かもしれません。


なお、10銭ごとに発注・利食いする場合など、極めて発注本数が多い超長期トレードをする場合は、今回の「リスクを抑えたリピート系注文」を採用する必要はないかもしれません。

と言いますのは、そのトレードをするために豊富な資金を準備しているはずですし、10銭ごとの発注・利食いならば1日に数多く利食いするでしょう。その利食い回数を敢えて抑えるのは、少々もったいないような気がします。

(10銭ごとに発注したいけれど、資金は少なくて完全放置で超長期で…というのは無謀でしょう。)


デメリットを回避・緩和する方法

前置きが長くなりました。このデメリットを回避または緩和する方法は、いくつかあります。

デメリット緩和法1: 1日2回取引する

例えば、毎朝9時に買うというのに加えて、夜9時にも買うというルールにします。ただし、最も円高のポジションよりも××銭以上円高になったら買うという追加ルールは維持します。

こうすれば、1日の乱高下で複数回の取引が可能です。

ただし、取引回数を2回、3回と増やしていくと、注文が面倒です。これはどうしようもありません。よって、通常は1日1回の取引にしておいて、乱高下するときだけ1日3回にするなど、メリハリをつけても良いかもしれません。

手動が面倒な場合は、MT4でEAを作るという方法もあります。1日1回の取引の場合、MT4でわざわざEAを作る必要性は乏しいと思います。しかし、2回3回と取引するなら、MQL4を駆使して作るのも悪くないと思います。


デメリット緩和法2: 利食いで得た証拠金で、通常のリピート系注文

もう一つの方法は、利食いやスワップポイントで得た証拠金を使ったリピート系注文です。これは複利運用ということになります。

複利運用については、全自動売買のリピート系注文で攻めるという案があります。ただし、過去の円高記録よりもさらに大幅に円高になってもOKというくらいに安全重視にします。こうすれば、強制ロスカットの心配は小さくなるでしょう。

すなわち、相場で長生きできます。

リスクを抑えたリピート系注文でリスクを小さく、しかし、複利運用で雪だるま式の資産増加を狙う。その状況でありながら、リスク回避重視は維持。…ゆったり為替の好みにピッタリです。

→ 第1回:リスクを抑えたリピート系注文【背景編】
→ 第2回:リスクを抑えたリピート系注文【手法編】
→ 第3回:リスクを抑えたリピート系注文【デメリット回避編】
→ 第4回:利食い回数が減るのは嫌なときの考え方
→ 第5回:リスクを抑えたリピート系注文【FX口座編】