332048-2ゆったり為替は、いかにしてストレスなく長期に利食いを継続できるかについて考えています。というのは、年老いてからも裁量トレードをして収入を得るのは無理があると思うからです。

そこで、リピート系注文に注目していますが、強烈なデメリットがあります。今回は、そのデメリットを抑えた手法を公開します(おそらく5回シリーズ)。

ゆったり為替のリピート系注文:背景


円売りのリピート系注文について、強烈なデメリットは何でしょうか。ゆったり為替はこれだと思います。

・一気に急落下して円高になるとき

例えば、2007年のサブプライムローン問題から2008年のリーマンショックにかけての時期です。あるいは、円絡みの通貨ペアではありませんが、2015年1月のスイスショックです。

2007年~2008年で、豪ドル/円(AUD/JPY)は107円から55円まで円高になりました。また、2015年のスイスショックでは、わずか数時間足らず(1時間だったかな…)でユーロ/スイスフラン(EUR/CHF)が1.20から0.85くらいまで急落下しました。

リピート系注文でコツコツと証拠金を増やしても、このレベルの急落下に直面しますと、強制ロスカットになっても全くおかしくありません。

この2つほどではなくても、大きめの急落は珍しいことではありません。2016年に限定しても、6月のイギリス国民投票では、ポンド/円(GBP/JPY)を始めとする通貨ペアが大きく円高になりました。


「リピート系注文で億万長者」は無理な話か?


ゆったり為替はリピート系注文が大好きです。そして、同様に好きだという読者の皆様も多いと思います。しかし、ある事実に気づいている方は多いでしょうか。それは・・・

2000年代初めには、リピート系注文が世の中に知られていたと記憶しています。そして現在は2017年です。もしも、リピート系注文のメリットが「いつも」あるならば、今頃「リピート系注文で億万長者」が大勢いてもおかしくないと思いませんか?

しかし、「リピート系注文で億万長者」を聞いたことは…ないかもしれません(いるかもしれませんが)。

この理由ですが、忘れたころにやってくる急落下で強制ロスカットになってしまうから、という理由があるのではと思います。

ゆったり為替も、負け組だった自称個人投資家時代、米ドル/円(USD/JPY)をガッツリ買っていて、2007年ころに多くの資金を溶かしてしまいました(4日~5日くらい落ち込んだような記憶が…)。


そして、様々なリピート系注文を考え、そしてブログ等で紹介したり公開トレードをしてきました。その結果、最もお気に入りなのが、一生放置しても利食いを繰り返す目標のリピート系注文です。

姉妹ブログ「FXリアルトレード道場」で公開トレード中です。

なお、長期的な視点で見た時のリピート系注文のリスクについては、すでに記事化しています。姉妹サイト「FX究極のスワップ派」にある「永遠に利食いを繰り返す?・・・というトラリピ設定と戦略」です。

12,000文字くらいの長文ですので、時間の余裕があるときにご覧ください。


超長期リピート系注文のデメリット


超長期のリピート系注文はとても有効と考えていますが、デメリットもあります。2つです。

デメリット1: 必要証拠金が大きくなる
デメリット2: 資金効率が今一つ

長期間放置してOKなのに、資金効率は良くて必要証拠金も少なくて…というのは、あまりに都合が良すぎる話だと思います。しかし、為替レートが円安で推移すると、どうしても資金効率が悪くなります。

姉妹ブログ「FXリアルトレード道場」で実際に豪ドル/円(AUD/JPY)=55円~107円に注文を設定していますが、現在は85円よりも円安水準で推移しており、資金効率が悪くて残念な状況です。

ほとんどの証拠金が遊んでしまっています。

しかし、突然の急激な円高に備えて、入金しておく必要があります。すなわち、資金が人質に取られています。そして、この人質に取られた証拠金が活躍するときとは、大きく円高になって含み損が大きな時です。

これに耐え切れずに、多くの人がロスカットまたは強制ロスカットになってきたことでしょう。これを緩和する方法が、「リスクを抑えたリピート系注文」です。

ゆったり為替も実行しているこの方法です。次回の記事でその内容を紹介しましょう。

→ 第1回:リスクを抑えたリピート系注文【背景編】
→ 第2回:リスクを抑えたリピート系注文【手法編】
→ 第3回:リスクを抑えたリピート系注文【デメリット回避編】
→ 第4回:利食い回数が減るのは嫌なときの考え方
→ 第5回:リスクを抑えたリピート系注文【FX口座編】