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リピート系全般

長期のリピート系FXの背景や考え方

2017年3月2日

ゆったり為替は、長期目的でリピート系FXの公開トレードをしています。

長期の理由ですが、年老いてからも裁量トレードで収入を得るのは、無理があるからです。そこで、長期のリピート系FXに注目しています。

ここでの長期とは、「可能ならば、永遠」です。実際には、ポジションは相続できませんので、数十年以上を見据えた長期です。

リピート系FXで億万長者は可能か

下のリンク先記事は、公開トレードの成績です。

ゆったり為替は、リピート系FXが大好きです。そして、同様に好きだという読者の皆様も多いと思います。

2000年代前半には既に、リピート系FXがインターネット上に出ていたと記憶しています。

そして、現在は2019年です。

もしも、リピート系FXが本当に有効ならば、今頃「リピート系FXで億万長者」が大勢いてもおかしくありません。しかし、「リピート系FXで億万長者」は、いるでしょうか。

少なくとも、ゆったり為替の周辺にはいません。

この理由の一つは、資金を増やしても、忘れたころにやってくる急落下で強制ロスカットになってしまうから、だと考えています。

ゆったり為替は、負け組だった自称個人投資家時代、米ドル円をたくさん買っていて、2007年ころに資金を溶かしてしまいました。

そして、様々なリピート系FXを考えてきました。その結果、最もお気に入りなのが、一生放置しても利食いを繰り返すリピート系FXです。

リピート系FX採用する理由

公開トレードで長期のリピート系FXを採用した理由は、放置できるからです。

毎日チャートを見る手法だと、途中で疲れそうです。また、どこかに旅行に行ったり、別の何かに集中したりすると、FXは後回しになります。

しかし、後回しにしている間も、相場は動いていきます。すなわち、裁量トレードは、自分で考えて取引するという行動を、ひたすら繰り返す必要があります。

ところが、リピート系FXだと、放置できます。

また、インジケーターを使う自動売買と異なり、将来の含み損リスクの大きさや利幅の大きさについて、想定しやすいです。

手法として分かりやすいというのも、メリットの一つです。

さらに書くと、毎日のようにスワップポイントをもらうことも可能です。スワップポイント狙いの長期保有と似た効果を得られます。

そして、ひとたび稼働すれば、考えるべきことは、ほとんどありません。老後を見据えるくらいの長期トレードを考える場合、リピート系FXは有力な候補になります。

相場を読めるなら、裁量トレードの方が良い

ちなみに、相場を読んでトレードできるなら、裁量トレードで一気に稼いだ方が効率的です。

下の図は、リピート系FXのイメージ図です。青の曲線は、為替レートの動きです。

連続予約注文

上の図では、注文が4つあります(数字で1~4と書いています)。

仮に、相場が読めるなら、1~4で買うのは合理的ではありません。4で大きな数量を買うべきです。そして、少しの利食いを狙わず、大きな利幅を狙います。

こうすれば、一気に大きく資産を増やせるでしょう。これをしないで、なぜ細かい注文をいくつも出すのでしょうか。

それは、「相場を読むことができないから」です。

読めないから、広い範囲に数多くの注文を出します。広い範囲に数多くの注文を出しておけば、どれかは約定するでしょう。これを狙います。

そして、利食い位置も読めないから、少しの含み益で利食いします。そして、為替レートが上下動するたびに、自動的に取引を進めます。

トレードの目標

では、この長期トレードの目標を、どこに置きましょうか。

資金量が大きければ、億万長者も可能でしょう。しかし、今回の公開トレードでは、億万長者を狙えるような資金を投入していません。

そこで、ゆったり為替の目標は、以下の通りです。

  • 資金が毎月自動的に増えるという「安心感」
  • 老後も自動的に稼ぎ続けるという「安心感」

キーワードは、老後の安心感です。毎月自動的に稼いでくれるという安心感は、とてもいい感じです。精神安定剤として機能してくれます。

放っておいてもOKですから、メリットが大きいです。何年も利食いを繰り返せば、資金が増えていきます。

そして、5年、10年と利食いを繰り返す間に、為替レートが暴落することもあるでしょう。

その時は、利食いで得た資金を使って、長期保有ポジションを持ちます。そして、大幅円安が実現したら、利食いします。

リピート系FXと長期保有(複利運用)の組み合わせで、長期的に大きな資金獲得を狙います。

老後の豊かな生活を目指します。

長期のリピート系FXのデメリット

今までの考察で、長期のリピート系FXのメリットを確認しました。

  • 相場を読まなくて良い
  • 分かりやすいロジック
  • 損失と利益を、事前にある程度予見可能
  • スワップポイントを毎日もらう
  • 自動売買できる

では、デメリットは何でしょうか。

一つは、既に確認しました。裁量トレードで成功できる場合に比べて、資金増加スピードが遅い点です。

しかし、裁量トレードで資金を増やせない個人投資家にとって、これはデメリットになりません。なぜなら、裁量トレードでは資金が増えないからです。

一方、長期リピート系FXなら、ゆっくりでも資産の増加を見込めます。資金が増えるなら、メリットです。

では、長期リピート系FXのデメリットは何でしょうか。

  • 必要な証拠金が大きくなる
  • 常に相場に資金を置き続ける

必要な証拠金

長期のリピート系FXでは、大きな資金が必要です。

豪ドル円で、55円~80円の範囲で1,000通貨ずつ買うという注文を考えます。必要な資金量は、以下の通りです。

  • 100銭ごとに買う場合:40万円弱
  • 50銭ごとに買う場合:80万円弱
  • 25銭ごとに買う場合:150万円くらい

1,000通貨ずつ買うという穏やかな設定でも、大きな資金が必要です。これが、デメリットです。

裁量トレードの能力があって、40万円~150万円の資金があれば、どんどんトレードをして資金を増やせるでしょう。

しかし、長期のリピート系FXの場合、裁量トレードのようには資金は増えません。年率5%~10%台でしょうか(波乱続きの相場だと、もっと大きな数字になるでしょう)。

この数字でも、増えるならばOKという感じがします。なぜなら、個人投資家の9割くらいは損するからです。

相場に資金を置き続ける

そして、もう一つのデメリットが、相場に資金を置き続けることです。

裁量トレードの場合、利食いチャンスだと思う時だけ、自分の資金を危険にさらします。

大波乱相場の時は、嵐が過ぎ去るのを待ちます。そして、自分の得意な場面で、再びトレードします。

一方、長期のリピート系FXの場合、1年365日ずっと、自分の資金を相場にさらし続けます。

すなわち、トレンド相場の時もレンジ相場の時も、さらには大波乱相場の時も、トレードをし続けます。あらかじめ適切に対処しておかないと、損切りになります。

これがデメリットです。

ただし、大波乱相場というのは、リピート系FXが最も得意とするところです。1日で何十回と利食いして、約定通知のメールがドサッとやってきます。

快感なひと時です。

よって、長期のリピート系FXを考える場合には、大波乱相場を想定しておく必要があります。

新興国通貨ペアは注意が必要

なお、大波乱相場に関連して、南アフリカランド円やトルコリラ円など、新興国通貨ペアに注意が必要です。

といいますのは、相場そのものが消滅する可能性があるからです。

日本時間の早朝などで、為替レートが大きく飛ぶような相場がありますと、為替レートの配信が止まることがあります。米ドル円などでは見られないリスクです。

為替レートの配信停止が大規模だと、相場が消滅して全ポジションが決済される可能性があります。

強制決済で利食いならば、問題ありません。しかし、南アフリカランド円やトルコリラ円などは、長期的に円高基調です。

長期でリピート系FXをする場合は、相場消滅リスクに気を付けましょう(すなわち、取引数量を小さくして、安全度を高めます)。

候補となるFX口座

この長期かつ放置のトレードにおいて、候補となるFX口座は3つになるでしょう。

  • トラリピ
  • ループイフダン
  • トライオートFX

この3つのうち、どれが良いか?ですが、どれでもOKです。自分が最も使いやすいと思うツールを使います。

と言いますのは、長期的にずっと取引するからです。スプレッドが少々有利でも、自分にとって使いづらいツールだったら、ストレスの原因になります。

この3つは、似たような取引が可能です。

スペックの差はもちろんありますが、トレードしていて心地よい(少なくともストレスにならない)ものを選ぶのが、長期的に見て成功できるコツの一つでしょう。

記事最下部の関連記事は、トラリピを中心にご案内しています。しかし、ループイフダンやトライオートFXに置き換えて考えることができます。

似たような機能を持っているから、そういうことが可能です。

この手法で成功できるか

では、この手法で最終的に成功できるか?です。ゆったり為替の場合、豪ドル円で買いのリピート系FXをしています。

円高記録の55円になっても大丈夫、という資金を投入しています。

何年も利食いを繰り返し、スワップポイントも得ました。よって、証拠金が増えています。すなわち、円高記録を大幅に更新しても大丈夫です。

というわけで、最終的に成功できると考えています。それが正しいかどうかを確認する意味も込めて、公開トレードをしています。

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