460270-1「安値で買って、高値で売る。」これはトレードの基本でしょうが、とても難しい基本です。安値がいつなのか分からないからです。

しかし、安値になるときは、意外に簡単に分かります。 

暴落したら買い。 

暴落ということは安値になるということです。よって、そこで買えばOKという判断になります。ここ数年で発生した大きな暴落を振り返りましょう。


2015年1月のユーロ/スイスフラン(EUR/CHF)

下のチャートは、トライオートFXからの引用です(以下同じ)。青矢印部分で、1.20から0.85くらいまで、わずかな時間で一気に3,500pipsくらい暴落しました。よって、暴落時に買っておけば、その後の反発でプラスの成績を収められました。

と言っても、ゆったり為替がこの模様を見ていた口座では、スプレッドが500pipsくらいありました。よって、買うのは極めて困難ですが、チャートを見る限りは買うべきだったと言えます。

eurchf-monthly-chart


2016年6月のイギリス国民投票

次に、イギリスの国民投票を確認しましょう。この時は30円(3,000銭)近く、一気に円高になりました。その後も円高基調が続きましたが、反転して円安になっている様子が分かります。

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暴落時はスプレッドがとんでもない大きさになりますし、値動きも尋常ではありません。そこで、証拠金に対して少なすぎるくらいの数量だけ買います。

そして、後はひたすら待ちます。暴落で誰もが恐怖におびえているときに買ったご褒美を、後日もらえるということになります。

では、この方法はいつも有効でしょうか。「いつも」という単語を付けると、はいそうですとは言いづらくなります。


米ドル/円(USD/JPY)

下のチャートは、米ドル/円(USD/JPY)の月足チャートです。矢印部分は2008年のリーマンショックです。2016年の現在から見れば、リーマンショックで買っても正解ということになります。

しかし、リーマンショックが起きたのは2008年です。その後、ダラダラと円高が続き、円安に反転したのは2012年後半のことです。リーマンショックの時の為替レートを超えて円安になったのは、2013年に入ってからです。

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この間、「日本はもう終わるんじゃないか?」という閉塞感が日本中を覆っていました。米ドル/円(USD/JPY)=50円台もありうると言われたときもありました。というわけで、矢印部分で買って正解か?と言われると、少々怪しいかもしれません。

というわけで、ゆったり為替は、暴落で買うときは少しだけにしています。暴落で買って損することもあるでしょうが、全体的な傾向としては、買って吉だったことの方が多いと思います。