083346-22回にわたってロスカット等で発生した未収金にについて考えてきました。これが発生する原因は相場の急展開とレバレッジの高さだと思います。

しかし、強制ロスカットに関する基準がFX業者ごとに異なって分かりづらいことも、その原因の一つかもしれません。そこで、ロスカット基準を一本化することを希望します。 

現在の証拠金&ロスカットの制度


現在の証拠金にかかる基準は2つあります。2つといっても、FX業者ごとに異なるので説明が少々厄介です。頑張って書いてみます。

その1: ある基準を下回ったら即、強制ロスカットになる場合

取引を開始するには、取引額の4%以上の証拠金を準備する必要があります。では、その後含み損が増えて実質の証拠金額が4%の基準を下回ってしまう場合にどうなるでしょうか。これについて、FX各社で対応が大きく異なります。例を書き出しますと、以下の通りです。

・ 即座に強制ロスカット
・ 4%の半分(すなわち2%)を下回ったら強制ロスカット
・ その他いろいろ

FX業者によって対応が大きく異なりますので、事前の確認が必要です。

その2: 特定の時刻に基準を満たしていないとき、強制ロスカットになる場合

これは、特定の時刻に、実質的な証拠金額が取引額の4%を満たさないと強制ロスカットになるというものです。その1で強制ロスカットになる基準が4%でない場合、強制ロスカット基準が2つ存在することになります。

しかし、この2つを正確に理解するのは、かなりしんどいと思います。この説明ではぼんやりとした書き方になっていますが、それはFX業者ごとに基準が異なるためです。


ゆったり為替が希望するロスカット制度


ゆったり為替は、上記の基準を一本化することを希望します。すなわち、「証拠金維持率が100%を下回った直後に強制ロスカット」です。証拠金維持率100%は、取引総額の4%です。

こうすれば、とても分かりやすいです。
ゆったり為替による、証拠金にかかる規制案:
「取引を開始するには、取引額の4%以上の証拠金が必要。ただし、4%をわずかでも下回ったら、強制ロスカットされる。」
強制ロスカットに関する説明が簡単にできます。これなら分かりやすいです。分かりやすいとはすなわち、リスク管理もしやすくなるということです。リスク管理が容易になれば、強制ロスカット&借金となる件数が減るかもしれません。

しかし・・・正直なところ、最大レバレッジが25倍というのは資金効率が悪くて残念です。そこで、このような案も追加したいです。
ゆったり為替による、証拠金にかかる規制案その2:
「一定年数の取引経験を有する場合は、顧客の希望に応じて、最大レバレッジを50倍~100倍にすることができる。」
この条件が欲しいです。皆様、いかがでしょう?

この条件があると、海外FX事業者と契約する顧客も減ると期待できます。海外FX業者が金融庁への登録なしに日本居住者と契約するのは違法ですが、契約してしまう顧客が出ているようです。その理由は、日本のFX規制が厳しすぎることも一因だと思います。

違法だから契約してはいけない!と啓蒙すると同時に、海外FX業者と契約しなくても何ら構わないという環境を作ることが必要だと思います。

→ 「ロスカット等未収金発生状況」から、あるトレード方法が浮かび上がる
→ FX業者による、一部通貨ペアの証拠金引き上げを考える
→ ロスカット等未収金発生状況から、リスク管理の重要性を考察!