043956今まで2回にわたり、ループイフダンでハマるパターンとその回避方法について考えてきました。証拠金の額が不十分だとリスクが高いことが分かります。 

そこで、失敗しないための必要資金はいくらになるのか、確認しましょう。

各通貨ペアの為替レート変動幅

下のキャプチャは、ループイフダンで取引可能な4通貨ペアについて、特定の期間にどれくらいの値動きがあったかを示したものです(アイネット証券ホームページから引用)。

loop-ifdone-volatility

この数字は2016年4月までの数字です。表を見ると、各通貨とも値動きが大きいことが分かります。ポンド/円(GBP/JPY)は、3年間に50円近くも動いています。しかも、これはイギリス国民投票での値動きを含んでいません。

しかし、上の4通貨ペアをよく見ますと、豪ドル/円(AUD/JPY)の値動きが意外に小さいことに気づきます。

値動きは小さいと言っても、日々の値動きは大きいです。すなわち、比較的狭い範囲の中で大きく上下動するということですので、ループイフダンにピッタリです。少なくとも、ゆったり為替はそう思います。

買いのスワップポイントも大きいですし、豪ドル/円(AUD/JPY)でループイフダンをしようと決めたとします。

ゆったり為替は、豪ドル/円(AUD/JPY)で買いのループイフダンを実行しています。結果も良好ですので、少なくとも現時点では、豪ドル/円(AUD/JPY)の選択は正解だったということになるでしょう。

ループイフダンの必要資金

では、ループイフダンをするために必要な資金はいくらでしょうか。

豪ドル/円(AUD/JPY)で取引したとしましょう。そして、一気に円高になっても生き残れるように、過去3年の値動きである「25円」くらいの円高でも耐える証拠金を準備してみましょう。


アイネット証券のホームページによると、25円の円高にも耐えるようにする場合、ループイフダンの設定値幅と必要資金の関係は以下の通りです(取引数量は1,000通貨)。

設定値幅20銭: 必要資金は2,025,000円
設定値幅40銭: 必要資金は1,004,400円
設定値幅80銭: 必要資金は496,000円

設定値幅を80銭にすると、必要資金が一気に少なくなると分かります。安全を確保しつつ必要資金を少なくしたい場合は、設定値幅80銭が候補となるでしょう。

なお、80銭を選択するとおよそ50万円が必要と出ましたが、取引開始時に必ず全額が必要というわけではありません。というのは、取引を開始してから利食いやスワップポイントによって証拠金が次第に増えてくるからです。

ゆったり為替がリアルトレードで実行しているループイフダンは、取引開始当初から必要資金を全額入金しました。

安全を最優先したためですが、資金負担が重くなるのも事実です。そこで、自分が準備できる資金や今後の相場見込みなどを考えながら、安全運転でループイフダンを実行したいです。

ちなみに、ゆったり為替が採用している設定は40銭ごとに1,000通貨ずつ売買するというものです。1営業日当たり1回~2回の利食いを繰り返しています。

2016年1月5日から2016年7月1日までの半年間の獲得額は120,337円です。思いっきり狭い設定を採用しなくても、利食いをしてくれます。1年間に換算すると24万円です。

取引を開始して放っておくだけで、年間24万円の見込みです。ループイフダンなら、40銭ごとの取引設定でも十分!でしょう。

25円の値動きに耐える証拠金で十分か?

最後に、25円の値動きに耐える証拠金を準備すれば大丈夫か、について考察しましょう。30円動いたら?40円動くかもよ・・・?と、心配したらキリがないですが、まず、現在のレートを確認しましょう。

2016年7月21日早朝の豪ドル/円(AUD/JPY): 80.00円くらい
過去の円高記録: 55円くらい
現在値と円高記録との差: 25円くらい 

取引を開始してからいきなり25円の円高になってしまうという不幸な状況でも、過去の円高記録くらいまでは強制ロスカットにならないということになります。

さらに、ループイフダンを稼働すれば、利食いやスワップポイントで証拠金が増えていきます。よって、25円の値動きに耐える証拠金を準備できれば、安全度はかなり高いと予想します。すなわち、ループイフダンを始めるにはいい時期なんじゃないかな?と思います。

(いや、過去の円高記録なんてアテにならん!という場合は、もう少し多くの資金を準備しましょう。)

→ アイネット証券の詳細説明および口座開設


→ ループイフダンの設定:注意!このパターンは危ない
→ ループイフダンの失敗を検証&失敗回避方法
→ ループイフダンの両建て
→ リピート系(トラップ系)ならループイフダン!という4つの理由
→ ループイフダン実践記録1:実弾トレードで有効性を検証!