371930-2ゆったり為替のループイフダンは絶好調です。

一方、アイネット証券の公式ブログ「ループイフダン(R)実況中」を確認したところ、異変がありました。そこで、現状を確認しましょう。

「ループイフダン(R)実況中」の成績を確認


アイネット証券の公式ブログでは、シミュレーションではありますがループイフダンの成績を毎日公開中です。そこで、3月22日に公開された成績グラフを確認しましょう。下の通りです。

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2月11日に残高が急落しています。190万円近くに到達していたのが、いきなり110万円くらいになっています。純資産はトレード開始時の100万円を割り込んだか?という状態になっています。

いったい、何があったのでしょうか。公式ブログによると、以下の通りです。

このブログで運用中のループイフダンにおいてもロスカットラインが近づいたため、11日の14:00頃に手動決済によるポジション調整をおこない、ロスカットを回避しました。
ポジション決済をおこなわず、以前のままでの運用ですと、112.00円付近がロスカットラインでした。11日の状況を考えますと、112円のラインは割り込む可能性が高いと考えてポジション決済をおこなうことにしました。


ゆったり為替の設定と比較


ゆったり為替のトレード状況と対照的です。そこで、設定を比較しましょう。比較することにより、設定をどうすべきなのか?が見えてきます。

二つの設定で、ここが大きく異なるだろうという点を抜き出します。


相違点1: 注文と注文の幅

ループイフダン(R)実況中: 米ドル/円(USD/JPY)で25銭幅
ゆったり為替の設定: 豪ドル/円(AUD/JPY)で40銭幅
25銭ごとに買うか、40銭ごとに買うかの違いです。この幅が大きいほど取引回数が減りますので、必要な証拠金も少なくなります。よって、円高の際のダメージが小さくなります。

しかし、この幅を大きくしますと、利食い回数が減ってしまいます。よって、一長一短です。今回は円高になったので、40銭ごとの買いが功を奏しました。


相違点2: 注文数量

ループイフダン(R)実況中: 3,000通貨
ゆったり為替の設定: 1,000通貨
1回の買いで何通貨買うかという設定です。ゆったり為替は1,000通貨でしたので、ループイフダン(R)実況中の3分の1です。その分だけ、円高になるときのダメージが小さくて済みました。


相違点3: 為替レートの上限

ループイフダン(R)実況中: 特になし
ゆったり為替の設定: 豪ドル/円(AUD/JPY)=89円あたりで終了。再び円高になるのを待つ。
ループイフダン(R)実況中では、米ドル/円(USD/JPY)の為替レートに上限を設けずにトレードしたように見えます。ゆったり為替は臆病なので、豪ドル/円(AUD/JPY)=89円より円安ではトレードしませんでした。


どの設定がベストなのか?


この比較により、ゆったり為替の方が良いと言いたいのかといえば、そうではありません。今回はたまたま大きな円高になり、その円高になったときをとらえて比較しているので、ゆったり為替の設定の方が良いように見えるだけです。

もう一度、ループイフダン(R)実況中の損益グラフを確認しましょう。

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上のグラフで分かりますとおり、開始からわずか1年と少しで口座残高は2倍になろうかという勢いです。評価損益を含めた純資産で見ても、1年で70%くらい増という、極めて優秀な成績でした。

一方、ゆったり為替の設定ですと、このような優秀な成績を望めません。口座残高は1年あたり10%~15%くらい増加すればいいかなあ・・・くらいに考えています。そのスピード感は10倍くらい違うことになります。

すなわち、ゆったり為替の設定とループイフダン(R)実況中の設定とでは、考慮すべき時間軸が異なると言えるでしょう。
ゆったり為替の設定:
爆発的な証拠金増加は見込めないけれど、スーパー円高になっても大丈夫。「ひとたび設定したら放っておける」が目標です。
ループイフダン(R)実況中の設定:
1年で資金2倍近くを期待できる設定ながら、暴落が苦手。そこで、短期間で一気に資金を増加させたら、スパッとトレードを終了してポジションを決済するのが吉。
円高にならないでずっと円安またはボックス相場がいいなあ!という期待は、かなり厳しいです。歴史を振り返ると、大きな円高が何回も発生してきました。

そこで、取引数量が多い設定の場合は短期決戦です。トレード開始時に目標を決めたら、あとはそれに向かって突き進むのみ。そして、達成したら取引を終了するのです。

仮に、目標達成前に円高になってしまったらどうするか?ですが、ループイフダン(R)実況中のスタッフが見本を見せてくれました。
急速に円高になってしまう場合の対処法:
当初の証拠金額よりも資金が減ってしまう前に全ポジションを決済
資金が残ってさえいれば、もう一度トレードできます。資金がなくなってしまっては、もうトレードできません。この差は極めて大きいです。

「ああ、今までの確定益がなくなりそうだ・・・。でも損切りで決済したくない・・・。どうしよう・・・。」とは思わないで、スパッと損切りするのです。

資金が残っていれば大丈夫です。次があります。ゆったり為替の設定では時間がかかりすぎると思う場合、ループイフダン(R)実況中の設定は参考になるでしょう。


利食い(または損切り)をするポイント設定


上の説明では、目標に到達できない場合、円高になり始めてから利食い(または損切り)を決めて実行する印象があります。しかし、ゆったり為替の経験から見ると、これは難しい技かもしれません。

というのは、成功していた時の含み益や確定益の大きさが頭に残ってしまうからです。

「先日までは大きな含み益があったのに、今はこれだけ。利食いしたくないなあ。」
「ここで損切りするよりも、待った方がいいのでは?上昇するかもしれないし。」

こうなると、決済するのは至難の業になってきます。こういった状況でも利食いや損切りをするためには、「取引を開始するときに、どうなったら利食い(または損切り)するかを決めておく」ことが大切になるでしょう。

まだ損も得もない時に考えますので、冷静に合理的に考えることができます。


→ アイネット証券の詳細説明および口座開設


→ ループイフダンで安全度が高い設定をする場合
→ 意外に含み損が少ない理由を確認【ループイフダン実践記録】
→ ループイフダン成績分析:設定よりも利食い額が10%以上大きい!
→ ループイフダン実践記録1:実弾トレードで有効性を検証!
ゆったり為替のループイフダン設定:

1 通貨ペア: 豪ドル/円(AUD/JPY)
2 取引1回あたりの取引数量: 1,000通貨
3 売買の方向: 買い 
4 値幅: 40銭
5 最大ポジション数: 87
6 ロスカット想定値: AUD/JPY=54.00円(実際にロスカットするか不明) 
7 トレード開始日: 2015年11月2日(月)
8 円安許容値: AUD/JPY=89.00円
(89.00円を超えたらトレードを休止。ある程度円高に復帰したら、トレード再開)