470157-1長期トレードに関する第6回です。

今回は、実際にトレードする際の利食いや損切りの大きさについて確認しましょう。 

下は、米ドル/円(USD/JPY)の長期チャートです。トライオートFXからの引用で、2009年くらいからを示しています。

usdjpy-monthly-chart-20161212

ここで注目したいのは期間の長さでなく、値動きの範囲です。

2011年: 75円台
2015年: 125円台

値動きの範囲は50円もあります。50円とは5,000銭です。とても大きいです。ということは、月足でトレードする場合の損益は少なく見積もっても何百pipsであり、1,000pips~2,000pipsになる場合もあると予想できます。

次に、週足チャートを確認しましょう。

usdjpy-weekly-chart-20161212

2016年: 100円くらい
2015年: 125円くらい

週足チャートで見ても、値動きの範囲は大きいです。およそ25円(2,500銭)です。よって、週足でトレードする場合、損益は500pips~1,000pipsくらいは狙えるかな、と予想できます。

以上、月足と週足をざっと眺めました。いずれの場合も、値動きがとても大きいと分かります。デイトレードやスイングトレードの場合と比べると、数字がとても大きいと分かります。


よって、取引の数量は「小さすぎるかな?」と思えるくらいでちょうどいいです。

例: 取引数量が1万通貨の場合

1,000銭(pips)の損益を出す場合・・・10万円の損または益
2,000銭(pips)の損益を出す場合・・・20万円の損または益

わずか1万通貨の取引でも、週足から月足のトレードだと損益が大きくなることが分かります。10万通貨を取引すると100万円を超える損益になります。よって、最初は1,000通貨でも十分なくらいです。

経験値を積み上げながら、ゆっくりと取引数量を増やしていきます。


長期トレードの特徴シリーズ:
その1: メリットとデメリット
その2: 口座選択基準
その3: 週足でもピンバーやペナントが機能する!
その4: 経済指標分析が有効(月足チャート)
その5: 実体経済がチャート分析を無効化する場合(月足)
その7: トレードに要する期間
その8: 含み損に対する心構え
その9: 実際のトレード例