446376-1チャート分析やトレード手法と言えば、日足またはそれよりも短い足で考える場合が多いかもしれません。

しかし、週足チャートでもトレードが可能ですので、確認しましょう。 

下のチャートは豪ドル/米ドル(AUD/USD)の週足です(トライオートFXから引用。以下同じ)。矢印を2つ追加しました。
audusd-weekly-201701

矢印部分で下向きのピンバー(pin bar)が出現していると分かります。そして、見事に下落しています。

ピンバーのメリットは、トレンドの最初期から取引を開始できることです。左側の矢印で取引を開始した場合、最大で1,000pipsの利食いを狙えました。右側の場合は500pips以上です。

実際にこれだけの利幅を取れるかどうか不明です。しかし、トレンドが発生した初期から勝負できるので、全く不可能な数字というわけではないでしょう。

なお、ピンバーは単独で使うとダマシに遭いやすいです。他のインジケーターや補助線と併用すると好成績にしやすいと思います。


次に、同じチャートで補助線を2つ引いたのが下のチャートです。見事にペナントを形成していると分かります。

audusd-weekly-2-201701

そして、為替レートはペナントを下方向に抜けていったことが分かります。どこまで下方向に進むでしょうか。興味深いです。

Yen.SPA!の取材を受けた時、豪ドル/米ドル(AUD/USD)がいい感じでトレードチャンスになっていました。ペナントを下方向に抜けた直後だったのです。そこで、ペナントの考え方をYen.SPA!編集部の方に伝えました。

それは2か月くらい前の話だったのですが、雑誌出版時でもなお下落トレンドが続いていました。上のチャートの時点でも、まだトレンドは継続しています。

週足の場合、このトレンドの継続期間が長いというのも特徴にあげられるでしょう。


以上の通り見ますと、豪ドル/米ドル(AUD/USD)の週足でもチャート分析だけで勝負できると分かります。ただし、上のチャート表示期間は10か月くらいです。10か月で数回しか取引チャンスがなかっただろうと思います。

よって、取引機会の回数を確保するには、数多くの通貨ペアのチャートをチェックする必要があるでしょう。

なお、週足ですので、週末にチャートを確認して月曜日に取引を始めるという感じで大丈夫です。


長期トレードの特徴シリーズ:
その1: メリットとデメリット
その2: 口座選択基準
その4: 経済指標分析が有効(月足チャート)
その5: 実体経済がチャート分析を無効化する場合(月足)
その6: トレード1回当たりの損益の大きさ
その7: トレードに要する期間
その8: 含み損に対する心構え
その9: 実際のトレード例