116107-2ポンド/円(GBP/JPY)や豪ドル/円(AUD/JPY)に比べて、あまり円高になっていないように見えるユーロ/円(EUR/JPY)です。

しかし、現在は重要水準に位置していると考えています。その様子を確認しましょう。 

下のチャートは、ユーロ/円(EUR/JPY)の週足です。トライオートから引用しました。

201601eurjpy

2016年1月23日現在、ユーロ/円(EUR/JPY)は128円台にあります。2015年末に大きく上昇して以降、下落局面になったようにも見えますが、大きく崩れることなく今まで来ているように見えます。

このチャートに、下の補助線を追加します。

201601eurjpy-2

ここが重要水準だと考えています。2013年と2015年に、この水準で為替レートが反発していることを確認できます。現在の為替レートをよく見ると、少し円安方向に反発しているように見えます。これは、週足で見たこの重要水準が作用していると予想します。

この相場の壁は2013年から継続して生きていると仮定しますと、この水準を下回ると大きく円高になる可能性があるでしょう。

具体的な円高目標値を出すことは難しいかもしれません。というのは、このラインを下回ると、相場の壁らしいものを探すのが難しいからです。一気に円高方向に動くことも想定に入れています。

というわけで、ゆったり為替はこの水準を明確に下回るかどうかに着目しています。


では、経済の実態部分では、日本とユーロ圏はどちらが弱いでしょうか。より弱い国や地域の通貨は弱くなると予想できます。

日本・・・日銀は、必要ならばさらに金融緩和を実行する旨を示唆しているようです。
ユーロ圏・・・ユーロ圏も同様の模様です。

お互いが弱さを競っているような状態です。ファンダメンタルズからは、ユーロ/円(EUR/JPY)の行方を予想するのは難しいかもしれません。

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