トルコリラ円:投資用自己資金の何%まで取引してよいだろうか

071390-2ゆったり為替のブログやサイトでは、トルコリラ/円(TRY/JPY)の話が比較的多く出てきます。

では、新興国通貨ペアの売買について、安全度を考慮して、投資資金の何%くらいまで投資しても良いでしょうか。

投資資金の10%未満

これはゆったり為替の意見ですが、トルコリラ/円(TRY/JPY)や南アランド/円(ZAR/JPY)などの新興国通貨ペアで売買する場合、使用する証拠金は投資用自己資金の10%未満に抑えるのが適切と思います。

投資資金が100万円なら10万円未満、1,000万円ならば100万円未満ということです。10%未満という数字に確たる根拠はありません。それくらい小さい数字にすべきという意味です。

稀に、機関投資家のプロトレーダーだった人と意見交換する機会があります。その中でゆったり為替のブログを紹介すると、通常は否定的な意見をもらいます。理由は一つです。新興国通貨ペアを紹介しているからです。

ゆったり為替自身は機関投資家で働いた経験はありませんが、機関投資家のプロは新興国通貨ペアで取引するのはありえないそうです。リスクが大きすぎるからです。

機関投資家のプロトレーダーがトルコリラ/円(TRY/JPY)などを取引しないのは、十分に理解できます。スプレッドが業界最小水準なのはSBIFXトレードですが、それでも4.8銭です。米ドル/円(USD/JPY)とは比較になりません。

また、彼らはスワップポイント狙いの取引をしないと思います。通貨やその背後にある国家の安定性にかなりの配慮が必要なことを考慮すれば、新興国通貨ペアで取引しないのは自然な選択だと思います。

機関投資家は巨大組織です。上司、他部署、機関投資家に資金を出している投資家…様々な利害関係者にトルコリラ/円(TRY/JPY)を取引する理由を説明するだけでも大変でしょう。

しかし、私たち個人投資家は、機関投資家にないメリットがあります。

・含み損になっても、説明して回る必要なし。
・損してもクビにならない。
・長期トレードができる(決算を気にする必要なし)。

この流れで、トルコリラ/円(TRY/JPY)や南アランド/円(ZAR/JPY)を選択肢にできるでしょう。ただし、国家の安定性に特段の配慮が必要だというのは変わりません。そこで、自己資金に対して取引金額をわずかに抑えるべきだと思います。

個人と機関投資家の状況などについて、3回シリーズでまとめていますので、ご覧ください。下のリンクは第1回目の記事です。

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