くりっく株365では、株式取引と同じように取引手数料が必要です。
FXをしていると、その存在を忘れがちになりますが、FXでも支払っています。手数料相当分がスプレッドの中に入っていて見えないだけです。
というわけで、くりっく株365の手数料を比較してみましょう。
くりっく株365の手数料比較
手数料が安い方から順にご案内します(下は1枚あたりの金額で、税込です)。
調査日:2021年5月28日
証券会社名 | NYダウ以外 | NYダウ |
ひまわり証券 | 147円 | 15円 |
日産証券 | 154円 | 77円 |
auカブコム証券 | 156円 | 16円 |
SBI証券 | 156円 | 30円 |
岡三オンライン | 156円 | 30円 |
岩井コスモ証券 | 220円 | 22円 |
マネースクエア | 303円 | 33円 |
KOYO証券 | 330円 | 33円 |
フジトミ | 440円 | 44円 |
AIゴールド証券 | 440円 | 44円 |
豊トラスティ証券 | 990円-1,870円 | 99円-187円 |
NYダウ以外の3つ(日経225、DAX、FTSE100)につき、上位5位までだったら、どこで取引しても同一だと言ってしまえるくらいの状況です。…と書いては、ひまわり証券に失礼かもしれません。
1位になっている企業努力を、高く評価すべきでしょう。
NYダウについて見ますと、ひまわり証券とauカブコム証券が、他社を大きく引き離しています。
すなわち、両方ともひまわり証券が最安手数料ということになります。
くりっく株365の取引単位
ちなみに、くりっく株365の取引単位は「1枚」です。1枚の意味は、以下の通りです。
リセット付商品で1枚とは
- 株価指数×100円:日経225、DAX、FTSE100
- 株価指数×10円:NYダウ
例えば、日経平均株価が20,000円ならば、1枚は200万円です。NYダウが30,000ドルなら、1枚は30万円です。
200万円は大きな数字に見えますが、FXと同じようにレバレッジ取引が可能です。よって、比較的小さな金額で取引可能です。
FXと比べて、株式の価格変動率は大きいですから、利食い・損切りはしっかり実行しましょう。
日経225の価格が1円動くと、損益は100円動きます(取引数量が1枚の場合)。すなわち、手数料は本当に微々たる大きさだということになります。
業者の選択基準
誰もが手数料が安い業者から1社を選ぶとすると、ひまわり証券の独壇場となります。しかし実際には、10社ほどが顧客を継続的に惹きつけています。
この理由は、手数料以外の要素があるからでしょう。価格変動によって生じる損益に比べて、手数料はとても小さいです。
そこで、それぞれのツールを比較して、最も使いやすい証券会社で取引すればOKです。
手数料で差が小さく、売買できる金融商品が同一なら、ツールの使い勝手も加味して比較するのが自然です。
建玉整理の手数料
次に、建玉整理について、比較しましょう。建玉整理とは、両建てを解消する取引を指します。下の例を見ながら、確認しましょう。
左側で、両建てになっています。買いが6枚、売りが2枚です。買いと売りが同時に存在しますので、両建てです。
ここで、両建てを解消したとします。買いと売りのポジションを、それぞれ2枚減らします。結果、買いが4枚、売りが0枚となります(右側)。
会社等 | 手数料 |
全社 | 無料(0円) |
建玉整理の手数料は、全社無料です。なぜなら、くりっく株365運営会社(東京金融取引所)が、免除だと明示しているためです。
両建て取引を使うユーザーにとって、うれしい仕組みです。
【当ブログ限定】岡三オンライン口座開設キャンペーン
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キャッシュバックが3,000円で、1枚当たりの手数料は156円ですから、20枚弱の手数料が無料になるのと同じ計算になります。
ただし、手数料が無料になるのではなく、現金をもらえます。取引しなくても現金を直接もらえるのは、とてもうれしいです。
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