492142-1まだ決定ではないですが、金融庁から案が出されました。
→ 金融庁の案

ざっくり書くと、「くりっく365とくりっく株365の間で、証拠金を自動で融通しあえる制度を採用したいなあ」ということです。

もっと分かりやすく書くと、以下の通りです。 

今まで:
FXとCFD(くりっく株365)は別の取引なので、FXに充当した証拠金をCFDに使うことはできません。FXの証拠金をCFDで使いたかったら、証拠金をCFD口座に移動する必要があります。

今後こうなるかも?:
FXとCFDの口座間で、証拠金をいちいち移動しなくてもOK。CFDの証拠金がピンチになっても、FX口座の証拠金に余裕があれば大丈夫。証拠金の合計額で判断します(合算処理)。

イメージ図は下の通りです。棒グラフは証拠金額を示します。CFD口座がピンチになるとき、手作業でFX口座から証拠金を移動する必要はありません(FX口座がピンチになる場合も同じ)。

cfd-fx

これはとても便利ですが、まだ制度として決定したわけではないです。しかし、日経新聞によると、2017年3月末にも実現する見込みだそうです。
→ 日経新聞の記事(2016年12月23日)

また、金融庁の案には、こんな一文があります。

なお、証拠金を合算して管理するための詳細なルールを予め定めておく必要があることから、金融商品取引所がそのルールを定めている場合に限り、証拠金を合算して管理できることとします。

少々分かりづらいですが・・・金融商品取引所(今回の場合は事実上、東京金融取引所)の準備ができたら実施していいよ、と書いてあります。東京金融取引所が、くりっく365とくりっく株365を運営しています。

東京金融取引所がルールを定めれば、他社でも合算処理していいよ・・・という意味ではないでしょう。たぶん。日経新聞の記事もその趣旨で書いてありますし。

というわけで、東京金融取引所にとって有利な制度です。そこで、彼らは速攻で準備を進めることでしょう。あるいは、もう準備は終わっているかも・・・。


CFDができる他社への影響が大きいかも?

これはとても便利です。ということは、他社への影響が大きいかもしれません。

すなわち、FXとCFDの両方のサービスを展開する業者にとっては、今回の内閣府令の改正は脅威になるかもしれません。

というのは、くりっく365とくりっく株365は、特に手続きしなくても証拠金が融通できるのに対し、他社の場合は口座間で証拠金を融通できないからです。

証拠金が融通できていたら強制ロスカットにならなかったはずなのに、他社のCFDを使っていたから強制ロスカットになってしまった・・・こんな例が出ても全く不思議ではありませんし、出る可能性はあるでしょう。

というわけで、以下の4つでCFD取引をしつつFXもしたいという場合は、くりっく株365が有利だということになります。

・ 日経225
・ NYダウ
・ DAX
・ FTSE100

トラリピのマネースクウェア・ジャパンでは、くりっく株365とFXの両方の取引ができます。わざわざ資金移動しなくても、FXと株式CFDの両方でトラリピができるということになります。

→ くりっく株365の配当金額予想
→ くりっく株365とFXを比較
→ M2Jのトラリピで押さえておくべき3つのメリット
→ くりっく株365でNYダウを攻めるメリット