イギリス国民投票のオッズは、1週間でどう変わった?【2016年6月19日】

神主ネコ先週6月11日に、イギリスのブックメーカー(賭け屋)のオッズを確認しました。

それから1週間が経過しました。イギリスのEU離脱確率(オッズ)はどのように変わったでしょうか。

賭け率の推移

下のキャプチャは、2016年6月11日記事に掲載したものです(引用元:oddschecker)。6月11日時点で、イギリス残留のオッズは1.3倍くらい、離脱のオッズは3.5倍くらいだと分かります。残留が優勢です。

brexit-20160611

表の読み方につきましては、「イギリスの賭け倍率は?【イギリスのEU国民投票】」でご確認ください。

そして、下のキャプチャは、6月19日早朝のものです。

brexit-odds-20160619

 

6月19日早朝時点で、イギリス残留のオッズは1.44倍くらい、離脱のオッズは2.75倍くらいです。

残留のオッズはわずかに上昇しました。一方、離脱のオッズは1倍くらい低下しました。この結果、両者の差はかなり縮まりました。しかし、依然として残留のオッズの方が小さく、各種世論調査の傾向とは異なる印象があります。

残留のオッズの方が低い傾向は、ここ1週間で変わっていません。

しかし、先日の不幸な事件を受けて、世論の向きが一変しているかもしれません。このあたりの状況については、報道を待ちましょう。

ブックメーカーの賭け率はどの程度信用できる?

では、このブックメーカーの賭け率は、世論調査と比較して、どの程度信用できるのでしょうか。過去のデータを分析したわけではないですが、予想してみます。

世論調査:

回答したくなければしなくてもOKだし、ウソの回答をしてもOK。また、良く分からないけれども適当に回答してみるというのもOK。

というわけで、世論調査を時系列で並べて、大まかな推移を把握するという程度ならば有効かもしれません。

しかし、どこまで信用できるのかは不明です。調査対象となる人をどのように選ぶか?という問題もあります。特定の思想を持つ集団に世論調査すれば、実態とかけ離れた数字になる可能性もあるでしょう。

ブックメーカーの掛け率:

一方、ブックメーカーの掛け率の場合、参加者は自分のお金を投入しています。勝てばお金が増える一方、負ければお金が失われます。

というわけで、参加者は勝つために真剣に考えます。そして、自分のお金が増えるように行動するでしょう。適当に行動して自分のお金を失いたくありません。よって、世論調査よりもブックメーカーの掛け率の推移の方が信頼度が高いと予想します。

(とはいえ、サッカーのプレミアリーグで5,000倍が当たったという例もありますが・・・)

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